オウンドメディア集客にSNSを活用する際のポイントを徹底解説!

現代において、Webマーケティングによりビジネスを成長させるために「オウンドメディア」の活用は必須といえます。オウンドメディアを活用することで多くの見込み客とつながり、自社商品の販売に結び付けられます。

オウンドメディアは単体でも大きな集客効果を持っていますが、加えて「SNS」を活用することでオウンドメディアの集客効果をより大きくできます。

本記事では、オウンドメディアに関する基礎知識と、オウンドメディアの集客効果をより大きくするためのSNS活用のポイント、またオウンドメディアと組み合わせて活用するべき各種SNSの特徴を解説します。

オウンドメディアについては定義と活用メリットのみお伝えしますが、より詳しく理解したい場合はぜひ以下の記事をお読みください。

オウンドメディアとは?どこよりも分かりやすく解説します!

オウンドメディアとは

本記事の主題は「オウンドメディアの集客効果をより大きくするためのSNS活用について」です。しかし「そもそもオウンドメディアとは何か、いまいちよくわかっていない」という方もいるかもしれません。まずは定義をしっかり押さえておきましょう。

オウンドメディア(Owned Media)とは「自社所有のメディア」です。メディアとは「情報発信の媒体」であり、メディアの種類としては例えば「4大マスメディア(新聞・テレビ・ラジオ・雑誌)」や「コーポレートサイト」、「Webメディア」、「カタログやパンフレット」などがあります。

「自社所有のメディア(情報発信の媒体)」とは、自社が所有しており自由に発信できるメディアです。例えば今開いているこのサイトは、弊社シンプリックが所有しているメディアであるため、弊社にとっては「オウンドメディア」です。オウンドメディアの種類として、例えば以下のようなものがあります。

  • コーポレートサイト
  • ブログサイト
  • その他Webサイト
  • メルマガ
  • 自社運営のスマホアプリ
  • カタログやパンフレットなどの紙媒体
  • 自社開催のセミナー・イベント

このように、オウンドメディアの種類は非常に多いです。何か一つのメディアを指してオウンドメディアと呼ぶわけではなく、「自社所有のメディア」は全てオウンドメディアにあたります。

SNSも、自社のアカウントを作成して自由に情報発信ができるという点で、広い意味ではオウンドメディアに含まれます。しかし実際、ほとんどの場合オウンドメディアという言葉を使うときにSNSは含まれません。

またオウンドメディアは本来、自社所有のあらゆるメディアを指すものですが、実際は「自社所有のブログ・Webメディア」のみを指してオウンドメディアと呼ぶことが多いです。本記事でも、オウンドメディアを「自社所有のブログ・Webメディア」の定義で使います。

オウンドメディアを活用するメリット

「オウンドメディア集客にあたりSNSを活用する際のポイントが知りたい!」と思って本記事を読んでいる方の多くは、すでにオウンドメディアの定義や活用メリットはお分かりかもしれません。

しかし改めて活用メリットをインプットすることで、オウンドメディアとSNSを組み合わせて活用するべき理由をより深く理解できます。ここでは活用メリットを大きく5つ紹介します。

接触機会を増やせる

まずオウンドメディアを活用することで、単純に見込み客との接触機会を増やせます。

本記事では、オウンドメディアを一般的な認識の通り「自社所有のブログ・Webメディア」の定義で使いますが、オウンドメディアから情報発信を行うことで、見込み客に自社のことを見つけてもらいやすくなります。

オウンドメディアを活用するにあたり最終的なゴールは「利益を出すこと」ですが、そのためにはオウンドメディア経由で商品を販売したり、問い合わせを獲得して営業マンがクロージングを行うといったように「具体的な成果」に結びつける必要があります。

商品販売や問い合わせを獲得するためには、まず見込み客に自社のことを見つけてもらう、つまり自社から見込み客に対して「接触」しなくてはいけません。見込み客との接触媒体として様々なメディアが存在しますが、その中でもオウンドメディアは莫大な数の接触機会を作れる強力な集客ツールです。

検索エンジン経由でのアクセスを集められる

GoogleやYahoo!などの検索エンジン経由でのアクセスをサイト(オウンドメディア)に集められるのは、オウンドメディアを活用する最大のメリットといえます。

オウンドメディアは、「SEO」と非常に相性が良いです。SEO(Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」の略であり、より詳しくいうと「検索エンジンの検索結果でサイト内のページを上位表示させるための対策」のことです。

