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被リンクを効率よく調べる方法|無料で使えるチェックツールも紹介

自社サイトの評価を上げるには被リンクが重要です。他のサイトからリンクを受ければ、自社サイトの信頼性や検索結果の順位が向上する可能性があるからです。

とはいえ、単純に被リンクの量が多ければ良いというわけではありません。重要視すべきは被リンクの「質」です。

そこで今回は、被リンクの調べ方や無料で使える調査ツールを詳しく解説していきます。被リンクを調べる際の注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「そもそもSEOについてあまり理解できていない」という方は、以下の記事も併せてお読みください。

【2023年最新・完全版】SEO対策とは?初心者向けに「どこよりも」わかりやすく解説!

被リンクを獲得する施策は、SEOの中で「外部SEO」に該当します。以下の記事で網羅的に内部SEOについて解説しているため、こちらも興味があればぜひお読みください。

SEO外部対策とは?実践方法をどこよりもわかりやすく解説!

被リンクの調査が重要な理由

被リンクとは、他のサイトから自社サイトへのリンクが貼られることで、「外部リンク」「バックリンク」とも呼ばれます。なぜ被リンクの調査が重要なのか、その理由を見ていきましょう。

SEO対策

検索エンジンは、被リンクの「質」を見てサイトの価値を判断しています。高品質で関連性の高い被リンクを多く獲得すれば自社サイトの評価が上がり、それが検索結果の順位向上やWebサイトの露出増加へとつながります。そのため、そうした被リンクがあるのかどうか、また、どのくらい被リンクされているのかを調べることが大事なのです。

信頼性のあるサイトや業界で注目度の高いサイトからの被リンクがあると自社サイトに対する価値も高まりやすいため、SEO対策のひとつとしてそうした被リンクがあるか調べることが重要です。

ペナルティの防止

反対に、質の悪い被リンクがあると、サイトの評価が下がるだけでなくGoogleからペナルティを受けるおそれもあります。そのため、被リンクを調べてリンク元ページの質をチェックしておくことが大切なのです。

特に、スパムリンク(内容が薄く、低品質のページから貼られたリンク。リンク元のページは自動プログラムで生成されていることが多い)やリンクファーム(組織型相互リンク。複数のサイトが相互にリンクを貼り合うことによってできたサイト群)といった質の悪い被リンクがあると、評価が下がったりペナルティの対象となったりする可能性が高いので十分注意しましょう。

無料で使える被リンクチェックツール6選

被リンクは、以下のような無料ツールを使って簡単に調べられます。

  • Google Search Console
  • Bing Webmaster Tool
  • Open Link Profiler
  • hanasakigani
  • itomakihitode.jp
  • Online Broken Backlink Checker

各ツールの特徴を詳しく見ていきましょう。

Google Search Console


Google Search Consoleは、Webサイトの各種パフォーマンスをモニタリングできる無料ツールです。SEO対策には欠かせないツールなので、必ず導入しておきましょう。

Google Search Consoleを使って被リンクを調べる方法は、以下のとおりです。

STEP1.メニューバーから「リンク」を選択する


STEP2.「上位のリンクされているページ」と「上位のリンク元サイト」が表示される


「上位のリンクされているページ」では、自社サイトの中で被リンクを獲得しているページと、各ページの被リンク数がわかります。「上位のリンク元サイト」では、被リンク元のドメインとリンクの総数がわかります。

いずれにしても、Google Search Console確認できるのは被リンクの「量」だけです。被リンクの「質」は調べられないので必ずリンク元ページがどんなページなのかを目視で確認しましょう。

Microsoft Bing Webmaster Tool


Microsoft Bing Webmaster Toolsは、Bingへのインデックスや検索結果の最適化などに活用するツールです。被リンク元のドメインや被リンク数、被リンクのアンカーテキストなどを調査することもできます。

Open Link Profiler


Open Link Profilerは、シンプルな被リンクチェックツールです。WebサイトのURLを入力すると、被リンクの数がグラフで表示されます。利用は無料ですが、メールアドレスの登録が必要です。

hanasakigani


hanasakiganiは、アカウントを登録しなくても無料で被リンクを調べられるツールです。調べたいURLを入力してボタンを押すだけで、被リンク数や被リンク元、タイトルを確認できます。

ただし、無料で利用できるのは1日1回までです。それ以上利用したい場合は、有料版に登録する必要があります。

itomakihitode.jp


itomakihitode.jpは、検索結果上位10サイトと自社サイトのSEO要素を比較できるツールです。自社サイトのURLとターゲットキーワードを入力すれば、被リンク数や被リンクドメイン数などを確認できます。ただし、無料版で利用できるのは1日1回までです。

Online Broken Backlink Checker

Online Broken Backlink Checkerは、被リンクのリンク切れを確認できるツールです。被リンクが切れた日付も分析できます。競合サイトの分析も可能です。

