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SEO対策の見積もり額目安と外注時のチェックポイントを解説!

SEO対策に取り組むことで、WEB集客の活性化が期待できます。現代では、あらゆる業界・企業においてビジネスを成長させるために、WEBからの集客は欠かせません。

Googleなどの検索エンジンの検索結果でサイトを上位表示させられれば、サイトが24時間365日休まず、営業マンの代わりにお客様を連れてきてくれます。そのため、SEO対策には早いうちから力を入れて取り組みたいところです。

しかし、SEO対策に取り組んで成果を出すためには「専門知識」が少なからず必要であり、また多くのリソース(工数)がかかります。そのため、自社内だけで取り組むのが困難なこともあります。

そのような場合は、プロの会社にSEO対策を外注するのが良いでしょう。ただし、SEO対策を外注して期待した成果を出すためには、いくつか注意すべきポイントがあります。このポイントを知らずに「適当に」外注してしまうと、余分に費用がかかったり、全く成果が出ないという状況が起こり得ます。

この記事では、SEO対策を外注する前に知っておきたいSEOの基本知識を紹介し、プロの会社に外注した場合の対策内容や料金、また外注時のポイントや費用を抑えるコツについて解説します。

目次

SEO対策の見積もりを出す前に知っておくべき、SEOの基本知識

SEO対策を外注して期待した成果を出すためには、発注側がSEO対策の基本知識を理解しておく必要があります。基本知識の理解ができていない場合、会社のWeb集客の中核となるSEO対策を「丸投げ」することになる可能性が高いです。

丸投げをした場合、外注先の会社がどのようにSEO対策を進めているかイマイチ分からず、成果が出なかった場合に何が原因かつかめないかもしれません。もしかしたら、外注先の会社がサボっている可能性もあります。外注先の会社と適切にコミュニケーションを取り、一緒にSEO対策を成功させるためにも、基本知識はしっかり理解しておきましょう。

SEO対策とは

SEO対策とは、「検索エンジンの検索結果で、サイトが1ページ目の上のほうに表示されるようにする対策」です。「Search Engine Optimization」の単語の頭文字を取って「SEO」といい、日本語に直訳すると「検索エンジン最適化」です。

検索エンジンとは、GoogleやYahoo!などの「情報を検索できるサービス」です。検索エンジンのシェアの大半はGoogleであるため、SEOでは「検索エンジン = Google」と解釈しても問題ありません。

個人でサイトを運営している方から、中小企業、世界的な大企業まで、ありとあらゆる個人・企業がこのSEO対策に取り組んでいます。中長期的にWEB集客を成功させるために、欠かせない対策の一つです。

SEO対策のメリット

SEO対策に取り組み、運営しているサイトがGoogleの検索結果で上位表示されることは、ビジネスの成長につながります。

ここでは、SEO対策の主なメリットを3つ紹介します。

多くの方がサイトにアクセスしてくれる

運営しているサイトがGoogleの検索結果で上位表示されるようになると、多くの方がサイトにアクセス(訪問)してくれるようになります。

せっかくサイトを運営しているのですから、多くの方にサイトを見つけてもらい、アクセスしてほしいのは当然です。検索結果で上位表示されれば、より多くの方の目につきやすくなります。

例えば、Googleで「東京 パーソナルジム おすすめ」というキーワードで検索すると、検索結果は以下となりました(2023年1月8日現在)。

通常、Googleの検索結果には1ページごとに「10件」のサイトが表示されます。検索結果の画面を下にスクロールすると、2ページ目、3ページ目…に移動するためのボタンが表示されます。

あなたも普段、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで何か調べ物をすることがあるでしょう。その際、2ページ目以降の検索結果を表示することは少ないのではないでしょうか。2ページ目ならまだしも、3ページ目以降の検索結果を確認することはほとんどないでしょう。

また、検索結果の1ページ目に表示された10件のサイトの中で、「一番上に表示されているサイト」と「一番下に表示されているサイト」の、どちらをクリックすることが多いでしょうか。おそらく、一番上に表示されているサイトをクリックすることのほうが多いでしょう。

Googleなどの検索エンジンの検索結果では、上のほうに表示されるほどクリックされる確率が上がります。つまり、サイトへのアクセス数が増えます。

アメリカの「seoClarity」という調査会社が2021年に公開した、日本における検索順位別のクリック率は以下となっています。

検索順位クリック率
1位13.94%
2位7.52%
3位4.68%
4位3.91%
5位2.98%
6位2.42%
7位2.06%
8位1.78%
9位1.46%
10位1.32%