オウンドメディアから発信した記事などが検索エンジンの検索結果で上位表示されれば、多くのアクセスを集められます。そしてサイトへのアクセス数が増えるほど、基本的には商品販売や問い合わせ数なども増えます。

記事が検索結果で「より上位に」表示されるほど、多くのアクセスを集められます。2021年に調査会社のseoClarity社が発表した調査結果によると、日本では検索エンジンであるキーワードで検索した際、検索結果の一番上(1位)に表示されると、検索者の「13.94%」の人からサイトにアクセスしてもらえます。

検索順位クリック率
1位13.94%
2位7.52%
3位4.68%
4位3.91%
5位2.98%
6位2.42%
7位2.06%
8位1.78%
9位1.46%
10位1.32%
引用元:seoClarity「2021 CTR Research Study」

1位は「13.94%」ですが、2位は「7.52%」であり、順位が一つ違うだけでクリック率(検索結果に表示された回数のうち、クリックされた回数の割合)が6.0%以上も違います。これが1位と10位では12.0%以上の差となります。

検索エンジンのシェアのほとんどを占める「Google」では、通常1ページにつき10件の検索結果が表示されます。オウンドメディアで作成した記事をまずは1ページ目に表示させるよう対策しますが、1位と10位ではクリック率に大きな差があり、その結果サイトへのアクセス数にも大きな差が出るため、可能な限り検索結果の上位に表示させることが重要です。

情報収集の方法が多様化している昨今においても、世界中の多くの人がGoogleやYahoo!などの検索エンジンを活用して情報収集を行っています。そのため検索エンジン経由でアクセスを集められるオウンドメディアは、Webマーケティングにおいて欠かせない活用するべき媒体の一つです。

企業ブランディングができる

オウンドメディアは自社所有のメディアであるため、自由に情報発信を行えます。一方、広告などの自社所有でないメディアの場合は、自由な情報発信ができません。

オウンドメディアからは自由に情報発信を行えるため、「企業ブランディング」に向いています。商品での差別化が難しい昨今において、以下のような点での「機能面以外での差別化」はマーケティング施策の中でも重要です。

  • 商品提供元はどんな企業かという企業・ブランドイメージ
  • 生産者の声や開発ストーリーなど、機能面以外での意味づけ
  • 「積極的に価値ある情報を発信している企業である」という、好意的な印象の獲得

オウンドメディアから一貫性のある情報発信を行うことで、企業や商品に対して好意的な印象を持ってもらえるようになります。また「〇〇といえば、この企業」というような第一想起の獲得も期待できます。

中長期的に費用対効果が高い

オウンドメディアから継続的に情報発信を行うことで、オウンドメディア内にどんどん情報が蓄積されていきます。情報が蓄積されていくことで、以下のようなメリットがあります。

  • オウンドメディアに掲載されている情報量が充実し、訪問者のニーズを幅広く満たす情報メディアとして機能する
  • あらゆる記事コンテンツが検索上位に表示され、上位表示されている間は安定的にサイトにアクセスが入ってくる

オウンドメディアに情報が蓄積されて多くのアクセスが安定的・自動的に入ってくる状態を作れれば、集客における費用対効果が非常に高くなります。

オウンドメディアから発信した記事は、すぐに検索エンジンの検索結果で上位表示されるわけではありません。上位表示されるまでには早くても3ヶ月、通常は半年から1年程度の期間を要します。記事が上位表示されないとアクセスは集まらないため、短期的には必ず費用対効果がマイナスになります。

しかしアクセスが安定的・自動的に入ってくる状態、つまりオウンドメディアを「集客の自動化装置」として機能させられるようになれば、費用対効果は大きくプラスになります。

オウンドメディアは中長期的に大きな恩恵をもたらしてくれるからこそ、多くの企業が活用しているのです。

全てのWeb集客の土台として機能させられる

Web集客のために活用できる媒体には、オウンドメディア以外にもSNSや広告など様々なものがあります。その中でも、オウンドメディアは全てのWeb集客の土台として機能させられます。