被リンクを調べるときのポイント

被リンクは、以下のポイントに注意しながら調べるようにしましょう。

  • 被リンクの量
  • 被リンクの質
  • アンカーテキスト

それぞれ解説していきます。

被リンクの量

被リンクの量は、SEO対策において大切な要素のひとつです。基本的に、被リンクの量が多ければ多いほど、検索エンジンからの信頼性を高められる可能性があります。ユーザーからの信頼や評価を得られる可能性も高まるでしょう。

被リンクの質

被リンクは量よりも質の方が重要です。被リンクの質は、被リンク元の信頼性や関連性によって決まります

質の高い被リンクとしては、上場企業が運営しているオウンドメディアや、業界の権威的なサイトからの被リンクなどが挙げられるでしょう。このようなサイトは検索エンジンにとっても信頼できる情報源と見なされているため、被リンクの評価も高くなる傾向にあります。

一方、スパムサイトや内容の薄いサイトからの被リンクは質が低いと判断されます。低品質な被リンクは、自社サイトの評価を下げる原因になるので注意が必要です。

いずれにしても、健全な戦略を展開して高品質な被リンクを獲得できるようにすることが、何よりも重要になります。

アンカーテキスト

アンカーテキスト(リンク先ページの内容を示す文字列のこと。HTMLコードで設定し、リンク元ページに表示される)の内容と関連性も、検索結果の順位に影響を与えることがあります。

たとえば、自社サイトのタイトルが「コンテンツマーケティングの重要性」である場合、コンテンツマーケティングに関連するキーワードを含んだアンカーテキストは、質の高い被リンクとして評価される可能性があります。

ただし、キーワードの過剰使用やスパム的なアンカーテキストは逆効果になるので注意しましょう。文脈に沿った自然なアンカーテキストを獲得することが大切です。

被リンクを増やす方法

魅力的で有益なコンテンツを作成すれば、被リンクを増やせます。言い換えれば、質の高いコンテンツを作成しなければ、他のサイトからの被リンクは獲得できません。

ソーシャルメディアで活発に情報を発信するのも、ひとつの方法です。多くの人が「有益な情報だ」と感じる内容を発信すれば、その情報は共有されやすいので、自然な被リンクの獲得につながります。

関連性の高いサイトに被リンクの依頼をしてみてもいいでしょう。ただし、この方法はスパム的な行為とみなされる恐れもあるので、過剰な依頼は禁物です。

被リンクの獲得方法について、以下の記事でより詳しく解説しているためぜひお読みください。

被リンクの獲得方法とは?獲得のメリットや効果的な被リンクについても解説

被リンクを拒否する方法

意図していない被リンクがされていた場合は、Googleの「リンク否認ツール」を利用することで無効化できます。

具体的な手順は、以下のとおりです。

▶STEP1.被リンクチェックツールで、被リンクの一覧を抽出します。被リンク元は「目視」で確認しましょう。

▶STEP2.Googleが低品質と判断する被リンクをリストアップします。品質の判断基準はGoogle公式の「リンクスパム」を参照してください。

▶STEP3.否認したい被リンク元のドメインまたはURLを、テキストファイルにまとめます。テキストに記載する際には、ドメインとURLを各行に記載してください。

#否認するドメイン
dmain:example.com
#否認するページ
https://aaa.bbb.com/sample01
https://aaa.bbb.com/sample02

▶STEP4.テキストファイルを「否認ツール」にアップロードします。


以上で完了です。特に難しい手順はありません。ただし、否認ツールは強力なツールなので、あくまでも最終手段として使うようにしましょう。

まずは、以下のような方法で被リンクを削除するようにしてください。

  • 被リンク元の管理者に連絡をして削除を依頼する
  • サーバーに連絡をしてリンク削除を依頼する

被リンクを調べて競合サイトと差別化を図ろう

SEO施策の成果を最大化させるためにも、被リンクの調べ方を確認して、定期的に被リンクの数や被リンク元をチェックしましょう。

良質な被リンクを獲得すれば、検索結果で上位に表示される可能性が高まります。逆に、質の低い被リンクは自社サイトの評価を下げる要因になります。

被リンクはサイトの露出とアクセス数の向上にも関連します。他サイトからの被リンクを通じて、新たなユーザーにアプローチする機会も広がるはずです。

良質な被リンクを獲得できるように質の高いコンテンツを作成し、サイトの成長と競合サイトとの差別化につなげましょう。

SEO施策には様々な視点が必要です。少しでも効率よくSEO対策を行いたいとお考えの方は、ぜひ弊社シンプリックの無料相談をご活用ください。お客様の現在抱えている課題や今後取り組もうとしていることなどをヒアリングしたうえで、弊社クライアントおよび弊社自身の成功事例をもとに、お客様が今取り組むべきことをお伝えし、弊社がどのような支援をできるかご説明させていただきます。

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