引用元:2021 CTR Research Study

検索結果で上位に表示されるほど、クリック率が上がっています。1位と2位には6%以上の差があり、1位と4位には10%以上の差があることから、サイトを検索結果の1位に表示させることの重要性が分かるでしょう。

サイトへのアクセス数が増えれば、サイトの運営元が販売している商品を購入してくれたり、資料請求や問い合わせなどをしてくれる方の数も増える可能性が高いです。例えば、今まで月に「アクセス数が100、問い合わせ数が1」だったとして、アクセス数が「10,000」になれば、単純計算で問い合わせ数が「100」になるかもしれません。

Googleの検索結果でサイトが上位表示されるようになれば、アクセス数が上がります。その結果、商品の購入や問い合わせなどにつながり、ビジネスが成長していきます。

「継続的に」アクセスしてくれる

SEO対策に取り組み、サイトがGoogleの検索結果で上位表示されるようになると、「継続的に」アクセスを獲得できます。

例えば、Googleで「東京 パーソナルジム おすすめ」と検索した際に、運営しているサイトのページが検索結果の一番上に表示されるようになったとしましょう。仮に1日あたり500人がこのキーワードで検索を行い、そのうち20%の100人がサイトにアクセスしてくれるとします。

アクセスしてくれる方の数が「1日あたり100」であるため、一ヶ月間継続して検索結果の一番上に表示された場合、「10,000」のアクセスになります。これが一年継続すれば、「120,000」のアクセスになります。

この「継続性」は、SEO対策の強力なメリットです。サイトが上位表示されるようになると、24時間365日、年中無休で「半自動的に」アクセスが生まれます。サイトがまるで営業マンかのように、自社の商品に興味を持ってくれる可能性が高いお客様(見込み客)を連れてきてくれます。

ブランディング効果がある

Googleの検索結果でサイトが上位表示されるようになると、サイトの運営元は信頼の獲得という面でブランディング効果を得られます。

Googleは、検索者にとって有益な情報を提供している「価値のある」サイトを上位表示させます。あなたも検索エンジンで何か調べ物をする際、検索結果の上位に表示されるサイトに有益なものが多いことにお気づきでしょう。

例えば「東京 パーソナルジム おすすめ」というキーワードで検索する方は、「東京都内でおすすめのパーソナルジムを知りたい」というニーズ(欲求)を持っています。そして検索結果の一番上に表示されたサイトのページタイトルが、「東京のパーソナルトレーニングジムおすすめ18選【2023最新比較】」となっています(2023年1月8日現在)。これはまさに、検索した方のニーズを満たした有益なサイト・ページといえます。

サイトが検索結果の上位に表示されれば、検索した方から良い印象や信頼を得ることができます。これが、会社のブランディング効果になります。

広告との違い

SEO対策に取り組むことで、サイトへのアクセス(集客)数を増やせます。同じく、サイトへのアクセス数を増やすための施策として「広告」があります。SEO対策・広告についての知見が深くない場合、自社ではSEO対策と広告のどちらに取り組むべきか悩むでしょう。

SEO対策と広告に、優劣はありません。どちらが良くて、どちらが悪いというものではないため、販売している商品やサイト集客の目的、予算やかけられるリソースによってどちらを選ぶべきかは異なります。もちろん、両方取り組んでも良いです。

以下の表は、SEO対策と広告を項目別に比較したものです。

比較項目SEO対策広告
即効性成果が出る前の期間△すぐに成果は出づらい◎すぐに成果が出る
継続性継続的に成果が出るか◎中長期的にアクセスが発生✕広告を止めたらそれまで
不確実性成果が出る可能性△成果が出ない可能性もある◎お金を出せば成果が出る

「即効性」について、「SEO対策」では成果が出るまでに、つまり検索結果で上位表示されるまでにある程度の期間を要します。SEO対策に取り組み、次の日、次の週に検索結果で上位表示されるわけではありません。場合によっては、3〜6ヶ月程度の期間を要することもあります。しかし「広告」の場合は、お金さえ出せばすぐにアクセスを獲得できます。

「継続性」について、「SEO対策」では検索結果の上位にサイトが表示され続ける限り、中長期的にアクセスが発生します。しかし「広告」の場合は、お金を出すのを止めたら当然ながら、広告経由でのアクセスは一切発生しなくなります。