例えばTwitterなどのSNSから情報発信を行い自社に興味を持ってもらえたら、オウンドメディアに誘導して様々なコンテンツに触れてもらうことでより興味を引きつけ、最終的に商品販売などにつなげられます。またオウンドメディアから発信した情報をSNSアカウントで共有し、フォロワーなどに対してオウンドメディアの情報コンテンツを届けられます。

ここでは「オウンドメディア × SNS」の例を紹介しましたが、「オウンドメディア × 〇〇」の組み合わせで互いにアクセスを流し合い、最終的にはオウンドメディア経由で商品販売などを通じて成果を得るという流れは効果的です。

全てのWeb集客の土台として機能させられるオウンドメディアは、まさに「Webマーケティングの中核」の媒体といえます。

オウンドメディア集客にSNSが効果的である理由

TwitterやInstagram、LINEなどのSNSの普及により、オウンドメディア集客ではSNS活用の影響力が増しています。
ここでは、オウンドメディア集客にSNSが効果的である理由をいくつか紹介します。

SEOの難易度が上がったため

オウンドメディアは、SEOを施すことで多くのアクセスを集められるようになります。
しかし最近はSEOの難易度が高まっており、SEOだけでオウンドメディアへのアクセスアップを図るのが難しくなっています。

SEOは検索エンジンからの流入を増やすための施策ですが、オウンドメディアを活用する企業が増加したことにより、SEOの難易度は増しています。

ただしSNSを通じてオウンドメディアに流入するケースも増えており、SNSを活用することでオウンドメディアへのアクセス数の向上につなげられる可能性は十分にあります。

特に若年層はSNSでの口コミなどを参考にすることが多く、SNSを活用することで検索エンジンからの流入以外のアクセスアップを図れます。

購買プロセスが変化したため

近年、消費者の購買プロセスが変化し、SNSで情報収集を行う人が増えています。SNSが普及する前は、検索エンジンで情報収集を行うのが一般的でした。しかし現在はSNSで口コミを確認してから、購買などの行動を起こす人が多くなっています。

オウンドメディアやマスメディアなどから発信される情報は企業側からの一方的な情報であり、消費者はこのような企業側からの一方的な情報に対して嫌悪感を抱くことが普通になりました。

しかしSNSで配信される口コミなどの情報は、実際に商品を購入した人やサービスを利用した人の「本音」です。SNSで良い口コミが拡散すると企業の商品に対する信用度が高まり、集客向上につながります。

拡散力が高いため

オウンドメディアは拡散力が弱く、オウンドメディアだけでいわゆる「バズ」を起こすのは難しいです。対してSNSは拡散力が強く、広範囲に情報を拡散させてバズらせることが可能です。

Twitterはリツイート機能、Instagramにはリポスト機能があり、連鎖すると世界中に情報が拡散します。SNSを活用することでオウンドメディアの弱点である拡散力を強化でき、認知拡大に大きく貢献するでしょう。

SEOにも良い影響があるため

SNSを活用すると、SEOにも良い影響を与えられます。SNSで情報が拡散されると被リンク数が増えるというわけではありませんが、サイテーションによるSEO効果が期待できます。
サイテーションとは、第三者によるサイト名や固有名(商品の名称など)の言及を指します。

SNSで情報が拡散されるとサイト名や企業名、商品名などの認知拡大につながり、サイテーションを獲得できます。サイテーションを獲得できると被リンク数の増加と同じようなSEOの効果が期待でき、集客アップにつながります。

またSNSで情報が拡散されたことがきっかけで、オウンドメディアにリンクを貼るユーザーが増える可能性もあり、間接的にもSEOに良い影響を与えられるかもしれません。

オウンドメディアの集客でSNSを活用するメリット

ここまで、オウンドメディアの定義や活用するメリットをお伝えしました。オウンドメディアはWeb集客において欠かせないツールの一つですが、オウンドメディアに加えてSNSを活用することで、オウンドメディアの集客効果をより大きくできます。

ここではオウンドメディアの集客効果を大きくする、SNSの活用メリットを5つ紹介します。

接触機会を増やせる

オウンドメディアの活用メリットとしても紹介しましたが、SNSを活用することで見込み客との接触機会を増やせます。新たなメディアを活用して情報発信を行うわけですので、これは当然といえます。

オウンドメディアから情報発信を行う際は、ドメイン代とサーバー代、サイト構築費用などが発生します。しかしSNSのアカウント作成は基本的に無料ですぐできますし、情報発信を始めるハードルが非常に低いです。そのためより多くの見込み客と接触してWeb集客数を増やしたいと考えている場合、SNSは積極的に活用するべきです。

