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SEO対策の費用を徹底解説!外注時のポイントも紹介

ホームページなどのWebサイトに多くのアクセスを集め、ビジネスを成長させるために多くの企業がSEO対策に取り組んでいます。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンでサイトを上位表示させるSEO対策は、継続的に取り組むことで莫大な効果をもたらすWebマーケティングの重要な施策の一つです。

しかし多くの企業が、SEO対策に取り組むにあたり「ノウハウ不足」と「リソース不足」の課題を抱えています。例えばサイトの改善や、検索上位表示を獲得するためのコンテンツ作成にはある程度専門的なノウハウが必要になり、また施策を継続的に実行するためには十分なリソースが必要になります。

「ノウハウ不足」と「リソース不足」によりSEO対策に取り組むのが難しいと感じる企業は多いでしょうが、これらの課題は専門業者への外注によって解決できます。当然ながら外注費が発生しますが、SEO対策のサポートをプロに依頼することで、成果を出せる確率を上げられます。

本記事では、SEO対策を外注した際にかかる費用について徹底解説します。また支払い方法の種類や外注時の注意点なども解説するため、本記事を読めばSEO対策の外注前に知っておくべき情報を網羅的に理解でき、成果を出すために適切に外注を活用できるようになります。

目次

SEO対策の費用体系

SEO対策にかかる費用についてお伝えする前に、まずはSEO対策を外注する際に「どのような支払い方法があるか」を理解しておきましょう。支払い方法には、大きく以下の3つがあります。

  • 月額固定型
  • 一括支払い型
  • 成果報酬型

支払い方法の種類を理解しておくことで、SEO対策にかかる費用についてより理解しやすくなります。それぞれについて、順に解説します。

月額固定型

「月額固定型」とは、毎月定められた費用を定期的に支払う方式です。SEO対策を外注する際の最もスタンダードな支払い方式であり、ほとんどのSEO対策会社が月額固定型のプランでサービスを提供しています。

月額固定型が最もスタンダードな支払い方式である理由は、「SEO対策はPDCAを回しながら、継続的に取り組む必要がある」という点にあります。

SEO対策において、「こうすれば絶対に成果を出せる」という必勝法は存在しません。ここでいう「成果」とは、狙ったキーワードでサイトを検索上位表示させたり、検索エンジン経由で目標としていた数のアクセスを獲得することなどを指します。

SEO対策には必勝法が存在しないため、「こうすれば成果を出せるのではないか」という仮説を立てて、その仮説に基づいて施策を実行し、結果が良ければそのまま継続し、悪ければ改善するといった流れでSEO対策を進めていくことが重要です。このように、仮説を立てて施策を実践し、結果をもとに改善を繰り返すことを「PDCA」と呼びます。

SEO対策はこのPDCAを回しながら、「継続的に」取り組む必要があります。SEO対策には広告のように、お金さえ払えばすぐにターゲットにリーチできるという即効性がなく、通常は施策を始めてから成果が出るまでに早くて3ヶ月、通常は半年から1年程度かかります。

継続的に取り組むことが前提のSEO対策だからこそ、毎月定められた費用を支払い、費用の範囲内で外注先と密に情報連携をしながら施策を進めていける「月額固定型」が最もスタンダードな支払い方式なのです。

一括支払い型

「一括支払い型」とは、その名の通施策の開始前に、SEO対策の支援にかかる費用を一括で支払う方式です。業者にお願いして継続的にSEO対策の支援を依頼する場合は「月額固定型」が一般的ですが、SEO対策の支援をスポットで依頼する場合は一括支払い型での支払い方式となります。

SEO対策の支援をスポットで依頼する場合として、例えば以下のようなものがあります。

  • コンテンツ作成(〇〇本の記事作成を一括で依頼するなど)
  • サイト設計(SEO対策を始める前の事前調査・戦略立案など)
  • サイト内部の改善

上記の各項目についてスポットで依頼する場合などは、業者に費用を一括で支払います。月額固定型で業者に依頼する場合は、PDCAを回しながら施策を進めていくことになるため、場合によっては「成果を出すために、毎月の費用を増やしたほうがいい」といった提案を受けることもあります。

しかし一括支払い型では、支払った費用に対して取り組む施策内容が明確に決められている場合がほとんどです。そのため予算管理がしやすいというメリットがあります。

成果報酬型

「成果報酬型」とは、指定のキーワードで検索上位表示されている間のみ、費用が発生する支払い方式です。月額固定型と一括支払い型と比べて、理解が難しい支払い方式ですので、仕組みを詳しく説明します。

まずSEO対策では、「狙ったキーワードでサイトを上位表示させること」が重要です。例えば「旅行 持ち物 おすすめ」というキーワードでGoogle検索すると、検索結果が以下のようになりました。

検索結果の一番上には、「国内旅行の持ち物15の必須チェックリスト」というタイトルの記事が表示されています。このように、あるキーワードで検索した際にサイト内のページが上位表示されることで、アクセスを集められます。SEO対策では、さまざまなキーワードで上位表示を獲得することで、サイトに多くのアクセスを集めていきます。

そして「成果報酬型」では、SEO対策を行い、実際に指定のキーワードで検索上位表示された日数分だけ、費用が発生します。成果報酬型の多くでは、キーワードごとに日別報酬額が定められ、その日別報酬額に上位表示された日数分をかけた額が、月額費用になります。「上位表示」というのは、検索順位1位〜3位を指す場合もあれば、1位〜10位(1ページ目)を指す場合もあるなど、外注先によってさまざまです。

例えば「旅行 持ち物 おすすめ」というキーワードについて成果報酬型で対策するとします。日別報酬額が「5千円」で、1位〜3位に表示(上位表示)されている間のみ費用が発生するとした場合、18日間上位表示されると、月額費用は以下となります。

5千円(日別報酬額) × 18日間(上位表示日数) = 9万円(月額費用)

これはあくまで、1キーワードのみで上位表示された場合です。例えば同じ条件で3キーワードについて対策を行い、仮に全て18日間上位表示された場合、月額費用は「9万円 x 3キーワード = 27万円」となります。

成果報酬型における1キーワードあたりの費用相場は、「0〜50万円」程度です。もちろん1日も上位表示されなければ費用は発生しませんし、仮に日別報酬額が1.5万円のキーワードで毎日上位表示された場合、月額費用は45万円となります。

成果報酬型は、「実際に上位表示されている間しか費用が発生しないから、お得だ」と感じるかもしれませんが、キーワードの日別報酬額や対策キーワード数、実際に上位表示された日数によってはかなりの費用になる可能性があるため、注意が必要です。成果報酬型のプランでもし契約する場合は、「最大限慎重に」判断することをおすすめします。