「不確実性」について、「SEO対策」では必ずしも検索結果の上位に表示されてアクセスを獲得できるわけではありませんが、「広告」の場合は必ずアクセスを獲得できます。

SEO対策で成果を出すためには、中長期的な視点で取り組み続けることが大切です。すぐに成果が出るものではありませんが、Googleからサイトが評価されるようになると継続的にアクセスを獲得できます。我慢して取り組み続けることで、大きな成果が期待できます。

SEO対策会社の見積もりパターンと、費用の目安

SEO対策の基本知識を理解できたところで、SEO対策会社へ外注する際にどのようなパターンがあるか、またパターンごとの費用の目安について解説します。

「SEO対策」と一言でいっても、様々な対策内容があります。対策内容の範囲が広いほど、当然ながら外注費は増えます。

SEO対策会社への外注費のほとんどは、基本的に「人件費」です。これから紹介する各パターンについて外注費を減らすためには、外注する作業範囲を抑えるといった対策が考えられます。

外注費を減らすための具体的な方法については、記事の後半で解説します。

外注パターン対策内容課金形式費用目安活用場面
総合的なSEOコンサルティングSEO対策全般※戦略設計から実践まで全て月額費用30〜50万円/月※サイト規模によって異なるSEO対策に関すること全般を任せたい
サイト分析とSEOの戦略設計SEO対策の戦略設計全般※実践は自社が行う一括払い30〜50万円間違った方法で実践しないよう、成果が出る戦略を立ててほしい
内部対策検索エンジンから評価されやすいサイトのつくりに変更一括払い5〜10万円※対策内容によっては月額払いで総額が100万円程度になる可能性あり検索結果で上位表示されやすいように、サイトを最適化してほしい
コンテンツSEO記事の制作月額費用一括払い記事数 x 単価※単価は2〜5万円が相場質の高い記事を制作してほしい
キーワード選定記事の対策キーワードを選定一括払い5〜30万円記事は自社で制作するので、適切な対策キーワードを選んでほしい
外部対策被リンクの獲得支援月額費用5〜20万円/月被リンクを増やすための支援をしてほしい
月次打ち合わせ・レポーティング定期的な現状報告、改善施策の提案月額払い打ち合わせ:1〜3万円/回レポーティング:3〜5万円/回定期的にサイトの現状(検索順位やアクセス数など)を調査し、改善施策を一緒に考えてほしい

総合的なSEOコンサルティング

しっかりコストをかけて包括的にSEO対策の依頼をする際の外注パターンが、「総合的なSEOコンサルティング」です。文字通り、サイトに対してのSEO対策全体に対応してくれます。

サイトにSEO対策を施し成果を出すために、まず「現状の課題分析」を行います。サイトの検索順位は他のサイトとの「相対評価」で決まります。つまり、有益なサイト順に表示されます。そのため、他のサイトよりも有益なサイトにするために「競合サイトの調査」を行い、競合サイトと比較した現状の課題点を洗い出します。その上で「戦略設計」を行い、戦略に沿ってSEO対策に取り組みます。

SEO対策には大きく、「コンテンツSEO」「内部対策」「外部対策」という3つの種類があります。総合的なSEOコンサルティングの場合、この全てにおいて対策を行うことが多いです。SEO対策の3つの種類については、以下の記事で詳しく解説しています。

SEO対策とは? SEOの歴史から内部施策・コンテンツSEO・外部施策のやり方まで一挙に解説

費用はサイトの規模感などによって異なりますが、一般的には中小規模サイトの場合は「月30〜50万円」、大規模サイトの場合は「月50〜100万円、もしくはそれ以上」の費用がかかります。

サイト分析とSEOの戦略設計

SEO対策は、正しい方法で行わないと期待した成果を出すことは困難です。しかし正しい方法を取るためには、専門知識に加えて高い分析力、戦略設計力が必要です。戦略設計を間違えると、その後に行うSEO対策が失敗に終わる可能性が高いです。

外注パターンの「サイト分析とSEOの戦略設計」では、SEO対策を成功に導くためのサイト分析と戦略設計を行ってもらいます。

「サイト分析」では、自社のサイトだけでなく競合サイトも分析し、競合サイトと比較して課題点を的確に洗い出します。取り組むべき課題に優先順位を付けて、具体的にどのような対策を行うかの「戦略設計」を行います。

もう少し専門的な話をすると、「サイト分析」では現状のサイトのキーワード獲得状況や競合サイトとの差分、コンバージョンへの貢献度が高いキーワードやページを集計します。「戦略設計」では、内部対策において対応が必要な項目、新たに獲得すべきキーワードやリライトすべきページを選定します。