SNSにはTwitterやInstagram、YouTubeなど様々なものがありますが、どのツールを活用するかによって接触できる人が異なります。自社のターゲットが誰であるかという点から逆算して、適したツールを活用することで「自社にとっての適切な見込み客」に効率的にリーチできます。各ツールの特徴については、本記事の後半(オウンドメディア集客と相性が良いSNS)で紹介しています。

オウンドメディアの立ち上げ初期でも、SNS経由で流入を集められる

オウンドメディアは、短期的な集客には向いていない媒体です。継続的に情報発信を行いサイト内に情報を蓄積して、Googleなどの検索エンジンで上位表示されてアクセスが集まるようになるまでに早くても3ヶ月、通常は半年から1年程度の期間を要します。

そのため立ち上げ初期段階では、オウンドメディア単体での集客効果は弱いです。しかしSNSを活用することで、立ち上げ初期段階でもオウンドメディアに流入を集められます。

仮にTwitterのアカウントを持っており、フォロワー数が一定数いる場合、オウンドメディアから発信した記事のURLをTwitterで投稿すればフォロワーに記事を見つけてもらえ、流入を得られます。

例えば、立ち上げ初期段階のオウンドメディアにTwitterを活用して流入を集めるためには、Twitterアカウントを以下の状態にしておくと良いです。

  • 見込み客から「フォローして定期的に情報を受け取ろう」と思ってもらえるように、プロフィール欄を最適化しておく
  • 日頃からTwitterで見込み客にとって価値ある情報発信を行い、フォロワーを増やしておく
  • フォロワーに価値ある情報提供を継続して行い、エンゲージメントを高めておく

このような状態にしておいたうえでオウンドメディアから発信した記事をTwitterで流せば、立ち上げ初期段階から多くの流入を集められるでしょう。

SNS経由で多くの流入を集めるためには、日頃から「アカウントを育てる」意識を持ち、継続的に情報発信を行うことが重要です。

最新情報をすばやく届けられる

オウンドメディアから発信した記事は、検索エンジンの検索結果に表示されて見込み客に読んでもらえるまでに結構な期間を要します。しかしSNSでは、フォロワーやフォロワー以外の不特定多数の多くの人たちに、最新情報をすばやく届けられます。

例えば新たにオウンドメディアから発信した記事を共有したり、商品のキャンペーン情報など「すばやく届けることに意味がある情報」を、実際にすばやく届けられます。

最新情報をすばやく届けるためには、SNSアカウントで見込み客との「つながり」を作っておく必要があります。つながりの形式は各SNSによって異なりますが、以下一例を紹介します。

  • Twitter:フォロワー
  • Facebook:友達
  • YouTube:チャンネル登録者

つながりの数が多いほど、届けたい情報をより届けやすくなります。

双方向コミュニケーションにより、関係構築ができる

SNSでは、情報の発信者と受信者の間で双方向コミュニケーションが取れます。この双方向でのコミュニケーションにより、見込み客との関係構築がしやすくなります。

例えばTwitterの投稿に対してコメントがついた場合、そのコメントに返信することで相手から「反応してもらえた」と思ってもらえて好意的な印象を抱かれます。このように発信した情報に対して相手から何か反応があった際に、反応を返すことで関係構築ができます。

Twitterでは他にも、DMで質問などが届いた際に丁寧に回答したりすることも効果的です。またYouTubeで投稿した動画にコメントがついたりした場合にも、Twitterと同じように反応してあげることで関係構築ができるでしょう。このような双方向コミュニケーションの機能は、InstagramやFacebook、TikTokなどにもついています。

SNSを活用する際は双方向コミュニケーションにより関係構築を行い、SNS上でつながっているユーザーの一部から商品購入や問い合わせなどのアクションを引き起こせるよう意識すると良いです。

ファン化がしやすい

SNSは、自社のファンを作りやすいメディアといえます。オウンドメディアから発信する情報は、情報量が充実したフォーマルな形式になりやすいですが、SNSではよりカジュアルな感じで頻繁・手軽に情報発信ができるため、見込み客との距離感を近づけて好意的な印象を抱いてもらいやすいです。

