企業がWeb集客を成功させるためには、オウンドメディアの活用が欠かせません。しかし、オウンドメディアに集客するためにどうすれば良いのか、具体的な方法が分からず悩んでいるWeb担当者は多いでしょう。
オウンドメディアでの集客が成功すれば、中長期的にWeb上からお客様を獲得し続けられます。
この記事では、オウンドメディアの様々な集客方法と戦略の設計方法、成功させるためのポイントを解説します。記事の内容を参考にして、オウンドメディアの集客を活性化させましょう。
目次
オウンドメディアの集客が重要な理由

オウンドメディアで集客するメリットは以下のとおりです。
- コンバージョンにつながりやすい
- 訪問者がファン化しやすい
- 中長期的な集客効果がある
- 広告費を削減できる
- 幅広い見込み客に接触できる
アオウンドメディアとは「自社が保有しているメディア」のことであり、一般的には自社情報や自社商品に関連する情報を発信します。ユーザーに向けて有益な情報を発信し続けることで、訪問者数を増やし、見込み客やファンを獲得できるようになります。
また、一度発信した情報は「資産」となるため、見込み客の中長期的な集客にも効果的です。集客効果の高いオウンドメディアを安定して運用できるようになれば、広告にかける費用も削減できます。
このように、オウンドメディアには多様なメリットがあります。自社の利益を上げるためには、オウンドメディアの集客に注力することが重要であるといえるでしょう。
「そもそもオウンドメディアとは何か?」と考える方は、以下の記事も併せてお読みください。
成果につながるオウンドメディアとは?立ち上げ方を解説
オウンドメディアの集客方法
オウンドメディアで発信する情報を多くの方に見てもらうためには、当然ながらオウンドメディアの集客数を増やす必要があります。
販売している商品・サービスやオウンドメディアの分野に応じて、どの集客方法を選ぶべきかは異なります。しかし、どのような集客方法があるかを理解していれば、自社に合った集客方法を活用して、オウンドメディアに訪問してくれる方の数を効率的に増やせるでしょう。ここでは、オウンドメディアの主な集客方法を8つ紹介します。
1.SEO

オウンドメディアの集客の要となるのが、「SEO」です。SEOは「Search Engine Optimization」の頭文字を取ったもので、日本語で「検索エンジン最適化」といいます。
Googleなどの検索エンジンでキーワードを入力して検索した際に、オウンドメディアのページが検索結果で上位表示されるように対策します。検索結果の上のほうに表示されるほど多くの方に訪問してもらえるため、まずはオウンドメディア上で作成した記事が検索結果の1ページ目に表示されるよう対策しましょう。
SEOで成果を出すために最も大切なのは、「検索ユーザーを満足させる質の高い記事を作ること」です。あるキーワードで検索してきたユーザーには、何かしらのニーズがあります。そのニーズを満たした記事を作成することで、検索結果で上位表示されやすくなります。
多くの場合、オウンドメディア集客のほとんどは検索エンジンからの流入によるものです。そのため、SEOを成功させられなければオウンドメディア集客の成功はないといっても過言ではありません。
SEOについては、以下の記事で詳しく解説しています。
SEO対策の費用対効果は?SEO対策の種類や料金体系についても解説
弊社シンプリックは、SEOのスペシャリスト集団です。SEOコンサルティングサービスでは、サイトから発信する記事を検索結果で上位表示させ、莫大な数の流入を獲得するご支援を行います。現在、プロのSEOコンサルタントによる無料相談を受け付けておりますので、興味があればまずはぜひ資料をダウンロードしてサービス内容をご確認ください。
駆使して、お客様のSEOを成功に導きます
2.SNS

オウンドメディア集客のために、利用者数の多い発信媒体を使うのが効果的です。その中でも、X(旧Twitter)やInstagram、FacebookなどのSNSは利用者数が非常に多く、適切に活用できれば多くの流入を獲得できます。
それぞれの特徴と効果的な集客方法は以下のとおりです。
| SNS | 主な特徴 | 集客に効果的な活用方法 |
|---|---|---|
| X(旧Twitter) | ・拡散力が高い ・短文で情報発信しやすい ・トレンドや時事ネタとの相性が良い | ・記事更新を投稿してアクセス導線にする ・トレンドに合わせて投稿し露出を増やす ・引用ポストで記事を紹介しクリック率を高める |
| ・ビジュアル重視 ・写真/短尺動画が中心 ・ストーリーズの閲覧率が高い | ・図解・カルーセル投稿で保存率を高める ・ストーリーズのリンクスタンプから記事へ誘導 ・コラボ投稿で新規ユーザーにリーチする | |
| ・30〜50代の利用が多い ・コミュニティ形成に強い ・企業アカウントと相性が良い | ・記事更新情報を発信し、アクセス獲得につなげる ・グループ投稿で専門性の高いユーザーに届ける ・長文投稿に記事を紹介し、深い興味を誘導する |
近年、ビジネス目的でSNSを活用する企業が増え続けています。アカウントを無料で作れて、すぐに発信を始められるため手軽に使えるツールですが、ただアカウントを作っただけでは意味がありません。継続的に情報発信を行い、一人でも多くのユーザーに情報を届けるための努力が必要です。
SNSを活用したオウンドメディア集客については、以下の記事で詳しく解説しています。
オウンドメディア集客にSNSを活用する際のポイントを徹底解説!