SEO対策における最初の分析と戦略設計に関する業務であるため、月額払いではなく一括払いであることが多いです。費用はサイトの規模感によって異なりますが、一般的には中小規模のサイトで30万円ほど、大規模のサイトで50万円以上かかります。最初の分析と戦略設計の質でSEO対策の成果が大きく左右されるため、十分にコストをかけるべきところです。

内部対策

内部対策とは、Googleで上位表示されやすいようにサイトを改善する対策です。「Googleで上位表示されやすいサイトのつくり」というものが存在するため、SEO対策の効果が出やすいサイトのつくりに改善します。

サイトのつくりを改善するためのチェック項目は数十〜百ほどあり、地道な改善が必要なものから、一定のWeb技術(専門知識)を要するものまで存在します。そのため、内部対策では「課題調査(どこを改善するべきかの調査)」から改善対応までを外注する場合が多いです。

費用は、改善項目の数やかかる工数によって異なり、低くて5〜10万円、場合によっては100万円ほどになります。月の費用を10〜30万円ほどに定め、数ヶ月かけて継続的に対応することもあります。

コンテンツSEO

コンテンツSEOは、記事(コンテンツ)を制作する業務です。読者にとって有益な価値を提供する記事の数を増やすことで、アクセス数の大幅な向上が見込めます。記事制作においては、「Googleでどんなキーワードで検索された際に、検索結果の上位に表示させたいか」を決める必要があります。

コンテンツSEOを外注する場合、キーワードの選定から依頼する場合と、キーワードは自社で選定して、記事の制作だけを依頼する場合があります。多くのSEOコンサルティング会社では、キーワードの選定から対応します。

記事の制作は、SEO対策会社に所属するライターが対応するパターンと、下請けのライター(制作会社やフリーランス)に依頼するパターンがあります。

外注先の企業がSEOコンサルティングやデジタルマーケティングをメインに運営している場合は、自社内でライティングを行わず、下請けに出すケースが多いです。逆に、編集プロダクションやWeb制作としての毛色が強い企業の場合は、自社内でライティングを行なうケースが多いです。

費用は、上位表示を目指すキーワードや求める記事の質によって異なりますが、文字単価5円以上で、1記事20,000円〜50,000円あたりが相場です。例えば文字単価5円で、文字数が10,000文字の記事制作を依頼する場合、費用は「50,000円」となります。

キーワード選定

コンテンツSEOにおけるキーワード選定のみを行う業務です。どれだけ読者にとって価値のある有益な記事を制作しても、「どのキーワードで上位表示を目指すか」というキーワード選定が間違っていれば、効果は見込めません。

記事は自社内で制作できるが、適切なキーワード選定の方法が分からない、もしくはキーワード選定の工数をかけられない場合には、キーワード選定業務の外注が適しています。

キーワード選定では、検索結果で上位に表示される可能性が高く、また上位表示されることで多くのアクセスが見込めるキーワードを選ぶことが大切です。

費用は、選定してもらうキーワードの数が「100以下」であれば20万円以下、「100〜200」であれば20〜30万円ほどが相場です。

外部対策

外部対策とは、他のサイトから自社のサイトを紹介してもらう(被リンクを獲得する)ことで、Googleからのサイトの評価を高める対策です。他のサイトから自社のサイトに対して設置されたリンクを「被リンク」といいますが、この被リンクの数が多いとGoogleからの評価が上がります。被リンクが多いということは、つまり多くのサイトから取り上げられている・注目されているということです。そのようなサイトを、Googleは高く評価します。

被リンクの数を増やすためには、他のサイトが紹介したくなるような質の高い記事制作がが基本です。そのほか、プレスリリースを絡めた施策などにより被リンク数を増やすことができます。

外部対策に取り組む際の注意点は、「被リンクを購入しないこと」です。外部対策を請け負うSEO対策会社のなかには、被リンクを販売している会社も存在します。しかし、販売されている被リンクは質が低くスパム判定を受ける可能性が高いため、購入は控えましょう。

外部対策は、一般的に月5万円〜20万円ほどの金額の範囲内で、継続的に実施されます。

月次打ち合わせ・レポーティング

SEO対策を継続的に外注する場合、一般的には月1回程度の頻度で打ち合わせの実施と、サイトの現状を表すレポートが提出されます。レポートには、多くの場合サイト全体のアクセス数や、読者の滞在時間、どの端末から多くアクセスされているかといったデータが数値で報告され、打ち合わせで次月以降どのような改善が必要か話し合いが行なわれます。

