• SEO対策

【SEOはオワコン?】これからSEOを担当する人へ伝えたいこと

「SEOはオワコン」だと言われるようになって久しい。

Instagramが出てきて、飲食店やファッションアイテムを検索する際は、インスタを使うようになった人が増え、Googleは検索シェアを奪われている。
2023年の今、ChatGPTやBardをはじめとした対話型AIサービスが登場し、調べものはGoogleではなくAIに置き換わると言われている。

私は、2006年からSEOに携わってきているが、これまでも「SEOが終わる」という話は何度もあった。2000年頃にGoogle検索が一般に普及し始めたが、当時多くの日本人はYahoo!検索を使っていた。
2023年現在、Yahoo!検索の裏側ではGoogleの検索エンジンが動いているが、当時はYSTと呼ばれるYahoo!独自の検索システムが存在しており、Yahoo!とGoogleそれぞれに対してSEO対策を行う必要があった。

SEOに限らず、Webの世界の変化は激しい。今は死語になっているかもしれないドッグイヤー(IT業界のスピードを犬の成長の速さに例えた言葉)のように、インターネットの世界は急激に変化していく。Web業界で働く人はこのスピードについていかなければいけない。流れの速い川でラフティングをし続けるようなもの。しんどいことだ。

「そもそもSEOについての理解が浅い」という方は、ぜひ以下の記事を読んで知識をインプットしてほしい。

【2023年最新・完全版】SEO対策とは?初心者向けに「どこよりも」わかりやすく解説!

SEOがオワコンと言われてもSEOに取り組むことには価値がある。

Web広告の出稿単価が高騰を続ける中、検索エンジンからのオーガニック集客はいまだに欠かせないマーケティング手法だ。弊社クライアントのなかには、検索エンジンからの集客のみで収益を上げているメディアやオーガニック集客のみですべてのリードを獲得している企業もある。

また、今後、検索エンジンの利用者数が減っていったとしても、SEOに取り組むことで身についた「ユーザーの検索意図を捉える」というマーケティング視点は、マーケターにとって血肉となり将来も活用できるスキルだ。

SEOの勉強方法を解説した以下の記事でそのことについても触れているので読んでほしい。

SEOがオワコンになる可能性はもちろんある。

SEOだけやっていて未来永劫、ご飯を食べていけるということはないだろう。
ただ、私がそんなインターネットやSEOについて悲観的ではないのは、インターネットの世界がとにかく良く変わろうとしているという点だ。

生活が便利になったり、今までつながれなかった人とつながれるようになったり、さまざまなコントリビューターや事業者が日夜、技術やサービスの開発に奔走している。

私はインターネットの世界で仕事をしていくということは、世界を良くするための活動に関わり、ユーザーや企業に貢献するスキルを磨いていけることだと思っている。

SEOはクライアントサイトの順位を上げて集客に貢献することである。
SEOは、Webの仕事の中のほんの一部だ。
SEOの仕事に従事すると、HTMLのことを知る必要があったり、サイトに訪れたユーザーの動向をチェックするために、各種ツールに習熟する必要が出てきたりする。クライアントの課題に耳を傾けていると、SEOの知識だけでは解決できないことも多くでてくる。

SEOは、あくまでもWebの仕事、デジタルマーケティングの入り口なのだ。
SEOをきっかけに、どうやったらWebサイトの集客を伸ばすことができるのか、われわれは向き合うことになる。そして、相性が良ければ、そのおもしろさややりがいにのめり込んでいく。

SEOがオワコン、だったとしても関係ない。

SEOをきっかけにWebの仕事のやりがいに気づき、これから起こる急激な変化にもついていけるマインドと経験を培っていくことに意味がある。

継続的な広告費がいらないSEOでクライアントの集客に貢献することはとても価値のあること。
「順位が上がった、集客数が増えた、問い合わせが増えた」
お客様からの喜びの声を受け取れた時が、SEOそしてデジタルマーケティングの仕事のハイライトになる。

弊社シンプリックでも、多くのスタッフは未経験から入社し、SEOの仕事にひたむきに取り組んでいる。そして、お客様から感謝の言葉を受け取り、やりがいを感じ、もっとデジタルマーケティングを学ぼうという意欲を高めている。

SEOがオワコンになったとしても、デジタルマーケティングのやりがいに気づき、その変化に向き合うメンタリティを磨けば、Web業界の今後の激しい変化にもついていける。

使われる検索エンジン、SNS、プラットフォームは今後も必ず変化をしていくが、身につけたマーケティング視点やインターネットユーザーの理解は必ず血肉となり、仕事の基礎となり、今後もWeb業界で活躍できる素地を養える。


「デジタルマーケターを目指したい」という強い想いのある人はぜひ弊社まで気軽にコンタクトをしてください。まずはSEOの仕事をご一緒するということになると思いますが、SEOを入り口にさまざまなデジタルマーケティング業務に取り組む環境があります。

2023年中に、デジタルマーケティングスクールも開講予定です。
3ヶ月で実践的なデジタルマーケティングのスキルが身に付きます。こちらへのご応募も随時受け付けています。

まずは話を聞いてみたいという人は以下よりご連絡をお待ちしています!

関連記事

  1. 【2024年最新版】英語圏向けSEO対策完全ガイド

  2. SEO対策の見積もり額目安と外注時のチェックポイントを解説!

  3. benefits-of-seo-outsourcing-TOP

    コンテンツSEOを外注する意義と成功のポイント

  4. footerlink-SEO

    フッターリンクをSEO対策に活かすには?

  5. 「自社に合った」SEO対策会社の選び方を徹底解説!費用相場とおすすめ会…

  6. utilize-smallwords

    検索ボリュームの少ないキーワードでSEO対策をするべきか?

  7. UX指標のコアウェブバイタル(LCP/FID/CLS)とは? SEO順…

  8. SEO外部対策とは?実践方法をどこよりもわかりやすく解説!

PAGE TOP