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アウトソーシングと委託の意味の違いは? 派遣との違い、アウトソーシングが必要なケースを解説

社内リソースだけで事業課題を解決しようとせず、外注を検討されている方も多いかと思います。外注にまつわる言葉に「アウトソーシング」と「委託」がありますが、つい混同して用いられがちです。誤用による認識の齟齬(そご)を生まないために、双方の意味の違いを正しく理解しておきましょう。

アウトソーシングと委託の違いについて

アウトソーシングと委託は同じ意味にも捉えられがちですが、厳密には以下の違いがあります。

アウトソーシングの意味とは

アウトソーシングの意味は、経済産業省が平成11年(1999年)に発表した『サービス産業競争力強化調査研究』に定義が記されています。

資料には、アウトソーシングはもともと「Out + Sourcing」を語源とし「外部資源化」と日本語で訳されていたと書かれています。そこからアウトソーシングは「自社の資源を外部化する」という意味と「外部の資源を活用する」という2つの意味で用いられていると記述されています。

資料は平成11年(1999年)に発表されたものなので、今から20年以上も前になりますが、インターネットが広く普及した現在においても本質的な意味は変わっていません。

矢野経済研究所の発表によると、人事・総務関連業務のアウトソーシング市場規模は2019年に前年度比4.1%の8兆6,642億円に到達※1。クラウドソーシング市場は同研究所の調査(2016年)※2により、2014年から2020年度までの年平均成長率は45.4%と予想され、2020年度には2,950億円の市場になると報告されています。

今般の新型コロナウイルスの感染拡大により、企業のリモートワークの浸透などによりDX化が進んでいくことを考えると、今後もアウトソーシング市場は成長していくでしょう。

※1 参照元:株式会社矢野経済研究所「人事・総務関連業務アウトソーシング市場に関する調査を実施(2021年)」

※2 参照元:Crowdsourcing Japan「国内クラウドソーシング市場、2020年度2,950億円に/矢野経済研究所:BPO市場・クラウドソーシングサービス市場に関する調査を実施(2016年)」

委託の意味とは

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一方で委託とはどのような意味なのでしょうか。委託とは、正式には「業務委託」と呼ばれる形態を指します。業務委託とは「業務委託契約」を社外の人材と結ぶことです。つまり、委託という意味の奥には社外の人材と業務委託契約を結ぶ、という具体的なアクションの意味が含まれているのです。

先ほどご説明しましたが、アウトソーシングは「自社資源の外部化や外部資源の活用」を意味するので、業務委託とは意味の具体性が違います。アウトソーシングのなかに業務委託という選択肢も含まれているといった関係性です。

請負契約

業務委託契約は大きく「請負契約」と「委任・準委任契約」の2つに分けられます。請負契約は、仕事の結果(納品)をもって報酬が支払われる契約形態です。

契約時点で、明確な納品物の要件が決まっており、その要件を満たすことを前提に業務を進めていきます。Webの開発業務やデザイン制作、本数で切り出しやすいWebコンテンツ制作などのアウトソーシングでよく用いられます。

委任・準委任契約

一方で委任契約は、仕事の結果(納品)をもって報酬が支払われるのではなく、業務の遂行そのものに報酬が支払われる契約形態です。「善管注意義務(善良なる管理者の注意義務)」と呼ばれる義務のもと、企業のプロジェクトに並走したりノウハウを提供(コンサルティング)したりします。

委任契約には「準委任契約」も含まれています。「法律行為に関する場合(法的効果が生じる行為)」は委任契約が適応され、そうでない場合は準委任契約が適用されます。

つまり、社外の弁護士と契約を結ぶ場合は委任契約、社外のWebコンサルタントと契約を結ぶ場合は準委任契約が適用されるのです。

業務委託と派遣契約の違いはなに?