月次打ち合わせやレポーティングの費用は、そのほかのSEO対策に合算されているケースと、個別に値段が設定されているケースがあります。個別での値段設定の場合、一般的に月次打ち合わせ(1時間)が1〜3万円ほど、レポーティングが3〜5万円ほどとなります。

SEO対策の見積もり料金体系

SEO対策の外注では、料金体系として「固定報酬型」と「成果報酬型」、「一括払い型」に分けられます。外注パターン別の費用目安についてお伝えしましたが、料金体系の内容についてもしっかり理解しておきましょう。

固定報酬型

固定報酬型では、その月の対策内容・工数やサイトの成果に関わらず、固定で費用が発生します。

多くのSEO対策会社が、固定報酬型を採用しています。業務別に単価が定められているケースもあれば、毎月固定の金額で包括的にSEO対策を支援するケースもあります。

成果報酬型

成果報酬型では、上位表示させたいキーワードで、実際に目標としていた順位が達成された場合に費用が発生します。

SEO対策では成果の不確実性が高く、対策したからといって期待した成果が出るとは限りません。成果報酬型であれば、例えば上位表示させたいキーワードで、実際に検索結果の上位に表示されている期間のみ費用が発生するため、成果が出なかった場合には費用を払う必要がありません。

成果報酬型は一見、魅力的に思えるかもしれません。しかし、実は成果報酬型でSEO対策を外注することは要注意です。理由は、後ほど詳しく説明します。

発生する費用は、上位表示を目指すキーワードの「上位表示の難易度」によって異なります。上位表示されている期間に限り、費用が発生する契約形態が多いです。

一括払い型

一括払い型では、SEO対策の内容に応じて定められた金額を、一括で支払います。

SEO対策会社に外注する際の外注パターンを紹介しましたが、「サイト分析とSEOの戦略設計」や「キーワード選定」を外注する場合、月額費用ではなく最初に一括払いで対応することが多いです。

例えば「サイト分析とSEOの戦略設計」では、SEO対策を成功に導くために、SEO対策を行う前に「分析と戦略設計」を行います。毎月業務が発生するわけではなく単発での対応となることが多いため、月額費用を継続的に払うよりも一括払いのほうが適しているでしょう。

悪質なSEO対策会社に依頼することで発生し得るリスク

SEO対策会社に外注する際は、「どの会社に依頼するか」が大切です。世の中には、悪質なSEO対策会社が存在します。これは、事実です。悪質なSEO対策会社に依頼してしまうと、成果が出ないどころか、様々なリスクがあります。

ここでは、悪質なSEO対策会社に依頼することで発生し得るリスクを3つ紹介します。

ペナルティを受けて、サイトが検索圏外に飛ばされる

通常、SEO対策で成果を出すためには中長期的に、継続して取り組む必要があります。しかし悪質なSEO対策会社は短期的な成果を追い求めて、サイト運営においてGoogleから推奨されていないグレーな方法でサイトを上位表示させようとします。

Googleから推奨されていないグレーな方法というのは、つまり「Googleのガイドラインに違反している」ということです。Googleは、どのようなサイトを検索結果の上位に表示させるかを定めたガイドラインを用意しています。このガイドラインに準拠してSEO対策を進めていくことが、いわば本質的な正しいSEO対策です。

ガイドラインに違反すると、Googleからペナルティを受ける可能性があります。ペナルティを受けると、サイト内の全てのページが検索結果の圏外に飛ばされるかもしれません。つまり、検索結果で表示されなくなるため、サイトにアクセスが集まらなくなります。

Googleの検索アルゴリズムの変更に左右されやすくなる

Googleの検索結果でサイトが上のほうに表示されれば、多くのアクセスを得られます。それでは、Googleは検索結果の順番をどのように決めているのでしょうか。

Googleの検索結果の順番を決めているのは、「ロボット」です。ロボットが自動的に、「このサイトは有益だから上のほうに表示しよう」「このサイトは中身が薄いから、検索順位を下げよう」というように判断します。この時、検索結果の順番は「アルゴリズム」によって決められます。アルゴリズムとは、どのサイトを上位表示させるか決めるためのルールです。

