オウンドメディアはKPIの設定が重要!中間目標を設定し最終ゴールを目指そう

自社サイトやブログなどのオウンドメディアを運用する際は、運用における具体的な目標を設定することが大切です。オウンドメディアの目標を設定する際は、「KPI」や「KGI」という指標について知っておくと目標を設定しやすくなります。

本記事では、オウンドメディアの目標設定における重要な指標である「KPI」について解説します。オウンドメディアを運用する際は、KPIの概要を理解して売上アップなどの最終目標(KGI)の達成を目指しましょう。

KPIとは

KPI(Key Performance Indicator)とは、「重要業績評価指標」と訳される指標のことで、設定した最終目標(KGI)を達成するために、具体的なプロセスを数値化したものです。

簡単にいうと、最終目標を達成するのに必要な中間目標といえます。高い目標を設定した場合、目標を達成するまでに時間がかかりますが、中間目標を設定することで最終目標の達成が実現しやすくなります。

例えば、「オウンドメディアを運用して3年以内に年間200件の成約を達成する」という最終目標のKGIを設定した場合だと、「今月はKGIを達成するために月間17件のCVを獲得する。そのためには月間30,000PV以上を目指す」というようなKPIを設定します。

KGIとは

KGI(Key Goal Indicator)とは、「重要目標達成指標」と訳される指標のことで、簡単にいうと「最終目標」や「最終的な目的」のことを指します。オウンドメディアを運用する際は、運用目的に応じて最終目標であるKGIを設定することが極めて大切です。

例えば、「オウンドメディアを運用して3年以内に年間200件の成約を達成する」というような最終目標がKGIになります。このKGIを達成するのに必要な中間目標として設定されるのがKPIです。

KPIを設定するには、最終目標であるKGIの設定が必要であり、KGIを達成するにはどうすれば良いのかを突き詰めて考えると中間目標であるKPIを設定できます。

KGIやKPIを設定しておくと、オウンドメディアを運用する目的が明確になり、運用のモチベーションも持続するでしょう。

オウンドメディアのKPI例

KPIを設定する際は、曖昧な指標ではなく効果測定が可能な具体的な数字で設定することが大切です。KPIを設定する際によく使用される指標に「CV」「PV」「UU」などがあります。

ここでは、これらの指標の意味やKPIでの使用例について解説します。

CV

CV(コンバージョン)は、WEBマーケティングでは「成果」という意味で使われます。オウンドメディアの場合だと、資料請求や問い合わせ、会員登録、商品の購入などの成果をCVとしてKPIに設定することが可能です。

CVをKPIに設定して目標を達成できない場合は、アクセス数を増やすことで達成できる可能性があります。サイトへのアクセス数が増加すると、基本的には商品購入などのCVのアップが期待できます。

なお、アクセス数が増えてもCVがアップしない場合は、CVR(コンバージョン率)やCTR(クリック率)の低さが原因であると考えられます。CVRやCTRを向上させるには、質の高いコンテンツをオウンドメディアに掲載し、内部対策などのSEO対策を行うのが有効です。

PV

PV(ページビュー)とは、ユーザーがオウンドメディアのページにアクセスした回数を指す指標のことです。PV数が多いオウンドメディアのページは、ユーザーからの人気の高いコンテンツが掲載されているページであると判断できます。

PVは、訪問者が同じPCからアクセスしてオウンドメディアの特定のページを何回開いても、開いた回数だけPVとしてカウントされます。そのため、次に説明するUU(ユニークユーザー数)と比べるとPV数は多くなることを把握しておきましょう。

UU

UU(ユニークユーザー数)とは、オウンドメディアにアクセスしたユーザー数を指す指標のことです。同じ人が期間内に何回もオウンドメディアにアクセスした場合でもUU数は1とカウントされます。

実際にオウンドメディアを訪問するユーザー数を重視し、多くの人にオウンドメディアにアクセスしてもらうことを目標とする場合は、UU数をKPIに設定すると良いでしょう。UU数を増やすには、SNSなどでオウンドメディアの存在をアピールすることが有効です。

記事数

自社メディアに掲載する記事の本数も、KPIとして設定することができます。コンテンツSEOでアクセス数を増やすには、質の高い記事コンテンツを継続的に更新し続けることが大切です。

更新記事の本数をKPIとして設定する場合は、実現可能な本数を設定することが大切です。無理な本数を目標にすると記事の品質が落ちてしまう恐れがあるので、安定した品質の記事をアップできる記事数をKPIに設定しましょう。

滞在時間

オウンドメディアを訪問したユーザーの滞在時間をKPIとして設定できます。平均ページ滞在時間は、ユーザーの滞在時間を平均化したものです。滞在時間が長いほど、ユーザーはオウンドメディアに掲載している記事を熱心に読んでいることがわかります。

滞在時間は5分程度が目安といわれており、あまりにもユーザーの滞在時間が短い場合は、コンテンツの質を高めるなどの工夫が必要です。まずは滞在時間のKPIを5分と設定し、質の高いコンテンツを掲載すると良いでしょう。

