現代において、Webマーケティングによりビジネスを成長させるために「オウンドメディア」の活用は必須といえます。オウンドメディアを活用することで多くの見込み客とつながり、自社商品の販売に結び付けられます。
オウンドメディアは単体でも大きな集客効果を持っていますが、加えて「SNS」を活用することでオウンドメディアの集客効果をより大きくできます。
本記事では、オウンドメディアに関する基礎知識と、オウンドメディアの集客効果をより大きくするためのSNS活用のポイント、またオウンドメディアと組み合わせて活用するべき各種SNSの特徴を解説します。
目次
オウンドメディアとSNSの違い
オウンドメディアとSNSは、どちらも情報発信の手段ですが、役割や特徴は大きく異なります。両者の違いを理解せずに運用しても期待した成果は出ません。ここでは、それぞれの特徴を解説します。
オウンドメディアとは

オウンドメディア(Owned Media)とは「自社所有のメディア」です。オウンドメディアは自社が所有しており自由に発信できる点が特徴で、例えば今開いているこのサイトは、弊社シンプリックが所有しているメディアであるため、弊社にとっては「オウンドメディア」です。
またオウンドメディアは本来、自社所有のあらゆるメディアを指すものですが、実際は「自社所有のブログ・Webメディア」のみを指してオウンドメディアと呼ぶことが多いです。本記事でも、オウンドメディアを「自社所有のブログ・Webメディア」の定義で使います。
オウンドメディアについてより詳しく理解したい方はぜひ以下の記事もお読みください。
オウンドメディアとは?目的から立ち上げ・運用ステップまで分かりやすく解説
SNSとは
SNS(Social Networking Service)とは、ネット上でユーザー同士が情報の発信や交流を行うためのプラットフォームです。
SNSも、自社のアカウントを作成して自由に情報発信ができるという点で、広い意味ではオウンドメディアに含まれます。しかし実際、ほとんどの場合オウンドメディアという言葉を使うときにSNSは含まれません。
オウンドメディアとの主な違いは、それぞれのプラットフォームが存在することです。オウンドメディアは、自社所有のサイトで自由に発信できるのが特徴ですが、SNSで発信する場合は各プラットフォームに沿って発信しなければなりません。
なぜオウンドメディア集客にSNSが重要なのか
SNSの普及により、オウンドメディア集客ではSNS活用の影響力が増しています。ここでは、オウンドメディア集客にSNSが重要である理由をいくつか紹介します。
SEOだけに依存した集客が難しくなっているため
オウンドメディアは、SEOを施すことで多くのアクセスを集められるようになります。
しかし、オウンドメディアを活用する企業の増加により競争が激化しており、近年はSEOだけでオウンドメディアへのアクセスアップを図るのが難しくなっています。そのため、SEO以外の集客方法も考える必要があり、その一つがSNSです。実際、SNSを通じてオウンドメディアに流入するケースは増えており、SNSを活用することでオウンドメディアへのアクセス数の向上につなげられる可能性は十分にあります。
特に若年層はSNSでの口コミなどを参考にすることが多く、SNSを活用することで検索エンジン以外からの流入を獲得できます。
SNS以外にもオウンドメディアへ集客する方法はあります。興味がある方は以下の記事もご覧ください。
オウンドメディアの集客方法8選!戦略設計や成功ポイントを徹底解説
ユーザーの購買プロセスが変化しているため
近年、消費者の購買プロセスが変化し、SNSで情報収集を行う人が増えています。SNSが普及する前は、検索エンジンで情報収集を行うのが一般的でした。しかし現在は、SNSで口コミを確認してから、購買などの行動を起こす人が多くなっています。
オウンドメディアやマスメディアなどから発信される情報は企業側からの一方的な情報であり、消費者はこのような企業側からの一方的な情報に対して嫌悪感を抱くことが普通になりました。
しかしSNSで配信される口コミなどの情報は、実際に商品を購入した人やサービスを利用した人の「本音」です。SNSで良い口コミが拡散すると企業の商品に対する信用度が高まり、集客向上につながります。
間接的にSEOに良い影響を与えるため
SNSを活用すると、SEOにも良い影響を与えられます。SNSで情報が拡散されると被リンク数が増えるというわけではありませんが、サイテーションによるSEO効果が期待できます。
サイテーションとは、第三者によってサイト名や固有名(商品の名称など)が言及されることです。
SNSで情報が拡散されるとサイト名や企業名、商品名などの認知拡大につながり、サイテーションを獲得できます。サイテーションを獲得できると、被リンク数の増加と同じようなSEOの効果が期待でき、集客アップにつながります。
またSNSで情報が拡散されたことがきっかけで、オウンドメディアにリンクを貼るユーザーが増える可能性もあり、間接的にもSEOに良い影響を与えられるかもしれません。
オウンドメディア集客にSNSを活用するメリット
オウンドメディアはWeb集客において欠かせないツールの一つですが、オウンドメディアに加えてSNSを活用することで、オウンドメディアの集客効果をより大きくできます。
ここではオウンドメディアの集客効果を大きくする、SNSの活用メリットを5つ紹介します。