自社のことを好きになってもらうためにどうすればいいか」という点を意識してSNSで情報発信を行い、見込み客や顧客をファン化させられれば、見込み客が顧客になり、顧客が優良顧客になります。

見込み客や顧客をファン化させるための方法について、各SNSごとに例を紹介します。

  • Twitter:多くの人に共感してもらえるような情報を面白く発信し、「いつも面白い情報を発信しているアカウントだな」と思ってもらい、エンゲージメント(愛着度)を高める。
  • Facebook:Facebookページからクローズドな情報を継続的に発信し、価値を感じてもらいファン化させる
  • Instagram:世界観やビジュアルの雰囲気が統一された画像を継続的に投稿し、発信者のことを好きになってもらう
  • YouTube:商品開発のストーリーや想いなどを動画で発信し、共感を獲得する

オウンドメディア集客でSNSを活用する際のポイント

オウンドメディアにSNSを組み合わせて活用することで、オウンドメディアの集客効果をより大きくできることをお伝えしました。しかしSNSを活用して成果を出すためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

ここでは、特に重要なポイントを5つに絞ってお伝えします。

運用体制を整える

SNSを活用して継続的に情報発信を行い成果を出すために、運用体制を整えることは欠かせません。

見込み客にとって価値ある情報を提供して関係構築を行い、ファン化させて商品販売へと結びつけるためには、価値ある情報を「継続的に」発信する必要があります。そして継続的な情報発信を行うためには、以下のような項目についてしっかり決めておく必要があります。

  • 工程ごとの責任者決め
  • 人材と予算の確保
  • 戦略や発信する情報等についての認識のすり合わせ
  • 発信する情報の質を担保するための仕組みづくり

継続的に情報発信を行うための人材と予算を確保し、「誰が」「どのようにして」コンテンツを作成して発信するのかを決めておきましょう。運用体制を整えずに「とりあえず適当に何か情報を発信してみよう」という気持ちで情報発信を行っても、期待した成果を得られる可能性は低いです。

ターゲットを明確にして、一貫性のある情報発信を行う

SNSを活用して情報発信を行うにあたり、必ずターゲットを明確にしなくてはいけません。

情報の届け先である相手が明確でないと、誰にも刺さらない、価値を感じてもらえない中途半端な情報発信になってしまいます。自社の商品に興味を持ち購入してくれる可能性がある見込み客をターゲットに設定し、ターゲットにとって価値ある情報を提供することで、例えばTwitterであればフォロワーが増えたり、YouTubeであればチャンネル登録者数が増えたりします。

また発信する情報について一貫性を持たせることも重要です。「どんな目的で、誰にどんな価値を提供するアカウントなのか」を言語化して、ターゲットにとって一貫性のある情報発信を行うようにしましょう。

例えば食材を販売している企業が、食材を活用した料理方法を動画でわかりやすく説明するコンテンツをTwitterやYouTubeで発信し続けるのは、一貫性のある情報発信であるといえます。

「どんな形式の、どんな雰囲気の情報を発信していくか」を決めたら、そこからブレることなく一貫性のある情報発信を行うことで、どんな情報発信を行っているアカウントなのかが伝わりやすくなります。その結果、フォローやチャンネル登録などのアクションを引き起こせます。

ターゲットの興味を引いて、まずは見てもらうための工夫をする

SNSで発信する情報は、どんどん流れていきます。例えばTwitterやInstagram、Facebookで発信した情報はフォロワーのタイムライン上に表示されますが、他の人の新たな情報発信により画面の表示外に押し出されます。また少しスクロールするとすぐに次の情報が表示されるため、SNSで発信する情報を見てもらうためには、いかにして短い時間でターゲットの興味を引けるかが重要です。

ターゲットの興味を引いて発信したコンテンツを見てもらうための工夫としては、例えば以下のようなものがあります。

  • 投稿のタイトルを、ターゲットの興味を引くものにする
  • 目が留まる画像を活用する
  • 投稿の冒頭文で、「読んでみたい!」と思わせる

他にも、例えばYouTube動画であればサムネイル画像を工夫するといったことも重要です。膨大な量の情報が流れ続けているSNSにおいて発信した情報を見てもらえるかどうかは、ターゲットの興味をどれだけ短い時間で引けるかにかかっています。