Googleは、検索結果の質を良くして、検索を行った方に対して有益な情報を提供するために、このルールを頻繁に変更しています。悪質なSEO対策会社に外注し、Googleのガイドラインを無視した対策を行うことで、仮に一時的にサイトの順位が上がったとしても、アルゴリズム(ルール)が変更されればすぐに順位が下がるかもしれません。

サイトへのアクセスを中長期的に安定して得るためには、Googleのガイドラインに準拠してSEO対策を行う必要があります。そうすれば、アルゴリズムが変更されても常にサイトが検索結果で上位に表示されるようになります。

自社の評判が悪くなる

Googleのガイドラインを無視した悪質なSEO対策を行うと、自社の評判が悪くなる可能性があります。悪質なSEO対策は、「見る人が見れば」分かります。「悪質なSEO対策を行い、恣意的に検索上位を獲得しようとしている」とサイトの訪問者から思われると、訪問者からの信頼が落ちるどころか、拡散され、「悪質なSEO対策を行なっている会社」というレッテルを貼られるかもしれません。

正しい方法でSEO対策に取り組めば、ブランディング効果を得られます。しかし悪質な方法でSEO対策に取り組むと、自社の評判が悪くなり、ビジネスの成長鈍化につながります。

SEO対策は、「Content is King」であることを理解する

1996年3月、マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツが自社サイト上のエッセイで、「Content is King」という言葉を使いました。
参考:ビル・ゲイツのエッセイ

日本語に直訳すると「コンテンツは王様」です。コンテンツとは「中身」のことであり、非常に幅広い言葉ですが、SEO対策におけるコンテンツとは一般的に「記事」のことを指します。

今あなたが読んでいるこの記事も、コンテンツです。そして、このコンテンツこそ王様であるとビル・ゲイツは言っています。コンテンツが、ビジネスの成長を生み出します。

SEO対策に取り組むにあたり、「Content is King(コンテンツは王様)」という言葉を胸に刻んでおきましょう。SEO対策には様々なノウハウ・テクニックが存在しますが、読者(検索エンジンのユーザー)にとって価値がある質の高い記事数を増やすことこそが、一番大切です。

正しい方法で継続的にSEO対策に取り組むことで、サイトが検索結果の上位に表示されるようになります。サイトが上位表示されたということは、つまりGoogleから「上位表示するに値する、有益なサイトである」と評価を受けたということです。

そして有益なサイトとは、読者に対して価値を提供するサイトのことです。質の高い有益な記事の数を増やすことで、サイト全体のGoogleからの評価が上がります。検索結果でサイトが上位表示されれば多くのアクセスを得られて、その結果自社の商品を購入してくれたり、資料請求や問い合わせ、予約などのビジネス成果につながります。

あなたは、もしかしたらSEO対策を小難しく考えているかもしれません。しかし、大切なのは「質の高い記事数を増やすこと」です。これを前提に、SEO対策会社に相談をしながらどのような内容のSEO対策に取り組むかを決めていきましょう。

SEO対策を外注する際のチェックポイント10選

SEO対策の外注で失敗しないために、いくつか注意すべきポイントがあります。ここでは、チェックポイント10選を紹介します。SEO対策を外注する際、ぜひこのチェックポイントに沿って確認してみてください。

1. 成果報酬型の外注はしない

先ほど紹介した成果報酬型のSEO対策は、一見すると成果が出ない限り費用が発生しないため、発注者に優しい印象です。しかし、基本的には避けたほうが賢明です。成果報酬型のSEO対策では、施策内容が発注者に公開されないことがあるため、Googleのガイドラインに準拠しない対策が行われるケースがあり、その結果Googleからペナルティを受ける可能性があるためです。

もちろん成果報酬型のSEO対策すべてが悪質で、Googleからペナルティを受けるリスクのあるとは限りません。しかし、十分なSEO対策の知見がない場合は、成果報酬型のSEO対策は避けましょう。多くの成果報酬型のSEO対策では、意図的に制作したリンク設置用のサイトから被リンクを設置するという手法を取ります。しかしこれはGoogleのガイドライン違反であり、ペナルティを受ける可能性が高いのです。

業界内で実績のあるSEO対策会社は、固定報酬型で受注することが多いため、その点から考えても控えることをおすすめします。

2. 料金が安すぎないか

SEO対策会社の中には、他社と比べて料金が安いことを強くアピールしている会社があります。もちろん、しっかり充実した対策を行ってくれるのであれば、料金は安いに越したことはありません。しかし料金が安すぎる場合は、ほとんどの確率で何かしらの「裏」があります。