SEO対策の費用

費用体系(支払い方法)について理解できたら、次はSEO対策を外注した際にかかる費用について理解していきましょう。

実際のところ、「SEO対策の外注費用は〇〇円です!」と言い切ることは難しいです。なぜなら、現在のサイトの状況や抱えている課題、またSEO対策に取り組む目的や達成したい目標、具体的にどんなSEO対策に取り組むかによって、費用は大幅に変わるからです。

SEO対策に月額3万円かける企業もあれば、300万円かける企業もあります。このように費用の幅が広いSEO対策ですが、「SEO対策の外注パターン」と「各パターンごとの費用相場」というものが存在します。

SEO対策の外注パターンは、大きく以下の5つに分けられます。

  • 総合的なSEOコンサルティング
  • サイト設計
  • コンテンツSEO
  • 内部SEO
  • 外部SEO

それぞれについて、費用相場や支払い方法、対策内容の概要をまとめたのが、以下の表です。それぞれについて、具体的に解説します。

外注パターン費用相場支払い方式内容
総合的なSEOコンサルティング10〜100万円/月月額固定型・調査・分析
・企画・戦略立て
・コンテンツ作成支援
サイト設計10〜100万円一括支払い型総合的なSEOコンサルティングのうち、特に「調査・分析・企画」が該当
コンテンツSEO5〜100万円/月
記事数 x 記事単価
(単価は数千円〜10万円が相場)
月額固定型
一括支払い型
コンテンツ作成
(キーワード選定や競合調査、構成案作成まで行う場合あり)
内部SEO10〜50万円
(月額固定型で総額が100万円以上になる場合あり)
一括支払い型
月額固定型
サイト内部の改善
外部SEO3〜30万円/月
(成果報酬型で月額費用が50万円以上になる場合あり)
月額固定型
成果報酬型
他のサイトから自社サイトに対して張られたリンク(被リンク)の獲得

総合的なSEOコンサルティング

外注パターン費用相場支払い方式内容
総合的なSEOコンサルティング10〜100万円/月月額固定型・調査・分析
・企画・戦略立て
・コンテンツ作成支援

「総合的なSEOコンサルティング」とは、SEO対策について総合的にコンサルティング(課題解決支援)を行うことです。

「SEO対策」と一言でいっても、施策の種類は数多く存在します。またサイトによって、取り組むべき施策は異なります。特に、SEO対策の専門的なノウハウを持っていない会社が「自己流で」SEO対策に取り組んでも、成果を出せる確率は低いです。

費用相場は、中小規模のサイトであれば月額10〜50万円、大規模なサイトであれば月額100万円以上になることもあります。総合的なSEOコンサルティングにはかなり専門的なノウハウが求められるため、費用はある程度高額になることが多いです。しかしSEO対策に取り組み成果を出せる確率を上げたい場合、特に社内でノウハウがなければ総合的なSEOコンサルティングを依頼するべきです。

総合的なSEOコンサルティングでは、具体的に以下のようなことを行います。

  • 現状分析(自社サイトのアクセス数や、どのキーワードで上位表示されているか、またサイト内部に問題点がないかなど)
  • 競合調査(競合にあたるサイトのアクセス数や上位表示されているキーワード、SEO対策の取り組みなどを確認)
  • 課題点の洗い出し
  • 課題解決のための企画立案
  • 施策の実行支援(場合によっては直接実行まで対応)

SEO対策で成果を出すためには、自社サイトや競合サイトを調査したうえで課題を明確にし、課題解決のための企画を立案して、正しい方法で実行する必要があります。そして実行した結果をもとに改善施策を立案し、実行します。

支払い方式は「月額固定型」で、PDCAを回しながら継続的に取り組んでいきます。

サイト設計

外注パターン費用相場支払い方式内容
サイト設計10〜100万円一括支払い型SEOコンサルティングのうち、特に「調査・分析・企画」が該当

「サイト設計」とは、SEO対策で成果を出すためにサイトを設計することです。サイト設計には、先ほど「総合的なSEOコンサルティング」の具体的な作業内容として説明した「現状分析」や「競合調査」、また「課題点の洗い出し」などが含まれます。

SEO対策で成果を出すために解決したい課題があり、その課題を解決するために「サイト設計」を行います。総合的なSEOコンサルティングの「実行支援」以外の部分を対応するのが、サイト設計であるといえます。

費用相場は「10〜100万円」であり、一括支払い型の場合が多いです。

サイト設計では、「サイト内のどこに、どんなコンテンツを配置するか」を決めることも重要です。例えば生命保険を販売している会社が運営するサイトの場合、生命保険の種類ごと(「死亡保険」「生存保険」「生死混合保険」「そのほかの保険」)にカテゴリを用意し、各カテゴリにどんなコンテンツを配置していくかを決めます。

これにより、サイト内に訪問者のニーズを幅広く満たせるコンテンツが置かれて、サイトが検索エンジンで上位表示されやすくなります(コンテンツ量が充実しており、幅広いニーズを満たすサイトは、Googleから評価されやすい)。

コンテンツSEO

外注パターン費用相場支払い方式内容
コンテンツSEO5〜100万円/月
記事数 x 単価
(単価は数千円〜10万円が相場)
月額固定型
一括支払い型
コンテンツ作成
(キーワード選定や競合調査、構成案作成まで行う場合あり)

「コンテンツSEO」とは、サイト内に質の高いコンテンツ(主に記事)を蓄積し、さまざまな検索キーワードで上位表示を目指す施策です。コンテンツSEOはSEO対策の中でも特に重要な施策であるため、コンテンツSEOで成果を出した経験がなかったり、コンテンツ作成のための十分なリソースを社内で用意できない場合は、外注するべきです。

費用相場は、毎月決まった本数の記事を作成してもらう場合は月額「5〜100万円」程度となります。もしくは一度にまとまった本数の記事を作成してもらう場合は、一括支払い型となることが多いです。

コンテンツSEOの作業内容としては、記事作成がメインです。当然ながら作成を依頼する本数によって費用は異なります。記事作成にかかる費用は、以下の計算式で決まります。

記事数 × 記事単価

記事の単価は「数千円〜10万円」程度です。単価は、以下のような要素により変動します。

  • 対策キーワード
  • 求める品質レベル
  • 作業範囲
  • コンテンツの分野
  • 文字数

まず「対策キーワード」ですが、コンテンツSEOにおいて記事を作成する際、「どのキーワードで上位表示を狙うか」を決める必要があります。対策キーワードが決まれば、そのキーワードで上位表示を獲得するために最適な記事を作成できます。逆に対策キーワードを決めない場合、どのキーワードでも上位表示を獲得することが難しいです。

対策キーワードによっては、上位表示の難易度が高い場合があります。その場合は、綿密に競合記事を調査したうえで「勝てる記事」を入念に作成する必要があるため、単価が上がります。