3.動画プラットフォーム
YouTubeやTikTokはSNSの一つともいえますが、動画をメインとしている点で他のSNSと特徴が異なります。近年の「動画消費拡大」「ショート動画の普及」を背景に、YouTube・TikTokの認知度や利用者数は増加しており、両者とも圧倒的なリーチ力を維持しています。
検索流入が期待できる YouTube は、記事内容を動画として再編集することで、ユーザーの理解を深めつつサイトへの導線を作成可能です。一方、短尺動画が中心の TikTok は、トレンド性の高い話題やノウハウをコンパクトに発信することで拡散が起こりやすく、新規ユーザーへの認知獲得に向いています。いずれも動画内や概要欄に記事リンクを設置することで、興味関心を持った視聴者を確実にオウンドメディアへ誘導できます。
4.Web広告

Web広告とは、インターネット上で配信される広告のことです。広告ページ自体をオウンドメディアの一つのページにしたり、広告ページからオウンドメディアへの流入経路を用意することで、効率的にオウンドメディアに集客できます。
代表的なWeb広告は「リスティング広告」「SNS広告」「動画広告」「ディスプレイ広告」の4つです。
| 種類 | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| リスティング広告 | 検索キーワードに連動して表示される「検索連動型広告」 | ・コンバージョンにつながりやすい ・少額でも運用しやすい ・記事や特集ページへの直接流入に強い |
| SNS広告 | X、Instagram、Facebook などSNS内で配信される広告 | ・新規読者の獲得に強い ・属性で記事と相性の良いユーザーに誘導できる ・ブランディングと集客の両方に活用しやすい |
| 動画広告 | YouTube、TikTokなどで動画として配信される広告 | ・記事内容を動画で補完できる ・ブランドイメージを高められる ・ショート動画との相性が良い |
| ディスプレイ広告 | Webサイトやアプリの広告枠に表示されるバナー型広告 | ・興味・関心を持つ層にリーチできる ・認知拡大からサイト誘導まで幅広く活用できる |
5.メルマガ
オウンドメディアの訪問者に対してメルマガ登録の案内をすることで、「顧客情報(リード)」を獲得できます。「リード」とは見込み客のことで、オウンドメディアでの集客を成功させるためにはいかにこの「リード」を獲得できるかが大切です。
メルマガ登録者は自社商品や情報に強い興味を示す可能性が高いため、新商品の情報や役立つ情報、セミナーやイベントの案内などを行うことで、見込み客との関係性が強化され、商品購入につながりやすくなります。
メルマガ配信においては、開封率を上げるために件名を興味の惹くものにし、メールの内容を熟読してもらえるように読みやすい文章で価値ある情報を届けるなどの工夫が必要です。
6.プレスリリース
オウンドメディアの集客数を増やすために、プレスリリースを活用するのも効果的です。プレスリリースとは、企業情報や商品・サービスに関する情報をメディア関係者が利用しやすいようにまとめ、メディア関係者に取り上げてもらえるように配信することです。
メディア関係者に情報を提供して、多くの方が見るメディア(新聞や雑誌、Webメディアなど)で取り上げられれば、自社のオウンドメディアに多くの方が訪問してくれるかもしれません。
プレスリリースを行うことでメディア関係者の目に留まり、メディアを通して無料で情報を発信してくれることもあれば、PR TIMES(https://prtimes.jp/)のように費用を支払って情報を発信するものもあります。
7.インフルエンサーからの紹介
インフルエンサーに自社の商品・サービスを宣伝してもらうことで、オウンドメディアに多くの方が訪問してくれるかもしれません。
インフルエンサーとは、端的にいうと「影響力がある方」のことです。チャンネル登録者数が多いYouTuberや、SNSでフォロワー数が多い方などをインフルエンサーと呼びます。