Googleの検索結果で上位表示を獲得できるような有益なサイト・ページを作るためには、どうしても多くの時間・工数が必要になります。そのため、中長期的に安定してサイトへのアクセスを得たい場合は、地道にしっかり時間をかけて対策し続ける必要があります。

そのため、充実した本質的なSEO対策に取り組んでもらう場合は、SEO対策会社にそれ相応の料金を払う必要があります。しかし、月額費用が3〜5万円などの金額設定である場合、本質的なSEO対策をしてくれる可能性は限りなく低いです。業務の一部分だけを安い金額で依頼することはあるかもしれませんが、他の会社と比べてあまりにも料金が安すぎる場合はほぼ間違いなく「裏」があるため、避けるのが無難でしょう。

3. 相見積もりを取る

SEO対策を外注する場合は、基本的に相見積もりを取りましょう。相見積もりとは、複数の会社に同じ条件で見積もりを出してもらい、価格や条件等を比較することです。SEO対策の見積もり額は、外注先によって異なる場合が多いです。

一見すると安くてお得に感じる見積もり額だったとしても、対策内容について詳しく聞くと「SEO対策の改善提案を行うのみで、実際の改善施策は行ってくれない」「記事の品質が低かったり、文字数が明らかに少ない」「サイトの分析業務やレポーティングがない」など、多くの場合「安い理由」が存在します。、そのため、基本的に複数社から同時に見積もりを取ることをおすすめします。

4. 具体的な提案内容があるか

見積もり依頼前に自社サイトの課題を伝えた際に、具体的な改善提案があるかを確認しましょう。また、SEO対策における不明点があれば質問し、即座に明確な回答があるか、回答できないとしてもあやふやな回答をしていないかなど、SEOに関する知識が豊富かどうかを元に外注先を判断するのがおすすめです。

特に、最新のSEOトレンドや専門的な内容も交えて話ができるかを確認すべきです。ネットで調べればすぐに分かるような情報しか提供してくれなかったり、担当者の過去の経験・実績が垣間見れない場合は、実力を疑ったほうが良いでしょう。

5. 対策内容の透明性が高いか

SEO対策会社の中には、どのような対策を行うのかがブラックボックスになっており、具体的な対策内容を教えてくれない会社があります。対策内容の不透明性が高い場合は、Googleのガイドラインに違反した悪質な対策を行っていたり、そもそも対策を行わずにお金だけ取っていることもあります。

例えば記事制作におけるキーワード選定において、選定の基準や方法を一切教えてくれなかったり、内部対策で具体的にサイトのどの部分を修正したかを詳しく教えてくれない場合などです。

対策内容について詳しく質問をしても、「外部には公開していない弊社独自のメソッドを用いているため、詳しくは教えられません」といったことを言われるかもしれません。SEO対策において、ある一つの会社しか持っていない「秘伝のタレ」のような知識・技術は存在しません。具体的な対策内容を詳しく教えてくれない会社には、外注しないのが無難です。

6. 過去の実績と、実績を出した経緯を聞く

過去のSEO対策の実績を事前に聞いておきましょう。SEO対策に取り組み、成果を出した実績がある会社・担当者には、信頼を持ちやすいでしょう。また、その実績を出すためにどんな仮説を立ててどんな取り組みを行い、なぜ実績を出せたと考えているのかもヒアリングします。

SEO対策において大切なのは、「再現性」と「仮説構築力」です。そのため、実績を出せた理由を明確に説明できることは、SEO対策の力を示す一つの指標となります。

7. 口コミやSNSの評判をチェックする

ネットの口コミやSNSの評判を、事前に確認しておきましょう。サービスの質が低いSEO対策会社の場合、ネットの口コミやSNSにネガティブな投稿があるかもしれません。

ただし、口コミやSNSの評判だけで全てを判断できるわけではないですし、クレーマー気質の強い悪質な顧客によってネガティブな投稿が強調されている場合もあるため、冷静にバランス感覚をもって判断するようにしましょう。

8. 対策内容に「被リンクの提供」が含まれていないか

SEO対策会社の対策内容に、「被リンクの提供」が含まれている場合は要注意です。外部対策の一環として説明を受けるかもしれませんが、被リンクの提供を行っている会社に対しては疑いの目を持つべきでしょう。

本来、被リンクというものは「自然に」他のサイトから設置されるものです。自社で用意したサイトなどに人工的にリンクを設置し、対象サイトのGoogleからの評価を高めるような行為は、Googleのガイドライン違反です。

