コンテンツマーケティング運用の成功セオリー|どの業務をいくらで外注できるのか?

コンテンツマーケティングを正しく理解しなければ、成約につながらないだけではなく、費用や時間を無駄にすることになります。場合によっては、コストをかけてでも外注を選択する方が効率的です。

しかし、コンテンツマーケティング運用において「具体的な業務内容」や「外注時の費用」がわからないと、予算の確保が難しいという現実があります。

そこで今回は、主に下記についてご紹介していきます。

  • コンテンツマーケティングを成功に導くポイント
  • コンテンツマーケティング運用に欠かせない業務
  • 外注時の費用シミュレーション

コンテンツマーケティング運用を成功に導く5つのポイント

まずは、コンテンツマーケティングで成功するために覚えておきたいポイントを5つご紹介します。

  • 長期運用が大前提
  • 必要な予算の確保
  • 具体的な目標数値の設定
  • チーム体制と作業時間の確保
  • 外部のプロをアサイン

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コンテンツマーケティングは長期間運用が前提と心得る

コンテンツは、ユーザーとの関係性を重視しながら理想の形へと近づけていくものです。従って、コンテンツマーケティングでは「リサーチ」「仮説」「運用後の分析」を繰り返しながら運用を続けます。

なお、コンテンツの公開当初は、検索エンジンの評価が高まるまでに時間を要します。潜在顧客が顕在化するまでの時間も必要です。ユーザーのニーズも時代によって変わるため、コンテンツマーケティングで狙うのはあくまでも「理想形」であって「最終形」ではありません。

具体的な目標項目を設定して運用する

コンテンツマーケティングの運用では、KPI(重要業績評価指標)の設定が不可欠です。代表的なKPIを見ていきましょう。

獲得成果PV数閲覧されたページの総数
UU数ユニークユーザー
セッション数ユーザーの訪問回数
滞在時間ユーザーのサイト閲覧時間
回遊率1ユーザーあたりのサイト内閲覧数
コンバージョン問い合わせ数訪問した読者からの問い合わせの件数
申し込み数訪問した読者の商品申し込み数
登録数訪問した読者がサービスやメールマガジンに登録した数

運用に必要な予算の確保

コンテンツマーケティングを成功させるためには、専門業者への外注やコンサルへの委託も視野に入れる必要があります。なお、予算はコンテンツの質や量、アウトソースの範囲などによって変わります。プランによっては、レポーティングやサイトの改善を依頼することも可能です。

予算別の委託内容を詳しく見ていきましょう。

・月額10万円以下

オウンドメディアの構築が終わり、運用方針も決まっている場合は、10万円以下でも委託できます。(例:記事制作の一部を外部委託する)

・月額10万円~30万円

コンテンツマーケティングに必要な環境の整備からコンテンツの制作までを一任する場合は、10万円から30万円前後の予算を考えておくといいでしょう。

・月額30万円〜50万円

戦略設計の段階から依頼するなら、30万円から50万円の予算は確保しておきたいところです。この価格帯では、競合他社の調査や、アクセス解析の結果に応じた専門的なサポートも受けられます。

・月額50万円以上

環境構築から制作、施策の改善までをワンストップで依頼する場合にかかる費用です。新規のメディア運営をすべて任せるなら、最低でも50万円はかかると思ってください。

活力あるチーム体制と十分な作業時間が結果を生む

運用の継続にはチームの活力も重要です。コンテンツマーケティングではスタートアップだけではなく、運用後に発生する作業も多岐にわたります。

どんなにすぐれたツールを導入しても、人的リソースが不足すれば継続的な運用は困難です。分析や見直しなどの時間にも余裕をもたせて、チーム全体の活力を維持していきましょう。

