wordpress
  • SEO対策

WordPressのテーマ変更はSEOに影響する? メディア運営者が知りたいSEOとテーマの関係性

サイト運営でよく用いられるWordPressですが、その大きな魅力が豊富なテーマです。テーマとは、Webサイト全体のデザインテンプレートのこと。複数のファイルがパッケージとなっており、一式をセットでインストールすることで、誰でも簡単にサイト制作ができます。

WordPressのテーマを取り扱ううえで気になるのが、テーマを変更することがSEOにどんな影響を与えるのかということです。サイト内の記事やURLが変化するわけではないため、SEOには関係ないのでしょうか。サイト運営で気になる、WordPressテーマとSEOの関係性を解説します。

そもそもSEO対策についての理解が浅い方は、以下の記事も併せてお読みください。

【2023年最新・完全版】SEO対策とは?初心者向けに「どこよりも」わかりやすく解説!

弊社シンプリックでは現在、社数限定で"SEO/Web集客の無料コンサル"を実施中です。
貴社サイトを分析し、課題・施策案を資料にまとめてプレゼンいたします。
>>無料コンサルを受けてみる

「訪問者数・コンバージョン数を増やすために」というテーマの元、プロのWeb集客コンサルタントが15年以上にわたり蓄積してきたノウハウを出し惜しみせずご提供し、確実に価値あるお時間を作ります。

Googleのジョン=ミュラー(John Mueller)氏の発言から考察する

WordPressのテーマは現在、無料・有料合わせるととても多くのテーマが公開されています。サイト運営に携わったことがある方であれば誰しも一度はテーマを利用したことがあるのではないでしょうか。

テーマとSEOの関係性を考えるうえで、Googleのジョン=ミュラー(John Mueller)氏の発言に注視したいと思います。ミュラー氏は、以下動画内で解説しています。

サイトの色を変えた程度ではSEOに影響はない

ミュラー氏は『テーマを変更し、サイトの色を変えた程度ではSEOに影響はない』と語っています。ただし、テーマを変えたことで以下のような変化が見られる場合は、多少なりともSEOに影響があると語っています。

  • 内部リンクの構造
  • ページの表示速度
  • コンテンツの表示方法(見出しタグ、画像、テキストなど)
  • 構造化データ
  • コンテンツのオプション

※ ただし、ミュラー氏は「コンテンツのオプション」が具体的に何を指すのかは動画内で解説していません

ここから推察されることは、どれもSEO内部施策のチェック項目であるということです。つまり、WordPressのテーマ変更を行なう際は、SEO内部施策のチェック項目と照らし合わせながらマイナスな点がないか考えてください。

テーマ変更後に推奨されるアクション

SEO内部施策のチェック項目に合わせてテーマ選びを行なうこと以外にも推奨される取り組みがあります。ここでは3点に分けて解説します。

テストサイトで確認してからインデックスさせる

WordPressのテーマは、事前のデモ画面と実際にインストールしてサイトに反映させた際の見え方に多少の違いが見られることがあります。「本番反映させるとイメージと違った……」という失敗を避けるためにも、テーマの変更はテストサイトで事前にチェックしておくことを推奨します。

テストサイトとは、サイト全体をインデックスされないよう設定変更したうえで、Web上に公開することです。これにより、もしSEO内部施策の観点から評価が下がる状態になっていても、SEO効果のマイナスを避けることができます。サイトへのインデックス設定の切り替えは、WordPressの管理画面より行なえます。

テーマが生成したhtmlファイルをチェックする

記事前半でご紹介した動画内で、Googleのミュラー氏はテーマ変更後にhtmlファイルを確認すべきと語っています。社内にhtmlファイルを確認できる人がいればチェックしてもらいましょう。また、htmlソースコードのエラーを確認できるツールも存在しますので、ぜひ利用してみてください。

ツール名ツール 詳細
Another HTML -lint独自の基準に基づきhtmlの正しさをチェックしてくれる。エラーが出た箇所を初心者でもわかりやすく解説してくれると評判。全て無料で利用可能
HTMLエラーチェッカーChromeの拡張機能。htmlの開始・終了タグの過不足などを検出できるツール。調査したいページを開き、Chromeの右側のアイコンをクリックするだけでチェックできる
W3C Markup Validation ServiceW3C(World Wide Web Consortiun)が提供しているチェックツール。URL入力だけでなく、HTMLをそのまま貼り付けても確認できる。W3Cはhtmlとcssの文法ルールを定めている団体なので、チェックの精度が高いと評価されている

検索エンジン最適化(SEO) スターターガイドを精読する

動画内でミュラー氏は、Googleが発信している『Google 検索セントラルブログ』の重要性も説いています。特にSEO施策に初めて取り組む方には、「検索エンジン最適化(SEO) スターターガイド」を精読されることを推奨します。

ページ内に記載されている内容は多いですが、SEO施策に関する基本的な事項が網羅的にまとめられていますので、内部施策のポイントを再確認するためにもぜひ目を通しておきましょう。

まとめ

記事でお伝えしたように、WordPressのテーマとSEOは内部施策の評価という点で関係します。新しいテーマに変更する際は、変更によって内部施策の評価を損ねないかを意識してください。その結果、SEO評価だけでなく、デザイン面も魅力的なサイトに仕上がるとよいですね。

【無料】資料ダウンロード

Webコンテンツ診断サービス

300サイト以上の集客改善経験を駆使し、SEO視点でサイトの課題を洗い出してWeb戦略を構築します

  • アクセスをコンバージョンに結び付ける
  • サイトの課題を洗い出し、現状と理想のギャップを知る
  • 理想を実現するための方向性を明確にする





関連記事

  1. SEOキーワードの選定方法をどこよりもわかりやすく解説!

  2. 【SEOはオワコン?】これからSEOを担当する人へ伝えたいこと

  3. SEOで得られる効果とは?効果が出る期間と方法を徹底解説!

  4. keyword-strategy-for-seo

    SEO対策でキーワード選定が重要な理由と料金相場を解説

  5. SEOの勉強方法を徹底解説!効果的な学習のコツを理解しよう

  6. アクセスアップに欠かせないSEO対策で見直したい7つの項目

  7. wordpress

    WordPress(ワードプレス)のSEO対策で抑えるべきこと。基本的…

  8. measures-of-Internal-SEO

    内部SEO対策の費用相場と具体的施策を解説

PAGE TOP