メインビジュアル:【図解】GA4で流入元・流入経路を調べる方法とは?GA4の基本機能を解説

【図解】GA4で流入元・流入経路を調べる方法とは?GA4の基本機能を解説

GA4(Googleアナリティクス4)を導入したけれど、「サイトに訪れているユーザーがどの経路から流入しているかよく分からない」と感じているWeb担当者の方は多いのではないでしょうか。実は、GA4の流入元分析を正しく行うことで、どのチャネルからの流入が最も成果につながっているのかを把握でき、マーケティング施策の効果を飛躍的に向上させることが可能です。本記事ではGA4初心者の方にも分かりやすく、流入元の調べ方とその活用方法を詳しく解説します。

GA4の流入元分析とは?知っておくべきメリットと目的

GA4(Googleアナリティクス4)における流入元分析とは、サイトへの訪問者がどの経路を経てサイトにたどり着いたかを調べる分析手法です。例えば検索エンジン、SNS、広告、直接訪問など、ユーザーがどこからサイトに流入したのかを把握できます。流入元分析を通じて、集客施策の効果や問題点を明確化し、効果的な改善施策を打つことが可能となります。

流入元分析をする目的とGA4導入の意義

Webマーケティングにおいて流入元分析を行う最大の目的は、「集客の最適化」です。どの経路から訪れたユーザーが成果に繋がっているかを特定し、広告やコンテンツへの投資配分を最適化するために重要な指標となります。またGA4は従来のGoogleアナリティクス「ユニバーサルアナリティクス(UA)」と比較して、ユーザー行動をより詳細かつリアルタイムに追跡・分析できるため、より高度なマーケティング戦略を立てることができます。

GA4で流入元分析を行うメリット

GA4で流入元分析を行う主なメリットは、以下のように整理できます。

  • マーケティング施策の成果が明確化され、ROI(投資収益率)の改善につながる
  • 各流入元ごとのユーザー行動を深掘りできるため、ターゲットのニーズを正確に捉えることができる
  • リアルタイムデータを活用し、迅速かつ柔軟なマーケティング施策の見直しが可能

例えば、ある企業はGA4導入後、SNS広告からの流入が多いもののコンバージョン率が低いことを把握し、広告メッセージを調整した結果、コンバージョン率が30%改善しました。このように流入元を正確に把握することで効果的な改善施策が可能です。

【図解あり】GA4でサイトの流入元を確認する具体的な方法

GA4を使ってサイトの流入元を確認するためには、いくつかのレポートを活用します。ここでは初心者の方でも分かりやすく図解を交えながら、GA4管理画面での具体的な操作方法を解説します。

GA4の管理画面の見方・基本用語の理解

まずはGA4の基本的な管理画面の構造を理解しましょう。左側メニューには「ホーム」「レポート」「探索」「広告」「管理」という項目があり、それぞれの用途に応じて使い分けます。「レポート」ビュー内では、「集客」から「トラフィック獲得」レポートを選択し、具体的な流入元を調べることが可能です。また、「セッション」「ユーザー数」「エンゲージメント率」などの基本用語を理解することで分析精度が向上します。

「集客」レポートを使った流入チャネルの確認方法

GA4の管理画面左側のメニューから「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」と順番にクリックすると、流入チャネル別のデータが表示されます。この画面では、各流入チャネルごとにユーザー数やセッション数などの基本データを確認できます。例えば、「Organic Search」と表示されている場合はGoolgeやYahooなどの検索エンジンからの流入を意味します。

「集客」レポートを使った流入メディア(参照元)の確認方法

「トラフィック獲得」レポート画面で、チャネルグループを参照元/メディアに切り替えることで、より詳細な流入元の確認ができます。グラフの下に表示されるプルダウンメニューより「セッションの参照元/メディア」を選んでください。

チャネル別では、大まかな流入種別のみ表示されていましたが、こちらのビューでは、例えば検索エンジンであれば、Google・Yahoo・Bing各検索エンジンごとの流入データを確認できます。

「トラフィック獲得」レポートの活用方法

トラフィック獲得レポートでは、流入元ごとの詳細な分析が可能です。このレポートを使うと、どの流入元がどれだけのエンゲージメントを獲得しているかを確認できます。また、「イベント」や「コンバージョン」などの細かな指標も表示でき、流入元別に成果を測ることも可能です。

【一覧表付き】GA4で確認できる流入元とチャネルの種類・特徴

GA4の流入元分析を正しく行うためには、用語の意味を明確に理解する必要があります。まずは基本的な用語を整理し、その上でGA4で確認可能な主なチャネルの種類と特徴を見ていきましょう。

GA4で使われる流入元分析の用語の整理

流入元分析を行う際には以下の用語を理解しておくことが重要です。

用語内容
チャネル決められたルールに基づいて流入元を分類したもの
参照元ユーザーが訪問前にいたサイトのドメイン
メディアユーザーが訪問前にいたサイトの種類
参照元URLユーザーが訪問前にいたサイトのURL