なお、チーム体制を確立して維持するには、コンテンツマーケティングの流れに応じた役割分担も重要です。なお、各担当者は兼任でもかまいません。

・チーフエディター

全体の編集責任者です。全体的な方向性の確認やクオリティのチェック、他部署との連携、調整などを行います。

・エディター

企画に基づいた発注やコンテンツの最適化を行います。

・コンテンツ制作者

記事の執筆、イラストの用意、ブログのデザインなど、コンテンツを制作をしていきます。

・マーケティングアナリスト

さまざまなデータを分析して、公開後のコンテンツを評価します。

コンテンツマーケティング経験者や外部のプロをアサイン

自社内のチームだけで企画や制作、評価をすべて担当すると、運用に行き詰まることがあります。コンテンツマーケティングでは専門的な知見が必要になるケースもあるので、状況に応じてプロジェクト経験者や外部のプロをアサインし、新しい視点を取り入れましょう。

工程外部のプロ
記事の執筆ライター
サイトのデザインWebデザイナー
アクセス解析Web解析コンサルタント

コンテンツマーケティング運用に関するよくある疑問

ここでは、コンテンツマーケティング運用に関する疑問と回答を紹介していきます。

Q. 月の公開記事数はどれくらいがいいの?

A. サイトの質を担保するためにも、月に15記事から20記事を目標にしてみましょう。ただし、低品質な記事を公開しても意味がないので、記事のクオリティには注意してください。

Q. 記事の文字数はどれくらいがいいの?

A 具体的な文字数を意識するのではなく、ユーザーニーズに応える必要最低限の文字数で執筆しましょう。

Q. 検索回数がどれくらいの記事から書き始めれば良いか?

A. スタートして間もないメディアの場合、まずは月間の検索回数が2桁〜3桁、数十回〜数百回のキーワードでの上位表示を目指しましょう。

Q. 一度公開した記事を書き直して(リライト)も良いか?削除しても良いか?

A. 記事を公開してから数ヶ月(3〜6ヶ月)が経過しても上位表示されない場合は、リライトを検討してください。リライトをしても上位表示されない場合は「質の低い記事」と評価されているので、削除しても問題ありません。

コンテンツマーケティングの運用時に発生する作業一覧

コンテンツマーケティングの運用に必要な作業を確認しておきましょう。

作業作業内容
キーワード選定ターゲットを明確にします
構成案の作成抽出したキーワードに適した構成案を作成します
記事執筆構成に基づいた記事を執筆します
画像・動画・イラストの作成記事内に使用する画像等を作成します
校正・編集記事内容のミスをチェックして質を高めます
公開作業(CMSアップ)ワードプレスで記事を反映させます
ソーシャルカウントへの掲載ソーシャルカウントと連携させます

【費用シミュレーション】1カ月20記事を外注した場合

1か月に20記事を外注した場合の費用をシミュレーションしてみます。

・ペルソナ作成

記事ごとにペルソナを設定します。費用は企画校正料金に含まれるケースも多いです。

・企画作成

記事の企画を依頼します。1記事あたり10,000円ほどが相場です。

・執筆・校正

文字数や記事の内容によって大きく変わりますが、最低でも単価5円はかかります。3,000文字なら「1記事=15,000円」となります。

・画像選定/作成

画像やイラストの作成は、1画像7,500円前後が相場です。また、Adobeなどのストックフォトから画像選定をする場合は、1記事3,000円程度の費用がかかります。

・CMS反映

CMSへの反映時にコーディングが必要な場合は、金額が上がります。

  • CMS反映:3,000円~
  • コーディング反映:6,000円~

それでは、実際に月間20記事を外注した場合の合計金額を見てみましょう。

項目単価件数金額
ペルソナ/企画作成
 
1000020
200,000円
執筆/校正
(3000文字6円)
1800020360,000円
画像選定
※ストックフォト利用
300020
60,000円
CMS反映
(コーディングなし)
600020120,000円
合計金額(月)740,000円

まとめ

コンテンツマーケティングでは、企画から制作、分析など、業務の幅広さが特徴です。成功に導くためには外注も効果的ですが、まずは自社の課題を精査してから検討するようにしましょう。

重要なのは、正しい運用と継続していける体制です。具体的な業務内容や外注費用がイメージできれば、効率的なコンテンツマーケティングの運用と継続が実現するはずです。

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