検索以外の接触機会を増やせる
SNSを活用することで見込み客との接触機会を増やせます。SNSはタイムライン上で情報が表示されるため、検索前の潜在層にも自然にリーチ可能です。
オウンドメディアから情報発信を行う際は、ドメイン代とサーバー代、サイト構築費用などが発生します。一方で、SNSのアカウント作成は基本的に無料ですぐできますし、情報発信を始めるハードルが非常に低いです。そのため、より多くの見込み客と接触してWeb集客数を増やしたいと考えている場合、SNSは積極的に活用するべきです。
SNSにはX(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなど様々なものがありますが、どのツールを活用するかによって接触できる人が異なります。自社のターゲットが誰であるかという点から逆算して、適したツールを活用することで「自社にとっての適切な見込み客」に効率的にリーチできます。各ツールの特徴については、本記事の後半で紹介しています。
立ち上げ初期でもSNS経由の流入を確保できる
オウンドメディアは、短期的な集客には向いていない媒体です。継続的に情報発信を行いサイト内に情報を蓄積して、Googleなどの検索エンジンに評価されてアクセスが集まるようになるまで、早くても3ヶ月、通常は半年から1年程度の期間を要します。
そのため、立ち上げ初期段階では、オウンドメディア単体での集客効果は弱いです。しかしSNSを活用することで、立ち上げ初期段階でもオウンドメディアに流入を集められます。
例えば、フォロワーが既に一定数いるXのアカウントを持っている場合、記事のURLを投稿すればフォロワーに記事を見つけてもらえ、流入につなげられます。
立ち上げ初期からSNS経由の流入を安定して得るためには、アカウントを以下の状態にしておくと良いです。
- 見込み客から「フォローして定期的に情報を受け取ろう」と思ってもらえるように、プロフィール欄を最適化しておく
- 日頃から見込み客にとって価値ある情報発信を行い、フォロワーを増やしておく
- フォロワーに価値ある情報提供を継続して行い、エンゲージメントを高めておく
このような状態にしておいたうえでオウンドメディアから発信した記事をSNSで流せば、立ち上げ初期段階から多くの流入を集められるでしょう。
SNS経由で多くの流入を集めるためには、日頃から「アカウントを育てる」意識を持ち、継続的に情報発信を行うことが重要です。
オウンドメディアの効果が出始める目安については以下の記事で詳しく解説しています。
オウンドメディアはいつから効果が出る?実例から見る”6ヶ月・1年”の真実
記事公開や更新情報をタイムリーに届けられる
オウンドメディアから発信した記事は、検索結果に表示されて見込み客に読んでもらえるまでに、ある程度の期間を要します。しかしSNSでは、フォロワーやフォロワー以外の不特定多数の多くの人たちに、最新情報をすばやく届けられます。
例えば、新たにオウンドメディアから発信した記事を共有したり、商品のキャンペーン情報など「すばやく届けることに意味がある情報」を、実際にすばやく届けられます。
最新情報をすばやく届けるためには、SNSアカウントで見込み客との「つながり」を作っておく必要があります。つながりの形式は各SNSによって異なりますが、以下一例を紹介します。
- X:フォロワー
- Facebook:友達
- YouTube:チャンネル登録者
つながりの数が多いほど、届けたい情報をより届けやすくなります。
双方向コミュニケーションで関係性を築ける
SNSでは、情報の発信者と受信者の間で双方向コミュニケーションが取れます。この双方向でのコミュニケーションにより、見込み客との関係構築がしやすくなります。
例えば、Xの投稿に対してコメントがついた場合、そのコメントに返信することで相手から「反応してもらえた」と思ってもらえて好意的な印象を抱かれます。このように発信した情報に対して相手から何か反応があった際に、反応を返すことで関係構築ができます。
Xでは他にも、DMで質問などが届いた際に丁寧に回答したりすることも効果的です。このような双方向コミュニケーションの機能は、YouTubeやInstagram、Facebook、TikTokなどにもついています。
SNSを活用する際は双方向コミュニケーションにより関係構築を行い、SNS上でつながっているユーザーの一部から商品購入や問い合わせなどのアクションを引き起こせるよう意識すると良いです。
継続的に接点を持つことでファン化につながる
SNSは、自社のファンを作りやすいメディアといえます。オウンドメディアから発信する情報は、情報量が充実したフォーマルな形式になりやすいですが、SNSではよりカジュアルに情報発信ができるため、見込み客との距離が近づいて好意的な印象を抱いてもらいやすいです。
「自社のことを好きになってもらうためにどうすればいいか」という点を意識してSNSで情報発信を行い、見込み客や顧客をファン化させられれば、見込み客が顧客になり、顧客が優良顧客になります。
見込み客や顧客をファン化させるための方法について、各SNSごとに例を紹介します。
- X:多くの人に共感してもらえるような情報を面白く発信し、エンゲージメント(愛着度)を高める
- Facebook:クローズドな情報を継続的に発信し、価値を感じてもらいファン化させる
- Instagram:世界観やビジュアルの雰囲気が統一された画像を継続的に投稿し、発信者のことを好きになってもらう
- YouTube:商品開発のストーリーや想いなどを動画で発信し、共感を獲得する
オウンドメディアとSNSを連携させる4つの方法