インフルエンサーに自社商品を宣伝してもらうことで、インフルエンサーのファンが自社に対して興味を持ち、オウンドメディアに訪問してくれます。インフルエンサーのファンはインフルエンサーが宣伝する商品や企業に対しても好意的な印象を持つ可能性が高いです。
8.オフラインからの集客
ここまでに紹介してきた集客方法は、全て「オンライン」からの集客方法です。インターネット経由での集客をオンライン集客と呼ぶのに対して、インターネット経由以外からの集客を「オフライン」集客と呼びます。
オフラインからの集客方法としては、名刺やチラシなどの紙媒体にオウンドメディアのQRコードを掲載したり、店舗やイベントでの告知などがあります。
オンラインよりも直接対面でコミュニケーションを取ったほうが、関係性を構築しやすい場合が多いです。その際にオウンドメディアのことを伝えて訪問してもらうことで、発信している情報に興味を持ってもらえ、ファンになってくれる可能性が高いといえます。
オウンドメディアの集客方法の難易度と費用感
オウンドメディアの集客方法には、難易度・必要なリソース・費用感に大きな違いがあります。
| 集客方法 | 難易度 | 費用感 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| SEO | 中~高 | 低〜中 | 時間はかかるが長期的に安定 |
| SNS | 中 | 低 | 手軽に始められ、拡散性が高い |
| 動画プラットフォーム | 中 | 中 | 企画・制作の工数が必要 |
| Web広告 | 低〜中 | 中〜高 | 即効性が高く検証がしやすい |
| メルマガ | 低 | 低 | 既存読者の再訪促進に強い |
| プレスリリース | 中 | 低〜中 | メディア掲載で一気に露出可能 |
| インフルエンサー紹介 | 中 | 中〜高 | 影響力次第で効果が大きい |
| オフライン集客 | 中 | 中〜高 | イベント・店舗などで接点形成 |
重要なのは、自社商品やブランドイメージ、目的、予算などに応じて、適切な集客方法を選ぶことです。しかし、集客方法によって特徴が異なるため、まずはSEOで土台を作りつつ、目的や体制に合わせて他の手法を組み合わせることをおすすめします。
オウンドメディア集客の戦略設計方法

オウンドメディアの集客を成功させるには、取り組む前に十分に戦略を組み立てることが重要です。ここでは、オウンドメディア集客における戦略の設計手順を解説します。
1.目的と目標(KGI/KPI)を明確にする
まずはオウンドメディア集客における目的と目標を明確にしましょう。オウンドメディア運用の目的としては、以下のような例があります。
・オウンドメディア経由で商品購入が安定的に発生する状態を作る
・広告に依存しない集客モデルを確立する
この目的をもとに、KGI/KPIを設定します。「KGI」は中長期的に達成したい大目標のことを指し、KGIを達成するための中間目標として設定するのが「KPI」です。KGI/KPIの例としては以下のようなものがあります。
KGI
・1年以内にオウンドメディア経由で月間5件の問い合わせを獲得する
KPI
・1年以内にオウンドメディア経由で月間25,000件のアクセスを獲得する
・1年間毎月15本記事を作成する
KGIとKPIは、「たくさんの問い合わせを獲得する」などのあいまいな内容ではなく、具体的な数値を用いて期限を設定することが重要です。
オウンドメディアのKPI設定については、以下の記事で詳しく解説しています。
オウンドメディアのKPIを一挙紹介!適切な設定方法と達成のポイントを解説
2.ペルソナを設定する
ペルソナとは、年齢・性別・職業・価値観・悩みなどを具体的に描いたユーザー像のことです。
ペルソナを設定することで、「誰に情報を届けるか」が明確になります。また、ペルソナが定まることで、記事テーマの優先順位づけ、SNS投稿の方向性、広告のターゲティングなどすべての施策に一貫性が生まれます。結果として、ユーザーに刺さるコンテンツを提供しやすくなり、集客効率も向上します。
具体的なペルソナの設定方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