また「求める品質レベル」によっても単価は異なります。質にこだわりすぎない量産目的の記事であれば単価が低くなりますが、読者のニーズを満たす質の高い記事を作成しようとすると、単価が上がります。

作業範囲」も単価を決める重要な要素です。「コンテンツ作成」といっても実はさまざまな作業が必要になるため、具体的にどこまでの範囲を外注するかによって単価は異なります。以下、コンテンツ作成に必要な作業の例です。

  • キーワード選定
  • 競合記事の調査
  • 構成案の作成
  • 執筆
  • 作成物のチェック・修正

執筆のみを任せるのか、全てを一括で任せるのかによって、単価が大きく異なる点は理解しておきましょう。

コンテンツの分野」とは、医療系のコンテンツなのか、旅行系のコンテンツなのかといったようなことです。医療や法律などの専門性の高い分野であれば、リサーチやライティング力の高いライターが対応するため単価が上がり、旅行や飲食などの一般的・汎用的な分野であれば逆に単価が下がります。

そして当然ながら、「文字数」は単価を決める重要な要素です。一般的に、記事単価は「文字数 × 文字単価」で決まります。文字単価とは1文字あたりの費用のことです。例えば文字単価が0.5円で文字数が3,000文字の記事であれば、記事単価は以下のように決まります。

3,000文字(文字数)× 0.5円(文字単価)= 1,500円(記事単価)

コンテンツSEOでは、質の高い記事を作成しないと基本的には成果を得られません。そして文字単価が0.5円といった低い金額で記事作成を依頼しても、質の高い記事は作成されません。質の高い記事を作成するための文字単価の相場は「5.0円〜12.0円」程度です。医療や法律などの専門性の高い分野であれば、文字単価が12.0円以上になることもあります。

ここまでの復習として、例えば「文字単価が10.0円」で、「1万文字」の記事を「月に10本」作成する場合、月額費用は以下となります。

1万文字(文字数)× 10.0円(文字単価)x 10本(記事数)= 100万円(月額費用)

質の高い記事を外注により作成する場合は、ある程度の費用を要します。しかし質の高い記事を作成すれば、狙ったキーワードで検索上位を獲得できる可能性が上がり、莫大な数のアクセスを集められる可能性があります。

内部SEO

外注パターン費用相場支払い方式内容
内部SEO10〜50万円
(月額固定型で総額が100万円以上になる場合あり)
一括支払い型
月額固定型
サイト内部の改善

「内部SEO」とは、サイト内部を検索エンジンから評価(上位表示)されやすいように改善することです。

費用相場は、一括支払い型の場合は「10〜50万円」程度、月額固定型の場合は総額が100万円以上になることもあります。

内部SEOを外注する際、作業内容が「サイト内部における改善点の洗い出し」のみなのか、「改善点の洗い出しと実際の改善」までなのか、必ず確認しておきましょう。改善点の洗い出しのみの場合は費用がかなり抑えられますが、実際の改善まで対応する場合は費用がある程度高くなります。

多くのSEO会社では、サイトの内部を調査したうえで「内部対策指示書」を作成し、渡してくれます。仮に社内に改善対応できるエンジニアなどが在籍していない場合、内部対策指示書を渡されても対応できないため、多くの企業が実際の改善対応まで外注しています。

内部SEOの作業内容として、例えば以下のようなものがあります。

  • ページ速度改善のための画像圧縮、コード修正
  • 各ページのタイトルやディスクリプションの修正
  • 記事の見出し構造を修正
  • 各ページから別ページに遷移できるよう、適切にリンクを設置する

すでにサイト内にコンテンツが蓄積されているにもかかわらずアクセス数が少ない場合、サイト内部に何か問題があるかもしれません。内部SEOに取り組むことで、問題を解消しアクセスが集まるサイトに改善できる可能性があります。

外部SEO

外注パターン費用相場支払い方式内容
外部SEO3〜30万円/月
(成果報酬型で月額費用が50万円以上になる場合あり)
月額固定型
成果報酬型
他のサイトから自社サイトに対して張られたリンク(被リンク)の獲得

「外部SEO」とは、被リンクを獲得することです。被リンクとは「他のサイトから自社サイトに対して張られたリンク」のことであり、被リンクの数が増えるほど、Googleに「多くのサイトから紹介・引用されているサイトだから、きっと質が高いサイトなのだろう」と思われて評価が上がります。

費用相場は、月額「3〜30万円」程度です。また外部SEOのサービスを提供している企業の多くが、成果報酬型のプランを用意しています。成果報酬型の場合は、月額50万円以上の費用負担になる可能性もあります。

この外部SEO(被リンクの獲得施策)ですが、取り組み方を間違えるとGoogleからサイトの評価を下げられたり、ペナルティを受けて検索圏外に飛ばされる可能性があるため注意が必要です。

「他のサイトから自社のサイトに対して張られたリンクの数が増えると、Googleからの評価が上がる」ということは、例えば自社ですでに存在するサイトとは別でサイトをたくさん作成し、作成したサイトから検索順位を上げたいサイトに対してリンクを張れば、「自作自演で」被リンク数を増やせます。

しかしこのような自作自演の被リンク獲得施策を行うと、Googleにバレてしまい、ペナルティを受ける可能性があります。SEO会社の中には、検索順位を上げたいサイトに対して被リンクをたくさん提供し、恣意的に検索順位を上げようとする「悪い会社」が存在します。しかしそのような会社とは絶対にかかわってはいけません。

自作自演ではなく、他のサイトから自然な形で自社サイトへのリンクが張られると、Googleから評価されやすくなる傾向にあるのは確かです。しかし被リンク数を増やすために恣意的に施策を講じると、Googleからペナルティを受けてしまうためおすすめしません。

コンテンツSEOに取り組み質の高いコンテンツをサイトに蓄積すれば、自然と他のサイトから紹介してもらえる(自社サイトに対してリンクを張ってもらえる)ようになります。あくまで「コンテンツSEOを頑張った結果、気づいたら自然な形で被リンク数が増えていた」という状態を目指すようにしましょう。

「月額固定型」と「成果報酬型」のメリット・デメリット

改めて、月額固定型とは「毎月定められた費用を定期的に支払う方式」であり、成果報酬型とは「指定のキーワードで検索上位表示されている間のみ、費用が発生する支払い方式」です。

成果報酬型は、その名の通り「成果が出てはじめて報酬が発生する」ものです。言葉の響きもあり、成果報酬型での外注に興味を持っている方もいるのではないでしょうか。

しかし成果報酬型に興味を持って外注をする前に、月額固定型と成果報酬型の違い、特にそれぞれのメリット・デメリットを理解しておくべきです。結論、成果報酬型での外注には注意が必要です。