オウンドメディアとSNSのそれぞれの強みを生かすことで、集客効果を高められます。 ここでは、オウンドメディアとSNSを連携させる4つの方法について詳しく解説します。
1.記事公開をSNSで告知する
オウンドメディアで公開した記事をSNSで告知する流れは、基本的な連携方法の一つです。記事を公開した後、検索結果に表示されるようになるまで時間がかかりますが、SNSであれば公開直後からユーザーに情報を届けられます。
特に、フォロワーはすでに自社に対して一定の関心を持っている層です。記事内容と親和性が高ければクリックされやすくなるため、ただURLを投稿するのではなく、「どのような人に役立つ記事か」「どんな悩みを解決できるか」を添えて反応してもらえるよう工夫します。
記事を公開した後はSNSで告知する流れを運用ルールに組み込んで、習慣化するとよいでしょう。
2.記事内容をSNS向けに再編集する
オウンドメディアの記事は、そのままSNSに流すのではなく、SNS向けに再編集すると効果的です。記事は情報量が多く、SNSのタイムラインでは最後まで読まれにくい場合があります。
例えば、Instagramでは視覚的に内容を伝えると効果的です。記事のポイントを箇条書きにまとめ、イラストを挿入しつつスライド形式で紹介するとよいでしょう。
SNS上で関心を集め、続きは記事で読むという導線をつくることで、自然にオウンドメディアへの流入を促せます。
3.SNSの固定位置にオウンドメディアへのリンクを設置する
SNSのプロフィールにオウンドメディアへのリンクを設置します。投稿は時間が経つと流れてしまいますが、プロフィールは継続的に閲覧される導線です。
プロフィール文とあわせて「どのような情報を発信しているメディアか」を簡潔に伝えることで、興味を持ったユーザーをオウンドメディアへ誘導しやすくなります。また、特定の記事やカテゴリページを固定リンクとして設定すれば、集客したいテーマへの導線を強化できます。
4.記事内からSNSへ誘導する
オウンドメディアとSNSの連携は、「SNSからオウンドメディア」だけでなく、逆方向も意識する必要があります。記事内にSNSアカウントへの導線を設置することで、継続的な接点をつくれます。
検索経由で初めて記事を訪れたユーザーは、その場限りで離脱してしまうケースも少なくありません。記事の最後やプロフィール欄などにSNSのリンクを置き、フォローを促すことで、その後も情報を届けられる関係を構築できます。
オウンドメディア集客でSNSを活用する際のポイント
オウンドメディアにSNSを組み合わせて活用することで、オウンドメディアの集客効果をより大きくできることをお伝えしました。しかしSNSを活用して成果を出すためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
ここでは、特に重要なポイントを5つに絞ってお伝えします。