ペルソナの書き方をマスター!実例と活用方法で理解を深める
3.カスタマージャーニーに沿った集客方法を選ぶ
ユーザーは、商品やサービスを認知してから購買に至るまで、段階的に行動を進めていきます。この一連の流れを整理したものが「カスタマージャーニー」です。
オウンドメディアでは、認知・興味関心・比較検討・購入といったフェーズごとに最適な集客方法を組み合わせることが重要です。
たとえば認知フェーズではSNSや動画プラットフォーム、比較検討フェーズではSEO記事や事例紹介が効果的です。さらに即効性が必要な場合はWeb広告を組み合わせ、既存ユーザーの再訪を促すにはメルマガが有効です。カスタマージャーニーに沿って施策を設計することで、ユーザーの心理状態に合わせた自然な流れでCVへ誘導でき、無駄のない集客戦略を構築できます。
4.CVまでの導線を整える
どれだけ多くのユーザーを集客できても、問い合わせ・資料請求・商品購入などのCVにつながらなければ効果は最大化しません。
そのため、記事からCVページまでの導線設計が非常に重要です。記事内には自然なタイミングでCTA(行動喚起)を配置し、バナー配置やリンクテキストもユーザーが迷わないよう最適化します。また、関連記事の回遊性を高め、目的に関連する情報へスムーズに移動できるよう工夫することもポイントです。
LP(ランディングページ)やフォームの改善も欠かせず、入力項目を最小限にする、ページ速度を上げるなどの工夫で離脱を防げます。導線全体のストレスを取り除くことで、集客したユーザーを確実にCVへつなげられます。
5.成果の分析と改善を繰り返す
一度の施策で終わらせるのではなく、継続的に分析と改善を繰り返すようにしましょう。GA4やGoogle Search Consoleを活用して、以下を確認します。
- どの記事が読まれているか
- どの流入経路が効果的か
- どのキーワード順位が伸びているか
- CTAのクリック率/CV数
アクセスが伸びない記事は内容の改善やリライトを行い、成果が出ている記事は関連コンテンツを追加することでさらなる流入を狙えます。また、CTAのクリック率やCV数を分析することで、導線の改善ポイントも明確になります。
オウンドメディア集客を成功させる4つのポイント
オウンドメディアの集客を成功させるためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。「成功のポイント」を意識した上でこれまでに紹介してきた集客方法を実践すれば、オウンドメディア集客の成功確率を大幅に上げられます。
1.SEOを徹底する
オウンドメディアの集客を成功させるためには、SEOを徹底して検索エンジンから多くの流入を獲得することが、最も大切です。
SEOは、大きく分けて「内部対策」「外部対策」があります。内部対策は、さらに「テクニカルSEO」「コンテンツSEO」に分けられ、主にそれぞれ以下のような施策を実施します。
| 区分 | 主な施策 |
|---|---|
| 内部対策 (テクニカルSEO) | ・サイト速度改善 ・モバイル最適化 ・クロール最適化 ・URL・構造化 |
| 内部対策 (コンテンツSEO) | ・キーワード選定 ・コンテンツ作成 ・タイトル・見出し調整 ・リライト・内部リンク |
| 外部対策 | ・被リンク獲得 ・サイテーション ・SNS連携 |
検索エンジン上位化を実現するための施策は様々ですが、特に大切なのは「コンテンツSEO」です。コンテンツSEOは、質の高いコンテンツを継続的に作成することで検索エンジン上位化を実現する施策です。大まかには以下の手順で進めていきます。
- 目的・ターゲットの整理
- キーワードと検索意図の把握
- 競合分析と構成作成
- ライティングと最終調整
- 公開後の分析とリライト
まずは上記の手順で質の高い記事の数を増やし、ユーザーに有益な情報を与えるオウンドメディアを構築していきましょう。
コンテンツSEOのメリットや詳しい手順については、以下の記事で解説しています。
コンテンツSEOとは?メリットや手順を徹底解説!