業務委託と混同されがちな契約に「派遣契約」があります。馴染みのない人からするとわかりづらいかもしれませんが、派遣契約とは「人材派遣会社と派遣先企業が直接契約を結び、派遣社員が企業に出向し業務を行なう契約」のことをさします。派遣社員は派遣会社の所属となりますので、給与は派遣会社から支払われます。

派遣契約はどちらかというと業務委託契約の委任・準委任契約と似ており、業務の遂行自体が目的となります。そして、業務の指揮命令権は派遣先企業にありますので、実際の業務は派遣先企業の指示に従って行なうことになります。

このように業務委託契約と派遣契約は「派遣会社」という存在があるかないか、という点が大きく違うのです。

課題別にアウトソーシングの必要性を考える

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今後はコロナ禍の影響もあり、特にオンラインで完結する業務のアウトソーシングが加速することが予想されます。

では、実際にどのような業務のアウトソーシングが成功するのでしょうか。ここではよく見られるアウトソーシングの活用例をご紹介します。

社外のWebデザイナーにサイト制作を依頼

一つ目の例は、Webサイト制作のアウトソーシングです。Webサイト制作というと、今や手軽に作れるCMSサービスを使えば、Web制作の知識がなくても社内で制作が可能です。

しかし、より独自性のあるデザインやサイト構造にしたいという要望がある場合は、一定のWebデザインスキル・コーディングスキルがないと実現が難しくなります。

Webデザイン・Webサイト制作の受託を行なう企業/個人はとても多いので、ネット検索やSNS・クラウドソーシングなどで外注先を探してみてはいかがでしょうか。求めるクオリティやどのレイヤーから対応するかによって予算は変わりますが、自社内で制作するよりも高品質なサイトが作れるはずです。

※ 弊社シンプリックは、複数のWeb制作会社とパートナーシップを結んでいますので、委託範囲やご予算によってご紹介が可能です。お気軽にお問い合わせくださいませ。

開発の人手不足をアウトソーシングで解決

システム開発は大小さまざまな規模感がありますが、手間と人手が必要となることが多い業務です。かつ、エンジニア経験を持たない人が独学で開発技術を手に入れるのはなかなか大変なことです。

このような理由から、システム開発の人手不足問題の解決をアウトソーシングで試みる企業は多く、開発案件の売り手市場は加速している印象です。

開発案件をアウトソーシングする際は、事前の要件のすり合わせに注意してください。これは要件のすり合わせが甘く、希望と違った開発が行なわれる事例が多いためです。「丁寧に質問に回答しれくれる」「要件の説明が明確でわかりやすい」などの基準で外注先を選ぶとよいでしょう。

大量のタスクワークを社外人材に

社内のノンコア業務(社員でなくてもできること)の代表例であるタスクワーク・事務作業を社外人材に依頼するケースはアウトソーシングの定番です。具体的には、データ入力や定型的なメール返信・オンラインでの書類のやりとりなど。

またタスクワークではないですが、最近ではAI技術の活用範囲が広まったこともあり、AIに学習させるための大量のアンケート依頼やデータ入力をアウトソースするケースも多くなっています。

このような不特定多数へのアウトソースには、ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサービスの活用が便利です。

Webコンテンツを専門のライターに発注

コンテンツマーケティングにおける、SEO記事やホワイトペーパー・メルマガなどの発信で必要となるのがコンテンツをつくるライターの存在です。特にWebマーケティングの現場では、各施策の勘所を抑えたうえで、スピーディーに制作を進めてくれる外部ライターは必要不可欠です。

毎月、まとまったボリュームのコンテンツ制作を行うのであれば制作会社への外注がおすすめ。単発の制作依頼を検討しているのであれば、フリーランスへの外注がおすすめです。ユーザーの目をひく良質なコンテンツは、ジワジワと集客力アップに効いてきますので長い目で継続的にコミュニケーションし続けましょう。

ライターのディレクションが大変なお客様へ

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本記事では、アウトソーシングと業務委託の違い、そして課題別のアウトソーシングの活用例をお伝えしてきました。

後半でご紹介したように、アウトソーシングでは企業の課題別に社外人材を適切に活用することで、社内のみで解決をはかるよりコストパフォーマンスよく事業を進めることができます。

しかし、アウトソーシングの恩恵を預かるには社内ディレクターの存在がポイントです。ディレクターが不在であるなど社内のディレクション力に不安があるときは、ディレクションから社外に委託するのが賢明です。

弊社・シンプリックでは、そのようなお客様の課題に対応するため、集客力を高めるWebコンテンツ制作をディレクションからお受けしております。「ディレクションからまとめて依頼したい」という方は、ぜひ一度弊社シンプリックへご相談ください。

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