継続できるSNS運用体制を整える
SNSを活用して継続的に情報発信を行い成果を出すために、運用体制を整えることは欠かせません。
見込み客にとって価値ある情報を提供して関係構築を行い、ファン化させて商品販売へと結びつけるためには、価値ある情報を「継続的に」発信する必要があります。そして継続的な情報発信を行うためには、以下のような項目についてしっかり決めておく必要があります。
- 工程ごとの責任者決め
- 人材と予算の確保
- 戦略や発信する情報等についての認識のすり合わせ
- 発信する情報の質を担保するための仕組みづくり
継続的に情報発信を行うための人材と予算を確保し、「誰が」「どのようにして」コンテンツを作成して発信するのかを決めておきましょう。運用体制を整えずに「とりあえず適当に何か情報を発信してみよう」という気持ちで情報発信を行っても、期待した成果を得られる可能性は低いです。
ターゲットを明確にして、一貫性のある情報発信を行う
SNSを活用して情報発信を行うにあたり、必ずターゲットを明確にしなくてはいけません。
情報の届け先である相手が明確でないと、誰にも刺さらない、価値を感じてもらえない中途半端な情報発信になってしまいます。自社の商品に興味を持ち購入してくれる可能性がある見込み客をターゲットに設定し、ターゲットにとって価値ある情報を提供することで、フォロワーを増やせます。
また発信する情報について一貫性を持たせることも重要です。「どんな目的で、誰にどんな価値を提供するアカウントなのか」を言語化して、ターゲットにとって一貫性のある情報発信を行うようにしましょう。
「どんな形式の、どんな雰囲気の情報を発信していくか」を決めたら、そこからブレることなく一貫性のある情報発信を行うことで、どんな情報発信を行っているアカウントなのかが伝わりやすくなります。その結果、フォローやチャンネル登録などのアクションを引き起こせます。
ターゲットの興味を引いて、まずは見てもらうための工夫をする

SNSで発信する情報は、どんどん流れていきます。例えば、XやInstagram、Facebookで発信した情報はフォロワーのタイムライン上に表示されますが、他の人の新たな情報発信により画面の表示外に押し出されます。また少しスクロールするとすぐに次の情報が表示されるため、SNSで発信する情報を見てもらうためには、いかにして短い時間でターゲットの興味を引けるかが重要です。
ターゲットの興味を引いて発信したコンテンツを見てもらうための工夫としては、以下のようなものがあります。
- 投稿のタイトルを、ターゲットの興味を引くものにする
- 目が留まる画像を活用する
- 投稿の冒頭文で、「読んでみたい!」と思わせる
他にも、例えばYouTube動画であればサムネイル画像を工夫するといったことも重要です。膨大な量の情報が流れ続けているSNSにおいて発信した情報を見てもらえるかどうかは、ターゲットの興味をどれだけ短い時間で引けるかにかかっています。
ターゲットの目に触れる時間帯に発信する
SNSで発信した情報を多くの人に見てもらうためには、発信する時間帯にも気をつけなければいけません。いつ発信するかによって、見てもらえる人の数は大幅に変わります。
発信するべき適切な時間帯は、ターゲットによって決まります。例えばターゲットが大学生の場合は、以下のような時間帯に投稿するのが良いといえます。
- 朝の通学の時間帯(7:00〜9:00ごろ)
- 昼休みの時間帯(12:00〜13:00ごろ)
- 授業が終わりひと段落つく時間帯(15:00〜17:00ごろ)
- 帰宅してから寝るまでの時間帯(19:00〜0:00ごろ)
多くのターゲットが共通してSNSを開くのは、「朝」「昼」「夜」のタイミングです。朝は多くの人が通学・通勤するため「7:00〜9:00」あたりが良いでしょうし、昼はご飯の時間である「12:00〜13:00」、夜は「19:00〜0:00」ごろが情報を発信して多くの人に見てもらえる可能性が高い時間帯です。
これらの時間帯はあくまで目安であり、実際はターゲットに応じて柔軟に情報発信の時間帯を変えましょう。またいきなりターゲットがSNSをよく開く完璧な時間帯に情報発信を行うのは難しい場合が多いです。そのため様々な時間帯で同じような内容の情報を発信してみて、一番ユーザーに見てもらえる時間帯を数値で確認して、最適な時間帯を探ってみるのもおすすめです。
エンゲージメントを高めるための施策を打ち続ける
一般的にエンゲージメントとは「愛着度」を意味する言葉ですが、SNSにおいては「ユーザーのいいね数・リポスト数・コメント数などの具体的な反応」を意味します。
SNSでは、投稿に対してのエンゲージメントが高くなれば、多くのユーザーに表示されるようになります。その結果、投稿の閲覧数が増えて、フォロワー数やチャンネル登録者数などの「濃いつながり」を獲得できます。
そのため、SNSで成果を出すためには、エンゲージメントを高めるための施策を打ち続けることが重要です。具体的には、以下のような施策があります。
- いいねとリポストをしてくれた人限定で、役立つノウハウを渡す。
- コメントが付いた投稿には可能な限り返信し、継続的な関係構築を行う。
- 見込み客の投稿に積極的に反応し、アカウントに興味を持ってもらう。
- 思わず反応したくなるような、価値や面白さのある情報を発信する。
フォロワー数が少なくても、エンゲージメントが高い状態を保てれば、多くの人に投稿を見てもらえるようになり、比例してフォロワー数も増えていきます。
いきなりエンゲージメントを高めるための効果的な施策を打てるとは限りませんが、「こうすればたくさんのいいねやリポストを獲得できるのではないか」という仮説を立てて検証し、改善を繰り返して効果的な施策を打てるようにブラッシュアップしていくのが良いでしょう。
オウンドメディア集客と相性が良いSNSと企業の活用事例
オウンドメディア集客の効果をより大きくするために、ここではオウンドメディアと相性が良いSNSを6つ紹介します。
それぞれ特徴が異なり、活用して成果を出すための方法やポイントも異なります。あわせて、実際に企業が活用している事例を紹介しますので、自社に合ったSNSを効率的に活用してみてください。
X(旧Twitter)|拡散力と速報性に強い