ターゲットの目に触れる時間帯に発信する

SNSで発信した情報を多くの人に見てもらうためには、発信する時間帯にも気をつけなければいけません。いつ発信するかによって、見てもらえる人の数は大幅に変わります。

発信するべき適切な時間帯は、ターゲットによって決まります。例えばターゲットが大学生の場合は、以下のような時間帯に投稿するのが良いといえます。

  • 朝の通学の時間帯(7:00〜9:00ごろ)
  • 昼休みの時間帯(12:00〜13:00ごろ)
  • 授業が終わりひと段落つく時間帯(15:00〜17:00ごろ)
  • 帰宅してから寝るまでの時間帯(19:00〜0:00ごろ)

多くのターゲットが共通してSNSを開くのは、「朝」「昼」「夜」のタイミングです。朝は多くの人が通学・通勤するため「7:00〜9:00」あたりが良いでしょうし、昼はご飯の時間である「12:00〜13:00」、夜は「19:00〜0:00」ごろが情報を発信して多くの人に見てもらえる可能性が高い時間帯です。

これらの時間帯はあくまで目安であり、実際はターゲットに応じて柔軟に情報発信の時間帯を変えましょう。またいきなりターゲットがSNSをよく開く完璧な時間帯に情報発信を行うのは難しい場合が多いです。そのため様々な時間帯で同じような内容の情報を発信してみて、一番発信した情報を見てもらえる時間帯を実際の数値で確認して、最適な時間帯を探ってみるのもおすすめです。

エンゲージメントを高めるための施策を打ち続ける

一般的にエンゲージメントとは「愛着度」を意味する言葉ですが、SNSにおけるエンゲージメントとは「ユーザーのいいね数・リツイート数・コメント数などの具体的な反応」を意味します。

投稿に対してのエンゲージメントが高くなれば、投稿がより多くのユーザーに届くようになります。その結果フォロワー数やチャンネル登録者数などの「濃いつながり」が増えて、SNSから発信した情報をより多くの人に見てもらえるようになります。

そのためSNSで成果を出すためには、エンゲージメントを高めるための施策を打ち続けることが重要です。エンゲージメントを高めるための施策としては、例えば以下のようなものがあります。

  • 投稿に対していいねとリツイートをしてくれた人限定で、役立つノウハウ情報を渡す。
  • 投稿にコメントがついた場合、できる限り全員に返信して、また別の投稿でも継続的にコメントをもらえるように関係構築を行う。
  • 積極的に見込み客の投稿に対していいねをつけたりリツイートを行うなどして、こちらのアカウントに興味を持ってもらえるようにする。
  • いいねをつけたくなるような面白い情報発信を行う。

フォロワー数が少なくても、投稿に対してのエンゲージメントが常に高い状態を保てれば多くの人に投稿を見てもらえます。エンゲージメントを高くして投稿が多くの人に届くようになれば、比例してフォロワー数も増えていきます。

いきなりエンゲージメントを高めるための効果的な施策を打てるとは限りませんが、「こうすればたくさんのいいねやリツイートを獲得できるのではないか」という仮説を立てて検証し、改善を繰り返して効果的な施策を打てるようにブラッシュアップしていくのが良いでしょう。

オウンドメディア集客と相性が良いSNS

オウンドメディア集客の効果をより大きくするために、ここではオウンドメディアと相性が良いSNSを6つ紹介します。

それぞれ特徴が異なり、活用して成果を出すための方法やポイントも異なります。まずは各SNSの概要だけでも理解し、実際にSNSを活用してWeb集客に取り組む段階でより深く調べ、自社に合ったSNSを効率的に活用してみてください。

Twitter

Twitterは、140文字までの短文のテキストを配信でき、画像やGIF画像、動画をテキストに追加して投稿できるSNSです。
リツイート機能を搭載しており、情報の拡散力に優れていることが大きなメリットです。

特にフォロワーの多いインフルエンサーがリツイートすると、数万人以上のユーザーに瞬時に情報が拡散されます。またハッシュタグを付けて投稿すると、アカウントの認知拡大やフォロワー獲得につながる場合があり、認知度アップにも適しています。

Instagram

Instagramは、写真や画像の共有をメインとするSNSです。
幅広い層のユーザーが利用していますが、特に10~30代の女性の利用者が多く、若い女性向けの商品やサービスを取り扱っている企業に適しています。