中長期的に安定した成果を得るためにも、被リンクの提供を行っている会社には外注しないようにしましょう。

9. 業者に全てを一任しない

「SEO対策に関する専門的な知見もないし、リソースをかけてられないから、SEO対策会社に全てを一任しよう」と思う方もいるでしょう。しかし、この考え方で全てを一任するのは危険です。

ビジネスを成長させるために、WEBからの集客を活性化させることは現代においてあらゆる業界・企業で大切です。その中核を担うSEO対策を業者に一任してしまうというのは、自社の行く末を一任することに等しいです。

SEO対策の本質は、「自社に興味を持ってくれる方とのつながりを増やし、サイトを通して有益な価値を提供する(顧客ニーズを満たす)こと」です。その結果、自社商品の購入などのアクションが発生し、ビジネスが成長していきます。

自社の顧客のことは、SEO対策会社よりも自社の人間のほうが、よく理解しているはずです。そのため、SEO対策会社に全てを一任するのではなく、自社の顧客のことをよく理解している人間がしっかり介入し、一緒にSEO対策を成功させるために行動することが大切です。

またSEO対策会社に全てを一任してしまうと、成果が出なかった時に原因がつかめず、過去の反省を活かして改善施策を打つといったことができなくなります。SEO対策に取り組むことで得たノウハウを自社内に蓄積するためにも、自社内に担当者を配置して外注先の会社と協力してSEO対策に取り組むようにしましょう。

10. 対策内容について分からないことは全て質問する

WebマーケティングやSEOの分野には専門用語が多く、SEO対策会社の方と話していて理解できないことがあるかもしれません。正式に依頼する前に、少しでも疑問に思うことは全て質問し、不明点を解消するようにしましょう。

対策内容について明確に理解できていない状態で進めてしまうと、SEO対策会社の言いなりになってしまったり、気づかぬうちにGoogleのガイドラインを無視した悪質なSEO対策に取り組まれてしまうかもしれません。

SEO対策の見積もり額を抑えるために

業者から提出してもらった見積もり額を見て「少し高いな」と思うことがあるかもしれません。そのような場合、できる限り見積もり額を抑えたいところです。

ここでは、見積もり額を抑えるための方法を3つ紹介します。

1. 外注する業務を絞る

SEO対策の費用を抑えるためには、外注する業務を絞り、自社内で対応する範囲を増やすのが良いでしょう。SEO対策は細かい業務まで含めると多岐に渡りますが、ネットや書籍等で自ら勉強すれば、ある程度までは自社内で対応可能です。

実務は自社内で行い、定期的なコンサルティング(相談)のみ社外の専門家に依頼するなど、業務を絞ることによる外注コストの削減を検討してみると良いでしょう。

2. 無駄な作業を洗い出す

SEO対策会社が出す見積もりは、作業にかかる工数をおおよその概算で決めている場合がほとんどです。そのため、各工程の作業内容について細かく質問し、無駄な業務を洗い出してそれらを省いた上で再度見積もりを出してもらえば、対策内容がほとんど同じであるにも関わらず見積もり額を削減できる可能性が高いです。

必要のない定例の打ち合わせや、自社サイトに適していない分析業務などが加えられている場合もあるため、細かく精査し、無駄な作業を省いた上で価格交渉を行うと良いでしょう。

3. 対策キーワードの見直し

コンテンツSEOでは質の高い記事制作が大切であり、対策キーワードによって上位表示の難易度やかかる工数が大きく異なります。難易度の高いキーワードを選定すると、見積もり額の費用が膨らみます。

自社に適した難易度のキーワードを選定すれば、SEO対策にかかる費用を大きく抑えられる可能性があります。期待した成果を出すためにも、また外注費を抑えるためにも、キーワード選定にはしっかり時間をかけて、適切なものを選ぶようにしましょう。

SEO対策の外注先は、慎重に検討しよう

世の中には、数多くのSEO対策会社が存在します。

そのため、「どのSEO対策会社に外注すれば、期待した成果を出せるか」の判断が難しく、なかなか決められないこともあるでしょう。この記事の内容を参考に、SEO対策を外注する際は慎重に依頼先を選ぶようにしてください。弊社シンプリックでは、SEOキャリア15年の代表谷口を中心に、お客様Webサイトの検索流入状況を調査・分析のうえ、『適切なキーワード』および『成果に結びつく記事コンテンツの企画・制作』を得意としております。ぜひお気軽にお問い合わせください

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