Xは、短文テキストを中心に、画像やGIF画像、動画を組み合わせて投稿できるSNSです。リポスト機能を搭載しており、情報の拡散力に優れていることが大きなメリットです。
特にフォロワーの多いアカウントにリポストされると、数万人以上のユーザーに瞬時に情報が拡散されます。また、ハッシュタグを付けて投稿すると、アカウントの認知拡大やフォロワー獲得につながる場合があります。
オウンドメディアとの連携事例としては、「ITmedia(@itmedia)」 が挙げられます。ITmediaは、記事公開と同時にXで記事タイトルとURLを投稿し、速報性の高いニュースや解説記事をX経由でオウンドメディアへ誘導しています。ユーザーは投稿から直接記事にアクセスできるようになっており、Xを記事拡散と初期アクセス獲得の手段として活用している点が特徴です。
Instagram|ビジュアル訴求と世界観づくりに向く

Instagramは、写真や画像の共有をメインとするSNSです。幅広い層のユーザーが利用していますが、特に10~30代の女性の利用者が多く、若い女性向けの商品やサービスを取り扱っている企業に適しています。
Instagramには、投稿した写真や画像にタグを付けるとECサイトで購入できる「ShopNow」という機能があり、InstagramからECサイトに流入させることで集客・売上向上につなげられます。
代表的な事例は「北欧、暮らしの道具店(@hokuoh_kurashi)」です。オウンドメディアの記事内容と連動した写真・動画をInstagramで発信し、投稿から記事本編へ誘導しています。SNSではブランドの世界観や記事の導入部分を伝え、商品の背景やストーリーなどの詳しい情報はオウンドメディアで丁寧に届けるという、役割分担が明確な活用例といえるでしょう。
Instagramの活用については以下の記事で詳しく解説しています。
Instagram × オウンドメディア|SEOだけに頼らない集客戦略の実践ステップ
Facebook|BtoB・実名制による信頼構築に強い

Facebookは、実名で登録しているユーザーが多く、他のSNSと比べると炎上するリスクの低いことが特徴のSNSです。
投稿に「いいね!」をクリックしてもらえると企業イメージの向上につながり、コメント欄でユーザーと交流することも可能です。拡散力はXと比べると弱いものの、ユーザーのリアルな友人に拡散できるため成果につながりやすいといえます。
オウンドメディア連携の事例としては、「サイボウズ Office (@cybozuoffice)」が挙げられます。オウンドメディアの記事をFacebookで共有し、働き方や組織づくりに関心のある層へ継続的に届けています。実名制SNSの特性を活かし、記事内容への共感や議論を生み出す導線として活用しています。
YouTube|長尺コンテンツで理解を深められる