月額固定型

まずは月額固定型での支払い方式について、メリットとデメリットをお伝えします。

メリット

費用が一定であり、コスト管理がしやすい

月額固定型は、その名の通り支払う費用が「月額固定」です。そのため発注側からするとコスト管理がしやすいというメリットがあります。

コスト管理がしやすいと、SEO対策を外注する際に社内稟議が通りやすいです。状況によってコストがかさみWebマーケティングのために用意している予算を超えてしまうといったことがないため、月額固定型であれば業者の支援を受けながら継続的にSEO対策に取り組めるでしょう。

たくさんのキーワードで対策できる

月額固定型の場合、作成する記事のそれぞれで狙うキーワードを1つ選び、記事作成を行うことにより、作成する記事数の分だけたくさんのキーワードで対策できます。

例えば1年間、月に5本の記事作成を依頼する場合、合計60のキーワードについて対策できます。後述しますが、成果報酬型の場合はキーワードごとに費用が発生するため、このようにたくさんのキーワードで対策することができません。

外注先が頑張ってくれる

月額固定型で依頼すれば、月額費用に見合った価値提供を行うために外注先が頑張ってくれます。ここでいう「頑張る」とは、「月額費用に見合った分は、確実に仕事をしてくれる」ということです。

成果報酬型の場合は成果が出るまで費用が発生しないため、外注先はそこに労力を注ぐことがどうしても難しいです。その理由については、後ほどお伝えします。

デメリット

月額固定型のデメリットは、基本的にありません。しかし成果報酬型と比べて「強いて」挙げるとするならば、以下です。

成果が出なくても、費用が発生する

成果報酬型では成果が出なければ費用が発生しませんが、月額固定型の場合は成果が出なくても費用が発生します。そもそもSEO対策というのは、成果が出るまでに対策をはじめてから早くても3ヶ月、通常は半年から1年程度の期間を要するものです。

そのためSEO対策に取り組んで最初のうちは、当然ながら赤字になります。しかしサイト内にコンテンツが蓄積され、さまざまな検索キーワードで上位表示されるようになると、サイトに多くのアクセスが入ってくるようになり黒字に転換します。「短期的にはほぼ必ず赤字になるが、中長期的には大幅に黒字になる可能性がある」というのがSEO対策の特徴であり、しばらくは我慢が必要ということは理解しておきましょう。

成果報酬型

次に成果報酬型での支払い方式について、メリットとデメリットをお伝えします。

メリット

成果が出なければ、費用が発生しない

成果報酬型のメリットは、やはりなんといっても「成果が出なければ、費用が発生しない」ということです。ここでいう「成果」とは、狙ったキーワードでの検索上位表示のことです。

上位表示されている間のみ費用が発生するため、「成果も出ていないのに、費用なんか払いたくない」と思う方には適しているともいえます。しかしこれから紹介する4つのデメリットを理解すれば、考え方が変わるかもしれません。

デメリット

「成果報酬型よりも、月額固定型のほうが優れている」と捉えられような伝え方をここまでしていますが、決してそういうことを伝えたいわけではありません。「成果報酬型という言葉の響きだけで、成果報酬型を選ぶことは危険である」ということを伝えたいのです。

成果報酬型のことをよく理解したうえで、事情があり成果報酬型を選ぶのであれば、それは問題ありません。

複数のキーワードで対策すると、その分費用が高くなる

成果報酬型では、ある1つのキーワードで上位表示された際に日割報酬額が発生する場合が多いです。例えば「ダイエット方法 おすすめ」というキーワードで上位表示された際の日割報酬額が「1万5千円」で、仮に月のうち10日間上位表示された場合、費用は「1万5千円 × 10日 = 15万円」となります。

しかしこの成果報酬型の特性上、複数のキーワードで対策をすると、キーワード数の分だけ費用が発生します。例えば「ダイエット方法 おすすめ」に加えて「パーソナルジム おすすめ」というキーワードで対策を行う場合、条件と上位表示された日数が同じだとすると、費用は「15万円 × 2キーワード = 30万円」となります。

そのため成果報酬型で、あるキーワードでの上位表示を実現したい場合、そのキーワードは「売上に直結する重要なキーワード」とするべきです。例えばパーソナルジムを運営している企業が、「パーソナルジム おすすめ」のキーワードで記事を1位に表示させられた場合、自社で運営しているパーソナルジムを記事で紹介することにより、体験や入会申込が発生するかもしれません。

つまりこの企業にとって「パーソナルジム おすすめ」というキーワードは、売上に直結する重要なキーワードであるといえます。

場合によっては、月額固定型よりも費用が大幅にかかる

成果報酬型では、以下3つの要因により費用が決まります。

  • キーワードの日割報酬額
  • 対策キーワード数
  • 上位表示された日数

「キーワードの日割報酬額」は、キーワードを上位表示させる難易度によって異なります。例えば「ダイエット」というキーワードは、「ダイエット方法 おすすめ」というキーワードよりも上位表示させる難易度が高いことが想像できるでしょう。そのため、「ダイエット」のキーワードで対策する場合は費用が高くなります。

また「上位表示された日数」が仮に毎日(1ヶ月を30日間とする)だった場合、月額費用は「日割報酬額 × 30日」となります。基本的に毎日上位表示された場合、同じ対策内容で月額固定型で外注する場合と比べて、費用は大幅に上がります。

「成果報酬型で、成果が出るまでは費用が発生しないんだったら、成果報酬型のほうがお得だな!」と思う方もいるかもしれませんが、成果報酬型にはこのように思わぬ落とし穴があるため、注意が必要です。

費用が一定でないため、コスト管理がしづらい

成果報酬型では、上位表示された日数によってかかる費用が異なり、費用が毎月一定でないためコスト管理がしづらいというデメリットがあります。

コスト管理のしづらさは、外注時の社内稟議の通りづらさにつながります。場合によってはWebマーケティングの予算を超えてしまう可能性があるため、企業によっては成果報酬型のようなコストの発生方法だと外注できないということもあるでしょう。

外注先が頑張ってくれない

成果報酬型の場合は、成果が出ないと費用が発生しません。このことから、外注先は成果を出すために頑張ってくれると思うでしょう。しかし実際は、「頑張っても成果が出るかわからないため、あまり頑張らない」ということになる可能性が高いです。

そもそもSEO対策は、専門家が正しい方法で頑張って取り組んだからといって、必ず成果を出せるというものではありません。中長期的に正しい方法で頑張って取り組み続ければ成果が出る可能性は高いですが、費用が全く発生しないにもかかわらず、外注先が中長期的に頑張り続けてくれることなんて基本的にはありません。