直帰率

直帰率はKPIの中でも重要な指標であり、オウンドメディアを訪問(セッション)したユーザーのうち、直帰したユーザーの割合を指す指標です。直帰とは、オウンドメディアのあるページだけ開いて、そのままサイトから離れてしまうことを指します。

一般的に直帰率の目安は40%程度であり、直帰率が40%を超える場合は直帰率をKPIとして設定し、直帰率を下げることを目標にすると良いでしょう。なお、直帰率だけに着目するのではなく、CVなどの他の指標も調べて総合的に判断することが大切です。

検索順位

対策キーワードの検索順位もKPIの指標として設定することができます。オウンドメディアを立ち上げたばかりの時期は、対策キーワードの検索順位やPV、UUなどの指標をKPIに設定し、対策キーワードの検索順位を高めるための対策を行うと良いでしょう。

対策キーワードの検索順位を上げるには、記事のリライトを行うことも大切です。古いデータを新しいデータに更新して記事を修正したり、タイトルやディスクリプションを改善したりすることで、検索順位が上がる可能性があります。

オウンドメディアのKPI設定のポイント

オウンドメディアでKPIを設定する際は、KPIツリーを作成し、具体的な数字で設定することがポイントです。ここでは、オウンドメディアのKPI設定のポイントを紹介し、どのようにKPIを設定するのかを解説します。

KPIツリーの作成

KPIを設定するには、最終目標であるKGIを先に設定し、KGIから逆算して設定します。例えば、年間200件のCVをKGIとすると、年間200件のCVを達成するにはどのようにすれば良いのかを逆算してKPIを設定することになります。

年間200件のCVを達成するために月間17件のCVをKPIとして設定する場合、次は月間17件のCVを達成するために月間でどのくらいPVが必要なのかを明確にして達成を目指すというKPIを設定します。このように逆算を重ねていくと、KPIを設定しやすくなります。

しかし、文章だけだとわかりにくいので、KPIを逆算していく過程をツリー状にした「KPIツリー」を作成すると視覚的にわかりやすくなり、KPIの設定をする際に役立つでしょう。

具体的な数字

KPIを設定する際は、効果測定が可能な具体的な数字にすることがポイントです。具体的な数字にすると目標が明確になり、どのようにすれば目標の数字を達成できるかがわかってきます。

例えば、「自社ブログの月間PVを30,000件にして月間17件のCVを達成する」というように具体的な数字にすると、「ブログのアクセス数を増やして月間17件のCVを達成する」というような漠然とした目標よりもより達成するためのプロセスが明確になるでしょう。

競合メディアを参考にする

競合メディアを参考にすると、KPIを設定しやすくなります。競合メディアを分析するには、ahrefs(エイチレフス)などの他社サイトを分析できるツールを使用すると、自然検索から流入したアクセス数や被リンク状況、流入キーワードなどがわかります。

流入キーワードやユーザーの流入経路などがわかると、競合メディアはどのような戦略を立てているのかが推測でき、競合メディアの戦略を参考に、競合メディアに勝つための戦略を立てられます。このように、競合メディアを分析することは有益といえます。

競合メディアを分析し、競合メディアに勝つにはどうすれば良いのかを突き詰めて考えると、どの指標をKPIに設定すれば良いのかもわかってくるでしょう。

期限を設定する

KPIを設定する際は期限を設定することが大切です。KPIに限らず、あらゆる目標を達成するには期限の設定が不可欠であり、KPIは特に進捗を追わなければならないため、期限を設定しておかないと先に進むことが難しいでしょう。

KPIの期限は、KGIの期限を決めたうえでKGIの期限から逆算して設定します。期限を設定する際は達成可能な期限を設定しなければならず、達成可能かを明確にしたうえで期限を設定する必要があります。

中長期的な目標を立てる

KPIを設定する際は、KPIツリーを作成したうえで中長期的な目標を立てるようにします。オウンドメディアの運用の目的は最終目標であるKGIの達成ですが、KGIを達成するまでは時間がかかります。

オウンドメディアの中長期的な目標の立て方として、立ち上げ当初は検索順位やPVなどの指標をKPIに設定します。アクセス数が増えてきたら、滞在時間や定着率などの指標をKPIに設定してPDCAサイクルを回していくとKGIの達成が見えてくるでしょう。

オウンドメディアのKPIにお悩みなら

オウンドメディアを運用する際は、最終目標であるKGIを設定したうえで、KGIから逆算して中間目標のKPIを設定します。KPIは効果測定が可能な具体的な数字で設定することが必要であり、CVやPV、UUなどの指標をKPIとして設定するのが基本です。

CVやPV、UUなどのKPIを達成し、最終目標であるKGIを実現するには、オウンドメディアに上質なコンテンツを掲載することが不可欠です。株式会社シンプリックはWEBマーケティングに強い編集プロダクションであり、上質なコンテンツを制作いたします。コンテンツ制作やKPIの設定などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。


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