YouTubeは、動画共有のプラットフォーム・SNSです。コメント機能やライブ配信を通じてユーザーと交流することもできます。
自社のYouTubeチャンネルを開設すれば、チャンネル登録者に対して継続的に動画で情報を伝えられます。
代表的な事例として挙げられるのが「freee(フリー)【公式】(@freeejp)」です。オウンドメディアで扱っている会計・経理に関するテーマをYouTube動画でも解説し、動画概要欄からサイトへ誘導しています。動画で関心を高めたうえでオウンドメディアの記事へ誘導することで、理解促進と流入を両立している点が特徴です。
LINE|リピーターとの継続接点を作りやすい

LINEは、大勢のユーザーが利用しているモバイルメッセンジャーアプリであり、企業が「LINE公式アカウント」を開設すれば登録者に対して情報を一斉配信できます。チャット機能もあり、ユーザーと個別にコミュニケーションを取ることも可能です。
メルマガよりも開封率が高い傾向にあり、既存ユーザーとの接点維持に向いています。また、クーポン券の発行などで、新規顧客の獲得やリピートにもつなげられます。
企業の活用事例としては、「クックパッドニュース」が挙げられます。LINE公式アカウントを通じてレシピ記事や特集コンテンツを配信し、興味を持ったユーザーをオウンドメディアへ誘導しています。検索やアプリからの流入に加えて、LINEを再訪問のきっかけとして使うことで、日常の中で自然にオウンドメディアに触れてもらう導線をつくっている点が特徴です。
TikTok|若年層へのリーチと拡散に強い

TikTokは、縦長のショート動画を投稿できるSNSです。特に若年層へのリーチ力と拡散力に強みがあり、コンテンツ次第ではアカウントを開設してすぐでも、いきなり「バズ」を生み出せる可能性があります。
TikTokは、いかにユーザーを離脱させずに最後まで見てもらえるかが重要です。冒頭の数秒で興味を引きつけ、離脱の隙を最後まで与えないようにすることで、より多くのユーザーに見てもらえるようになります。
企業の活用事例としては「新R25編集部(@shin_r25.official)」が挙げられます。主にビジネスパーソンや企業のインタビューを、オウンドメディアやYouTube、X、TikTokなど、様々なフォーマットに適した形で配信しています。TikTokに限らず、多くのメディアを活用して集客に成功している好事例といえます。
SNSの集客効果を最大化するためには、オウンドメディア運用が重要
本記事では、オウンドメディアに関する基礎知識と、オウンドメディアの集客効果をより大きくするためのSNS活用のポイント、またオウンドメディアと組み合わせて活用するべき各種SNSの特徴を解説しました。
オウンドメディアとSNSを組み合わせて活用することで、双方の集客効果を高められます。SNSは誰でも無料でアカウントを作成でき、すぐに情報発信を始められるため、可能な限り使うべきメディアです。より多くの人に自社のことを知ってもらい、Web経由での売上を増やすためにもオウンドメディアとSNSを組み合わせて活用しましょう。
ただし、SNS単体で成果を出すのはかなり難易度が高いです。Webマーケティングの中核であるオウンドメディアから継続的に価値ある情報発信を行い、それに加えてSNSを活用するからこそ高い集客効果を得られます。そのため、まずはオウンドメディアからの情報発信に注力することがおすすめです。
弊社シンプリックは、オウンドメディアから記事を発信してGoogleで検索上位表示を獲得し、サイトに多くのアクセスを集めることを得意とする記事制作の代行会社です。見込み客にとって価値ある情報提供を継続的に行い、企業のWeb集客を活性化させることに最大限貢献できます。
「オウンドメディアから継続的に情報発信を行い、こちらから営業しなくても勝手に問い合わせが入ってくる状態を作りたい」
「オウンドメディアとSNSを組み合わせて情報発信を行い、成果を出すためのより具体的な方法が知りたい」
このような思いをお持ちであれば、ぜひ弊社にお声がけください。すぐの依頼を検討しておらず、まずはWeb集客を活性化させるための方法について相談だけでもしたいというような場合でも、弊社のコンサルタントが全力で価値提供いたします。
「まずはオウンドメディアの基本から理解したい」という方は、以下の記事も併せてご覧ください。
オウンドメディアとは?目的から立ち上げ・運用ステップまで分かりやすく解説