GA4で分析可能な主なチャネルの種類と特徴

GA4で表示される主なチャネルを以下の一覧で紹介します。

チャネル特徴・意味
Organic Search検索エンジンからの自然な流入
Referral他のサイトからの流入
DirectURLの直接入力、ブックマーク、アプリからの流入
Paid Search有料検索(リスティング広告)からの流入
Displayディスプレイ広告からの流入
Organic SocialSNS上の広告以外のリンクからの流入
Paid SocialSNS広告からの流入
Emailメールからの流入

各チャネルの特性を理解することで、どの施策が最も効果を上げているか、また改善が必要な施策がどれかを正確に判断できるようになります。

GA4の流入元レポートで見るべき指標と活用方法

GA4の流入元レポートで正確に分析を行うためには、どの指標を見るべきかを知っておく必要があります。ここでは、代表的な指標とそれらを活用した分析方法を詳しく解説します。

指標概要・分析ポイント
ユーザー数
セッション数
    
流入元別にユーザー数や訪問回数を把握し、どの経路が最も多くのユーザーを呼び込んでいるかを分析
エンゲージメント率
(離脱率)
流入したユーザーがどれくらいサイトに興味を持ち、長く滞在したかを判断。離脱が多い場合は改善施策が必要
コンバージョン率流入元別に目標達成率を確認し、効果の高いチャネルへの予算配分を最適化する

ユーザー数・セッション数

ユーザー数は、サイトに訪れたユニークな(一定期間の)訪問者の数を示します。セッション数は訪問者がサイト内で行った訪問の回数を示します。サイトへの訪問から離脱までを1セッションとし、同じサイト内で閲覧したページ数はセッション数に影響しません。また、同じユーザーでも訪問から離脱までを複数回行えば1セッションとしてカウントされます。これらの指標を流入元別に比較することで、最も訪問数を稼いでいる経路を特定できます。

エンゲージメント率・離脱率

エンゲージメント率はユーザーがどれくらいページを閲覧し、アクションを起こしたかを示す指標です。エンゲージメント率はエンゲージメント セッション数に基づきます。Googleではエンゲージメント セッションを以下の条件でカウントしています。

・エンゲージメント セッションとは、次のいずれかの条件を満たすセッションを指します。
 ・10 秒以上継続する
 ・キーイベントが発生する
 ・ページビューまたはスクリーン ビューが 2 回以上発生する

https://support.google.com/analytics/answer/12195621?hl=ja

従来のUAに表示されていた「離脱率」はGA4ではなくなっていますが、「離脱数」は確認可能です。離脱数はメニューの「探索」にて、レポートを設計することで確認ができます。離脱率が高い場合は、流入したページに問題がある可能性があります。これらを確認してページ改善を進めましょう。

コンバージョン率

コンバージョン率は訪問したユーザーのうち、実際に購入やお問い合わせなどの目標行動を取った割合です。流入元別にこの指標を比較し、最も費用対効果の高いチャネルに予算を集中させることが重要です。

流入元分析を活用した改善事例

GA4の流入元分析を実際の施策改善に活かした事例を紹介します。具体的な事例を通じて、流入元分析がもたらす効果を実感してください。

流入元分析を元にしたコンテンツ改善で問い合わせ率向上

ある中小企業はGA4の流入元分析を通じて、自然検索(Organic Search)からの流入が多いにもかかわらず、問い合わせ率が低いことを確認しました。そこで、流入元ごとにユーザーがよく訪問するページを精査し、コンテンツを見直しました。その結果、ユーザーが求めている情報が整理され、問い合わせ率が25%向上しました。

流入元を基に広告予算を最適化し費用対効果改善

ECサイトを運営する企業では、GA4を用いてPaid Search(有料検索)やPaid Social(SNS広告)からの流入とコンバージョン率を比較しました。その結果、SNS広告は流入数は多いがコンバージョンが低いことが判明し、予算をリスティング広告に集中させました。この調整により、広告費を変えずにコンバージョン数が30%増加しました。

まとめ

GA4を活用した流入元分析は、自社のWebマーケティング施策を改善し、効率的に集客力を高めるために非常に重要です。特に流入元ごとのユーザー行動を深掘りすることで、成果に直結する具体的な施策を立案しやすくなります。

シンプリックでは、多数の企業様へのGA4導入支援や流入元分析をもとにしたマーケティング改善を実施し、明確な成果を上げてきました。今回の記事で紹介した分析手法や事例を活かし、自社の課題を洗い出し、施策を見直してみてはいかがでしょうか。

GA4の導入や活用方法に関するご相談や支援を希望される場合は、ぜひシンプリックにお問い合わせください。経験豊富な専門スタッフが具体的なアドバイスとサポートを提供します。

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