多くの場合、成果報酬型では「外部SEO」の施策が行われます。外注先が用意したサイトから自社サイトに対してリンクを張り、それで「運よく」狙ったキーワードでサイトが上位表示されたら、費用が発生するわけです。外注先はサイトにリンクを張るだけで、上位表示化のために頑張ってSEO対策に取り組んではくれないでしょう。

SEO対策では、中長期的にPDCAを回しながら取り組み続けることが重要です。成果報酬型で外部SEOの施策を実施するだけでは、PDCAを質高く回せない場合がほとんどです。

SEO対策を外注するメリット

SEO対策に取り組み始めてから成果が出るまでには、ある程度の時間がかかります。実際のところ、SEO対策に取り組みさまざまなキーワードで検索上位表示を獲得できたとしても、サイトに入ってきたアクセスを利益につなげられなければあまり意味がありません。

「利益につなげる」とは、例えばサイトの訪問者に対して商品を販売したり、問い合わせを受けて直接営業できる機会を獲得したりといったことです。このような利益につながる成果のことを「コンバージョン」と呼びますが、「SEO対策で成果を出す」というのは、「サイトにアクセスを集めて、コンバージョンを獲得する」ということです。

SEO対策で成果を出すためには、中長期的に質の高い施策に取り組み続ける必要があります。特に重要なのはコンテンツSEOであり、さまざまなキーワードで検索上位表示を獲得するために質の高い記事を作成することが有効です。

「中長期的に」「正しく」SEO対策に取り組むためには、「ノウハウ」と「リソース」が必要です。しかし多くの企業はこのどちらか、もしくは両方を持っていません。そのような場合は、外注を活用するべきです。ここでは、SEO対策で外注を活用するメリットを2つお伝えします。

社内に専門的なノウハウがなくても、SEO対策で成果を出せる

SEO対策の外注を検討しているほとんどの企業が、SEO対策に関する専門的なノウハウを持ってないでしょう。しかし外注を活用することで、専門的なノウハウがなくてもSEO対策に正しい方法で取り組み、成果を出せます。

またSEO対策のプロからアドバイスをもらいながら一緒に協力して取り組むことで、プロのノウハウを吸収できます。それによりSEO対策で成果を出すための方法についてプロとレベルの高い議論ができるようになったり、ゆくゆくは吸収したノウハウを活用して社内だけでSEO対策に取り組めるようになるかもしれません。

SEO対策は間違った方法で取り組んでしまうと、どれだけ時間・労力をかけても成果を出せません。そのため社内に専門的なノウハウがないのであれば、積極的にSEO対策のプロに協力してもらうべきです。

SEO対策にかかるリソースを削減できる

外注を活用することで、SEO対策にかかるリソースを削減できます。そもそもリソースとは「資源」のことであり、SEO対策にかかるリソースとは「人の労力」を指します。

SEO対策にかかるリソースを削減できれば、社内メンバーが自分たちの得意分野に労力を注げるようになり、生産性が上がり会社全体として利益になります。

社内メンバーがSEO対策に多くのリソースを注いでしまうと、成果が出ない間も我慢して、中長期的に取り組み続けることが難しいかもしれません。すぐに目に見える形で成果が出るコア業務に注力したほうが合理的と考えるからです。またSEO対策よりも優先度・緊急度が高い仕事が発生した際に、一時的にSEO対策の取り組みがストップしてしまうことも考えられます。

仕事の発生状況などによらず、継続してSEO対策に取り組むためにも外注の活用が効果的です。

SEO対策を外注する際の注意点

SEO対策を外注する際は、注意点がいくつかあります。ここで紹介する注意点を踏まえて外注を活用することで、外注先と協力しながらSEO対策で成果を出せる確率を上げられるでしょう。

注意点について、順に紹介します。

自社に合った外注先を選ぶ

当然ですが、自社に合った外注先を選びましょう。自社に合った外注先とは、例えば以下のようなところです。

  • 自社と同じ、もしくは近しい業界での実績がある
  • 自社の求めている対策を行ってくれる
  • 対策内容が予算の範囲内に収まっている
  • 自社のノウハウ・リソース不足を確実に補ってくれる企業である
  • 自社の求めている成果を出すために、精一杯頑張ってくれる

全ての企業にとって最適なSEO対策の企業は、存在しません。事業分野や現在の状況、求める成果、かけられる成果、地域などによって、最適なSEO対策の企業は異なります。

自社に合った外注先の選び方は、「SEO対策の外注先選びのポイント」で詳しく解説しています。自社に「合っていない」外注先を選んでしまうと、成果が出ずかけた費用が無駄になってしまうかもしれないため、自社に合った外注先を選ぶ努力をしましょう。

全てを丸投げしない

「自社にはSEO対策に関するノウハウも、かけられるリソースもないから、全部プロに外注して丸投げしよう」という思いで、SEO対策に関する全てを外注先に丸投げしてしまう企業がありますが、これはおすすめしません。

SEO対策には、外注先と協力して取り組むべきです。その理由は、以下の3点です。

  • SEO対策は、中長期的にビジネスを成長させるために重要な施策であり、成果を出せるかどうかが事業の行く末に大きく関わるから
  • SEO対策の要である「質の高い記事作成」には、ターゲット読者についての深い理解が必要だから
  • 一緒に取り組むことで、外注先が仕事の責任を果たすために、より頑張ってくれるから

まずSEO対策は、中長期的にビジネスを成長させるために重要な施策です。そんな重要施策を全て丸投げしてしまうということは、事業の行く末を外注先に委ねてしまうことに等しいです。

またSEO対策で必ず取り組むべき記事作成についてですが、これは質が高いものでないと検索上位表示を獲得できません。「質の高い記事」とは、ターゲット読者のニーズを満たす記事のことです。つまり質の高い記事を作成するためには、ターゲット読者についての深い理解がないといけません。

自社のビジネスやターゲットのことを一番よく理解しているのは、自社の人間です。そのため質の高い記事を作成するために必要な情報をしっかり外注先に連携し、確実に質の高い記事を作成してもらえるよう働きかける必要があります。

さらに、外注先のSEO対策のプロが持っているノウハウを軸に、自社が積極的にSEO対策に関わることで、外注先の仕事の質が上がります。費用を受け取って取り組んでいるSEO対策の仕事において、「成果を出す」という責任を果たすためにより一層外注先が頑張ってくれるでしょう。

取り組むべき施策のみを外注する

SEO対策を外注するといっても、外注パターンは様々です。「SEO対策の費用」のパートで、外注パターンには以下5つの種類があるとお伝えしました。

  • 総合的なSEOコンサルティング
  • サイト設計
  • コンテンツSEO
  • 内部SEO
  • 外部SEO

SEO対策の中でも、具体的にどんな施策に取り組むべきかはサイトの状況や目指すところなどによって異なります。例えばすでにSEO対策に取り組んでおり、サイト内におそらく質が高いであろうコンテンツが蓄積されているにもかかわらず、ほとんど検索上位表示を獲得できていない場合は、もしかしたらサイトの内部構造に問題があるかもしれません。そのため「内部SEO」を外注することで、成果が出る可能性があります。