2.トリプルメディアを連動させる
トリプルメディアとは、「企業が消費者と接点を持つために活用する3つの発信媒体」のことです。3つの発信媒体とは、「オウンドメディア」「アーンドメディア」「ペイドメディア」です。

「アーンドメディア」は、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを指します。SNSではユーザーと関係性を構築しやすく、ユーザーの意見・評価もダイレクトに表現されるため、「信頼・評判の獲得」に活用できます。
「ペイドメディア」とは、広告のことです。広告は他メディアで接触が難しい見込み客に対してリーチできる強みがあります。
トリプルメディアは互いに作用し合うため、連動させて活用することを意識しましょう。ペイドメディアを活用すればオウンドメディアにもアーンドメディアにも集客効果がありますし、アーンドメディアを活用すればオウンドメディアへの流入が獲得できます。
3.「集客→教育→販売」の流れを意識する
オウンドメディア集客のみならず、あらゆるWebマーケティングの施策を成功させるために大切なポイントがあります。それは、「集客→教育→販売」の流れを意識することです。

まず「集客」とは、文字通り「人を集めること」です。訪問者が増えなければ売上は生まれず、集客不足はビジネスが行き詰まる最大の要因ともいわれます。
次に必要なのが「教育」です。訪問者は自社商品に興味を持つ見込み客ですが、購入してもらうにはメリットを理解してもらう情報提供が欠かせません。例えば掃除グッズを扱う企業なら、掃除がもたらす効果を紹介し、読者の「やりたい」「必要だ」という気持ちを高めます。その上で商品情報を提供すれば、優良見込み客として購入意欲が高まります。
最後の「販売」のステップでは、魅力的な訴求や限定性を添えて、購入を後押しします。この一連の流れを意識することで、オウンドメディアの成果は大きく向上します。
4.外注を上手く活用する
自社で十分なリソースを割けない場合は、業務の外注を検討しましょう。外注先を選定する際のポイントは以下の3つです。
- 専門性の高さ
- 実績と経験
- アフターフォローの充実度
外注を上手に活用することは、効率的なオウンドメディアの集客につながりますが、丸投げでは集客アップの効果は期待できません。コストの面でも全業務の外注はおすすめできません。
外注が効果的な業務と内製した方が良い業務は以下のとおりです。
| 外注が効果的な業務 | 内製した方が良い業務 |
|---|---|
| ・記事のライティング ・記事の編集 ・Webサイトのデザイン | ・企画・分析・戦略 ・目標設定と効果検証 |
オウンドメディアの外注の費用相場や選定方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
オウンドメディアの外注は必要?業務範囲や費用相場、選定ポイントを紹介
オウンドメディアの集客はSEOが基本
この記事ではいくつかオウンドメディアの集客方法を紹介しましたが、集客を成功させるためには、SEOを成功させる必要があります。
SEOの中でも、特に大切なのは「コンテンツSEO」です。オウンドメディア内で質の高い情報(記事)を継続的に発信することで、様々なキーワードにおいて検索された際に記事が上位表示され、多くのアクセスが集まります。
しかし、オウンドメディアの運営には多くのリソースが必要です。また、間違った方法で取り組んでしまうと多くの場合集客に失敗します。失敗した場合、記事作成等にかけたコストが無駄になってしまいます。これは絶対に避けたいところです。
弊社シンプリックは、オウンドメディアの集客を成功に導くプロ集団です。コンテンツSEOに精通したメンバーが多数在籍しており、オウンドメディア構築の企画から記事作成に至るまで、一気通貫でのサポートが可能です。オウンドメディアの集客を成功させたいと考えている方は、ぜひご相談ください。

シンプリックのSEO事業全体を監修。海外のマーケティングカンファレンスにも足を運び、最新のSEOおよびコンテンツマーケティング動向に精通。「競合が少なくコンバージョンを生み出せるキーワードの選定」「読みやすくロジカルな記事コンテンツの監修」を得意としています。
【実績】2005年に設立した株式会社ブルトア(サクラサクマーケティング株式会社)では、多数のクライアント、パートナー企業の検索エンジン集客に貢献し、SEO事業を年商7億規模に伸張させる。その後、設立した株式会社シンプリックでは、自社の海外通販事業を検索エンジンからの集客により2年で月商3000万規模に拡大。