Instagramには、投稿した写真や画像にタグを付けるとECサイトで購入できる「ShopNow」という機能があり、InstagramからECサイトに流入させることで集客・売上向上につなげられます。

Facebook

Facebookは、実名で登録しているユーザーが多く、他のSNSと比べると炎上するリスクの低いことが特徴のSNSです。

投稿に「いいね!」をクリックしてもらえると企業イメージの向上につながり、コメント欄でユーザーと交流することも可能です。
拡散力はTwitterと比べると弱いものの、ユーザーのリアルな友人に拡散できるため成果につながりやすいといえます。

YouTube

YouTubeは、動画共有のプラットフォーム・SNSです。コメント機能やアンケート機能を使うことで、他のSNSと同じようにユーザーと交流ができ、生ライブを配信してチャットでユーザーと交流などもできます。

自社のYouTubeチャンネルを開設すれば、チャンネル登録者に対して継続的に動画で情報を伝えられます。またおすすめチャンネルに掲載されると、不特定多数のユーザーに対して情報を届けられます。

LINE

LINEは、大勢のユーザーが利用しているモバイルメッセンジャーアプリであり、企業が「LINE公式アカウント」を開設すれば登録者に対して情報を一斉配信できます。チャット機能もあり、ユーザーと個別にコミュニケーションを取ることも可能です。

LINE公式アカウントから一斉配信した場合、メルマガよりも開封率が高い傾向にあります。またクーポン券を発行することもでき、新規顧客獲得やリピートにつなげられます。

TikTok

TikTokは、縦長のショート動画を投稿できるSNSです。

若い世代とのつながりを作りやすい媒体であり、軽快な音楽に合わせて「面白さ」「楽しさ」を伝える動画を投稿することで多くのユーザーに興味を持ってもらえます。

TikTokでは独自のAIアルゴリズムにより、アカウントを開設してフォロワーが全くいない状況からでも発信するコンテンツ次第ではいきなり「バズ」を生み出せる可能性があります。

ショート動画の長さは15秒程度であり、いかに離脱させずに最後まで見てもらえるかが重要です。そのため冒頭の数秒で興味を引きつけ、離脱の隙を最後まで与えないようにすることで、投稿した動画をより多くのユーザーに見てもらえるようになります。

SNSの集客効果を最大化するためには、オウンドメディア運用が重要

本記事では、オウンドメディアに関する基礎知識と、オウンドメディアの集客効果をより大きくするためのSNS活用のポイント、またオウンドメディアと組み合わせて活用するべき各種SNSの特徴を解説しました。

オウンドメディアは、Web集客において欠かせないツールの一つです。Webマーケティングの中核的な位置付けのメディアであり、オウンドメディアをいかに効率よく活用できるかがWeb集客成功の命運を握っているといっても過言ではありません。

そしてこのオウンドメディアとSNSを組み合わせて活用することで、双方の集客効果を高められます。SNSは誰でも無料でアカウントを作成でき、すぐに情報発信を始められるため、可能な限り使うべきメディアです。より多くの人に自社のことを知ってもらい、Web経由での売上を増やすためにもオウンドメディアとSNSを組み合わせて活用しましょう。

実際のところ、SNS単体で成果を出すのはかなり難易度が高いです。Webマーケティングの中核的な位置付けであるオウンドメディアから継続的に価値ある情報発信を行い、それに加えてSNSを活用するからこそ高い集客効果を得られます。そのため、まずはオウンドメディアからの情報発信に注力することがおすすめです。

弊社シンプリックは、オウンドメディアから記事を発信してGoogleで検索上位表示を獲得し、サイトに多くのアクセスを集めることを得意とする記事制作の代行会社です。見込み客にとって価値ある情報提供を継続的に行い、企業のWeb集客を活性化させることに最大限貢献できます。

「オウンドメディアから継続的に情報発信を行い、こちらから営業しなくても勝手に問い合わせが入ってくる状態を作りたい」
「オウンドメディアとSNSを組み合わせて情報発信を行い、成果を出すためのより具体的な方法が知りたい」

このような思いをお持ちであれば、ぜひ弊社にお声がけください。すぐの依頼を検討しておらず、まずはWeb集客を活性化させるための方法について相談だけでもしたいというような場合でも、弊社のコンサルタントが全力で価値提供いたします。

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