もしくは今までに作成してきたコンテンツは、質が高いと思い込んでいるだけで、実際は質が高いものになっていないのかもしれません。そのような場合は「コンテンツSEO」を外注してプロにコンテンツ作成を行ってもらうことで、真に質の高いコンテンツが蓄積され、成果を出せるかもしれません。

またSEO対策にまだ取り組んでおらず、社内にノウハウが全くない場合は、「総合的なSEOコンサルティング」を依頼すると良いでしょう。その際、SEO対策に関する全てを一括で依頼すると費用は高額になりますが、費用の捻出が難しければコンサルティングの範囲を絞るなどといったことが有効です。

とにかく、様々な施策があるSEO対策を外注する際は、自社で取り組むべき施策のみを外注するように意識しましょう。

提案された対策内容を確実に理解する

SEO対策の外注先選びの際、外注候補先の企業からサービス内容の提案を受けるでしょう。その際、提案されたSEO対策の内容を確実に理解しましょう。

SEO対策を外注する自社と外注先の間には、当然ながら「知識のギャップ」があります。自社よりも外注先のほうが情報優位性があるため、外注先がそれを活用して、対策内容についてあえて詳しい説明をせず、外注先にとって都合のいい情報ばかりを伝えられる可能性があります。

それにより、外注して対策が始まってから、思っていた対策と違ったということになる可能性があります。そのようなトラブルを防ぐために、外注先が伝える都合のいい情報に惑わされずに、対策内容について詳しく確実に理解することに努めましょう。

効果的なのは、「たくさん質問すること」と「わからないままにしない」ということです。「まあ相手はプロだし、とりあえず任せておけばなんとかなるだろう」と妥協せず、わからないことを全て理解するために徹底的に質問するべきです。

「成果報酬型」と「外部SEO」には要注意

本記事でこれまでに何度かお伝えしていることですが、外注先が「成果報酬型」の支払い方式、また「外部SEO」の施策を提案してきた場合は、要注意です。

成果報酬型では、成果(狙ったキーワードでの上位表示)が出ないと費用が発生しません。そのため一見、SEO対策に詳しくない方からすると「お得だ!」と感じるかもしれません。しかし実際は外注先が成果を出すために頑張ってくれなかったり、場合によっては月額で一定料金が発生する方式よりも大幅に費用がかかる可能性もあります。

また成果報酬型プランの多くは、施策内容が「外部SEO」です。外部SEOとは被リンクの獲得のことであり、外部SEOを業者に依頼する場合は、業者が用意したサイトから自社サイトに対して「恣意的に」リンクを張る場合がほとんどです。

このような外部SEOの方法は、Googleからペナルティを受けてサイトが検索圏外に飛ばされるリスクを秘めています。

基本的に、SEO対策の専門的なノウハウを持っておらず、はじめてSEO対策を外注する場合は、「成果報酬型」と「外部SEO」は避けるのが無難です。

SEO対策の外注先選びのポイント

SEO対策を外注するにあたり、「外注先選び」は最も重要といっても過言ではありません。SEO対策の事業は比較的始めやすいということもあり、日本全国で多くの企業、また個人事業主がSEO対策のサービスを提供しています。

サービスの品質レベルは、大幅に上下差があります。成果の出る本質的なサービス提供を行っている企業もあれば、詐欺まがいのサービス提供を行っている企業もあります。

そのため、自社に合った外注先を見つける努力をしましょう。改めて、自社に合った外注先とは例えば以下のようなところです。

  • 自社と同じ、もしくは近しい業界での実績がある
  • 自社の求めている対策を行ってくれる
  • 対策内容が予算の範囲内に収まっている
  • 自社のノウハウ・リソース不足を確実に補ってくれる企業である
  • 自社の求めている成果を出すために、精一杯頑張ってくれる

ここでは、自社に合った外注先選びのポイントを6つお伝えします。

自社と同じ業界での実績があるか

外注先の「実績」は必ず確認しておきましょう。特に「自社と同じ業界での実績」があると良いです。自社の業界がニッチであり、自社と同じ業界での実績を持つ良い企業が見つからない場合もあるかもしれません。その場合は「自社と近しい業界での実績」でも良いです。

自社と同じ業界での実績が重要な理由は、以下の3点です。

  • 業界の専門的な知識があり、特有の事情に精通していることで、自社のビジネスのことをよく理解してもらえて、ターゲット読者にとって価値のある質の高い記事を作成できる
  • 実績のある企業は、成果を出すための再現性を持っている場合が多いため、成果を出してくれる可能性が高い
  • 事業の行く末を左右するSEO対策のサポートを、安心して依頼できる

外注の際に実績を見るのが重要なのは、当然ながらSEO対策に限った話ではありません。実績は信用の裏付けであり、実績のある企業に依頼することでSEO対策で成果を出せる確率を上げられます。

また「実績があるか」を確認するために、以下3点の質問を行い、話を聞くことをおすすめします。

  • どの企業のどのサイトに対して、SEO対策の支援を行ったか
  • どのような内容の支援を行った結果、どれくらいの成果が出たか
  • 成果を出すために、どのような工夫を行ったか

どの企業のどのサイトに対しての実績があるか、一切公表できない企業には依頼するべきではありません。口頭で「このような実績があります」と言われただけだと、本当に支援を行い成果を出したのか判断できないため、直接見せてもらうべきです。

また実施したSEO対策の内容を必ず確認しましょう。その結果どれくらいの成果が出たかは、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleといったサイトの分析ツールの画面を見せてもらい、直接確認することをおすすめします。

自社と同じ業界、もしくは近しい業界で十分な実績があることを、ホームページなどの記載内容だけでなく、実際に支援したサイトや分析ツールの画面を見せてもらい「直接」確認ができれば、安心して外注先として選べるでしょう。

「短期間で」「絶対に」成果が出ると言ってこないか

SEO対策の企業の中には、「短期間で成果を出せる!」「この方法で取り組めば、絶対に成果を出せる!」というように成果が出せることを断定する企業があります。

しかしSEO対策では、「短期間で」「絶対に」成果を出せることは、絶対にありません。成果が出せることを断定する企業は「嘘つき」であるため、外注しないほうが無難です。

SEO対策で確実に成果を出せると言い切れない理由は、以下の2点です。

  • Googleは検索順位を決めるロジックを全て公表しているわけではなく、また検索順位決めにはAI(人工知能)が使われているため、あるキーワードで必ず上位表示を獲得するための方法は、誰にも分からないため
  • 検索順位は他のサイトとの相対評価で決まるため

検索エンジンのシェアの大半を占めるGoogleは、どのようなサイトが上位表示を獲得しやすいかの概要は公表しているものの、検索順位を決める具体的なロジックを全て公表しているわけではありません。そのため、SEO対策を施したからといって「絶対に」成果が出ると言い切ることはできません。

また検索順位は、他のサイトとの「相対評価」で決まります。相対評価とは、何かと何かを比較して、評価することです。あるキーワードで検索された際に、自社サイトと他のサイトが比較されて、より検索キーワードに対して合致する質の高いサイトが上位表示されます。つまり、他のサイトの「力」が強いか弱いかによって上位表示できるかが左右されるため、自社サイトにSEO対策を施したからといって絶対に成果が出るとは言い切れないのです。

そしてSEO対策は中長期的に取り組まないと、基本的に成果を出せません。SEO対策を始めてから1週間や1ヶ月などの短期間で十分な成果を得られることは基本的にないため、「短期間で成果を出せる!」と言い張る企業は嘘をついています。そのような企業には決して外注しないようにしましょう。

被リンクの提供を提案してこないか

SEO対策の支援を行っている企業の中には、被リンクの提供(外部SEO)をメインでサービス展開を行っている企業があります。しかし被リンクの提供を提案してくる企業には要注意です。

ここまでに何度かお伝えしたように、被リンクは「自然に張られたもの」でないといけません。業者が用意したサイトから自社サイトに対して恣意的に張られたリンクでは何も効果がないだけでなく、場合によってはGoogleからペナルティを受けて、サイトが検索圏外に飛ばされてしまうリスクがあります。

業者が用意したサイトからリンクを張ってもらうことを、「業者からリンクを購入する」といいます。リンクを購入するのが良くないとわかっていても、業者から言葉巧みに説得されて、リンクを購入してしまう企業は案外多いものです。

被リンクの提供を提案してくる業者は、以下のような言葉をかけてくるでしょう。

  • 「IPアドレス分散しているから、恣意的なリンクであることはGoogleにバレません!」
  • 「被リンク数が増えるとサイトが検索上位表示されやすくなるから、多くの企業が被リンク数を増やすために弊社の被リンク提供サービスを活用しています!」

SEO対策に関するある程度の知見がないと、「業者の嘘」を見抜くことは難しいです。そのため、「被リンクの提供を提案してくる企業には外注しない」と決めてしまうのも一つの手です。

費用が相場とかけ離れていないか

提示された費用が、相場とかけ離れている場合は要注意です。

対策内容の割に費用が高すぎる場合はもちろん問題ですが、安すぎる場合も問題です。費用が安すぎると、以下のようなことが発生するかもしれません。

  • 期待した内容の対策をしてくれない。その結果、全く成果が出ない
  • 顧客対応が雑で、成果を出すために頑張る姿勢を全く見せてくれない
  • 対策を始めてから「サイトに問題があり、今すぐ直す必要があります!」などといって、追加費用を要求してくる

SEO対策は、中長期的にしっかり時間と労力をかけて取り組み続けないと成果を出せない施策です。短期的に楽して成果を出せる施策ではないため、質の高い業者は必ず適正価格でサービスを提供しています。例えば1記事の作成にかかる費用が3千円といった安い金額の場合、成果につながる質の高い記事が作成されることはほぼありません。

本記事でも「SEO対策の費用」のパートで、外注パターンごとの費用相場をお伝えしましたが、サイトの状況や具体的な対策内容によって費用は大幅に増減します。そのため必ず相見積もりを取り、「自社のこのケースの場合、費用相場はどれくらいか」といったことを理解したうえで、予算の範囲内で、適正価格でサービス提供している業者に外注するようにしましょう。

担当営業・コンサルタントの力量が高いか

どれだけ実績があり信頼できる業者だったとしても、担当営業・コンサルタントの力量が低ければ、外注しても期待した対策を行ってくれなかったり、成果を出せないかもしれません。

月額固定型の支払い方式で、数ヶ月にわたり継続的にSEO対策の支援を依頼すると、多くの場合専任のコンサルタントがつきます。このコンサルタントは、サービス説明を受けた営業がそのまま担当することもあれば、別の人が担当することもあります。

「こうすれば成果が出るのでは?」という仮説を外注先が立てて、施策を進めていくにあたり「PDCA」を回すことが重要です。いきなり完璧な施策を打てるわけではないため、改善しながら施策の精度を上げていく必要がありますが、担当営業・コンサルタントの力量が低いと、以下のような問題が発生するかもしれません。

  • マニュアル通りに施策を進めるだけで、状況に応じて改善施策を打つといった工夫をしてくれない
  • そもそもの戦略や方向性が間違った状態で施策が進んでしまい、一向に成果が出ない
  • チャットやメールでやり取りしている際に返信が遅く、コミュニケーションが取りづらい

施策の質は、どうしても担当営業・コンサルタントの力量に左右されます。そのため以下の4点を確認し、納得をしたうえで依頼するようにしましょう。

  • 過去に何件のクライアントの支援をしてきたか
  • 支援の結果、どのような成果を出してきたか
  • 役職
  • SEO対策支援の年数など、経歴

施策を進めていく中で担当営業・コンサルタントの力量の低さが露骨に表れた場合、担当者を変えてもらうなどのアクションを起こすのも良いでしょう。

実際にテストで依頼してみて、サービス品質が高いか

本格的な依頼の前に、まずは「テスト」で依頼してみて、サービスの品質を確認するのもおすすめです。

どれだけ実績が豊富で有名な企業だったとしても、自社との相性や、期待した仕事をしてくれるかといった点については、実際に依頼をしてみないとわからない部分が多いです。そのため契約期間や費用をできるだけ抑えて、まずはテストで依頼できないか聞いてみましょう。

テストで依頼してみてサービスの品質に満足できれば、その後本格的に依頼をすると良いです。テストでの依頼を受けていない企業も多いですが、だからといって品質が低かったり、信頼できない企業であるというわけでない点は理解しておきましょう。

テストで依頼をすることで、具体的に以下のようなことを確認できます。

  • チャットやメールで連絡を取る際の、返信の早さやコミュニケーションの丁寧さ
  • 担当営業・コンサルタントの力量
  • SEO対策の実施にあたり、自社内でどれくらいのリソースを要するか
  • コンテンツの質
  • SEO対策を外注することの有効性

コミュニケーションの取りやすさは、中長期的に継続してSEO対策の支援を依頼するにあたり非常に重要です。返信が遅かったり、毎回のメッセージの内容が分かりづらかったりなど、コミュニケーションが取りづらい状態が続けばうまく外注先と協力しながら進められなくなり、結果として成果を出せる確率が下がってしまいます。

また、いくら実際に作業をしてもらう前に質問をしても、担当営業・コンサルタントの力量を正確に判断することは難しいです。ベテランでも力量の低い人はいますし、むしろ新人のほうが頑張ってくれて、成果を出すために効果的な仕事をしてくれるかもしれません。このような情報は、実際に依頼をしてはじめて分かるものです。

さらに、SEO対策の実施にあたり自社内でどれくらいのリソースを要することになるかも確認しておくべきです。車内でかかるリソースを削減するために外注を活用したにもかかわらず、思ったよりリソースを要するような場合は、そもそもSEO対策の外注の活用を継続するかどうか検討したほうが良いかもしれません。

そして特にテスト依頼で確認しておくべきことは、納品される「コンテンツの質」です。どれだけコミュニケーションが丁寧で、担当者の力量の高さを感じられたとしても、肝心のコンテンツの質が低ければ話になりません。ターゲット読者のニーズを満たす質の高いコンテンツを、継続的に作成することがSEO対策成功の鍵です。

このように、テストで依頼してみることにより、はじめてわかる情報がたくさんあります。そのため可能な限り、まずはテストで依頼するようにしましょう。

SEO対策の費用・外注についてよくある質問

ここでは、SEO対策の費用・外注についてよくある質問に対しての回答をまとめています。SEO対策に関する重要な基本知識についても紹介しているため、理解することでより自信を持ってSEO対策に取り組んでいけるようになるでしょう。

Q1. 自社のみでSEO対策に取り組み、成果を出すことは可能か

可能です。

仮に自社内にSEO対策に関するノウハウが十分にない場合でも、時間や労力といったリソースを十分に注ぎ、成果を出すために本気で取り組めば、成果を出せる可能性はあります。

しかしSEO対策にリソースをあまり注げない場合は、成果を出すことが難しいです。さまざまな検索キーワードで上位表示を獲得するためには「質の高いコンテンツの作成」が欠かせませんが、一つ一つのコンテンツ作成には想像以上に時間と労力を要します。

そのため自社のみでSEO対策に取り組む場合、ノウハウはなくても基本知識だけインプットし、とりあえず始めてみて改善しながら施策の精度を上げていけば良いですが、リソースがない場合は難しいです。

自社のみでも成果を出すことは可能ですが、プロの支援を受けることで成果を出せる確率を上げられます。そのため、費用に余裕があれば積極的に外注を検討してみると良いでしょう。

Q2. SEO対策の費用対効果は高いのか

短期的には低いですが、中長期的には高いです。

SEO対策では、短期的に費用対効果が必ず低くなります。なぜかというと、SEO対策を施したサイト・ページがGoogleの検索結果に表示されるまでに、「サイト・ページをGoogleのロボットに見つけてもらい、検索結果に表示されるよう登録してもらう」必要があり、これには時間がかかるからです。

Googleのロボットはインターネット上に存在するあらゆるコンテンツを超高速で巡回していますが、巡回に来てもらう(見つけてもらう)までにある程度の時間がかかります。

そして見つけてもらった後、サイト・ページの内容を正確にGoogle上に登録してもらうまでにも時間がかかります。このようなGoogleの仕様上の理由により、サイトが検索結果で上位に表示されて、多くのアクセスを集められるようになるまでには時間がかかるのです。

SEO対策を外注する場合は、初期のうちは全く売上に結びつく成果が出ないにもかかわらず、外注費がかかるため、費用対効果はマイナスになります。しかし中長期的に質の高いコンテンツを蓄積していくことで、さまざまな検索キーワードで上位表示されるようになり、多くのアクセスを集められるようになります。その結果、費用対効果が大幅にプラスになります。

初期のうちは我慢して、取り組み続けることが重要です。そうすれば、サイトが「24時間365日、休まず働いてくれる営業マン」のように機能し、ビジネスを飛躍的に成長させられます。

Q3. プロと協力して成果を出すために、重要なポイントは何か

重要なポイントは、以下の3点です。

  • 自社の業界や事業内容、顧客など、コンテンツ作成に役立つさまざまな情報を共有する
  • 密にコミュニケーションを取り、PDCAを回しながら施策の精度を上げることに努める
  • 納期に余裕を持って依頼する

SEO対策で成果を出すためには、ターゲット読者のニーズを満たす質の高いコンテンツを、継続的に作成する必要があります。そして質の高いコンテンツを作成するためには、業界やターゲット読者について深く理解しておく必要があります。

業界やターゲット読者についての知見は、外注先よりも自社のほうが豊富に持っています。そのためコンテンツ作成に役立つさまざまな情報を共有し、外注先にも知見を蓄えてもらうと良いです。

さらに、納期に余裕を持って依頼することも重要です。「1週間以内にコンテンツを納品してほしい」と依頼するよりも、「1ヶ月以内にコンテンツを納品してほしい」と依頼したほうが、外注先も十分に時間をかけて仕事ができるため、成果物の質が高くなります。

SEO対策においては「プロに丸投げすればそれでよし」という考え方は捨てて、外注先と協力しながら進めていく必要があると理解しておきましょう。

併せて、プロに依頼する側が理解しておくべきことを以下の記事で解説していますので、ぜひお読みください。

SEO対策会社に「依頼する側」が理解しておくべき3つのこと

SEO対策にはしっかり費用をかけて、プロと一緒に取り組もう!

本記事では、SEO対策を外注した際にかかる費用について徹底解説しました。また支払い方法の種類や外注時の注意点なども解説したため、本記事の内容を理解することでSEO対策の外注前に知っておくべき情報を網羅的に理解でき、成果を出すために適切に外注を活用できるようになります。

SEO対策では、いかにして「質の高いコンテンツを継続的に作成するか」が重要です。しかし質の高いコンテンツを作成するためには、リソースをかけることはもちろん、コンテンツの企画力やライティング力などのスキルが必要になります。リソースやノウハウが自社内に不足している場合、SEO対策の取り組みを継続的に行うことが難しいと感じるでしょう。

そのような場合は、外注を活用してプロと一緒に協力しながら取り組むのがおすすめです。

弊社シンプリックは、ターゲット読者のニーズを満たす質の高いコンテンツの作成を得意としている編集プロダクションです。コンテンツ作成のスペシャリストが、「成果の出る」コンテンツ作成をサポートします。

  • SEO対策にかかる費用や外注に関する情報を、もっと詳しく知りたい
  • プロの力を借りて、何としてでもSEO対策を成功させたい
  • Web集客を強化したい

このような悩み・要望をお持ちではないでしょうか。弊社はすぐのご依頼ではなくとも、相談やSEO対策に関する質問の段階から真剣にお客様と向き合い、価値を提供します。現時点で少しでもSEO対策について専門家の力を借りることに興味がある、また聞いてみたいことがあるという場合は、ぜひ一度ご相談ください。

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